【剣道】20人制で接戦制し、今年も関関戦勝利!

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◇第41回総合関関戦本戦2日目◇対関学大◇6月16日◇関西大学中央体育館サブアリーナB◇

【試合結果】
[勝者数]関大5−5関学大(10引き分け)
[勝本数]関大8−7関学大

今年も大接戦、大盛り上がりとなった総合関関戦の勝敗の行方は20人目の大将戦までもつれ込んだ。大将・川上晃司主将(文4)が1本負けを喫するもわずかに勝本数1本差で関大に軍配が上がった。

最初の5試合は女子による戦い。先鋒・岡田光生(人3)は引きメンを連発し、気迫で相手を圧倒するも決め手を欠き引き分けとなる。続いた林穂乃花(安全3)、岩井花(文4)、森本絵美(社4)、上田渚(商4)も0−0で終わり、格上関学大の女子チームから1本も取られることなく、男子につなげた。

男子1人目の廣崎拓真(商1)は1年生ながら、勢いのある剣道でメンの1本勝ちを収めた。2人目の姜寧漢(かん・よんはん=法1)も2本勝ちで関大が流れをつかむ。4人目の二神大也(法3)も相メンで1本を取り、勢いに乗ると続けてコテで2本勝ち。8人目9人目で2本負けを喫するも、男女15人終了時点で4勝2敗と関大が1歩リードを守る。

ラスト5人となり、西藤一将(文4)は引き分けとなるが、藤本怜(安全3)と若山祐也(人3)がともに1本負け。副将戦と大将戦を残し4勝4敗と関学大に詰め寄られる。副将戦に登場したのは岡本健吾(法4)。関西学生個人3位の実力者は、初太刀で渾身(こんしん)のコテを決めると、そのまま守りきり価値ある1勝を手にした。

2本負けをしない限り関大の勝利が決まる大将戦。川上主将が満を持してコートに踏み入れる。普段は拍手だけの応援がルールだが、この接戦を前に両校の声援は熱を増す。しかし、「この前の試合で僕が負けて関大が負けたので、少し逃げ腰になった」(川上主将)。じっくり攻める川上に対して攻撃的な相手が徐々に攻め寄り、メンを入れられた。取り返したいところだっただが、時間切れとなり1本負け。結果勝者数は5−5で並ぶも、わずかに取得本数1本差で関大が今年も勝利を手にした。

いつもの男子7人制女子5人制の団体戦とは違い、20人戦で行う総合関関戦では、個人の力だけでなく、チーム力が試される。総合関関戦の独特な空気の中でチーム一丸となって戦いつかんだ白星。今日の勝利は必ずこの先の全日個人、関西団体での勝利につながるはずだ。【文:西井奈帆・勝部真穂/写真:高木満里絵】

▼川上主将
「関関戦は夏までにある最後の試合なので、勝ちしか考えてなかった。もう少し余裕で勝つと思っていました。勝因は1年生から4年生までチーム力が上がったこと。技術は(関学大と)あまり変わらないが、1本差で勝てたのはチーム力の差だと思う。廣崎はまだ1回生だがずっと勝っているし、来年、再来年と注目される選手になると思う。二神など、3回生も最近芽が出てきて良かった。姜は昨日メンバー入りが決まったばかりだが、よく調整してくれた。2本勝ちしてくれて、姜を選んで良かった。前半で勝って、後半崩れて負けていくのが関大の負けパターンで悪いところだが、今日はよくつなげれた。いつもなら僕が1本取ったら勝ちだから勝ちに行くと思ったが、この前の試合で僕が負けて関大が負けたので、少し逃げ腰になった。それが自分の負けにつながった。7月の大会は個人戦だが、各々がしっかり調整して、4人(川上、岡本、平田陸人=文2、徳安直也=人4)の誰かが表彰台に上がればいいと思う。いや、僕が(表彰台に)上ります!」