【コラム】関関戦特別企画③監督インタビュー

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野球部は今年で100周年を迎えました。節目のシーズンとなる今季。10月24日、25日には最終節となる関学大戦(関関戦)がわかさスタジアム京都で行われます。同日・同球場では同立戦も行われるため、同じ日に同じ場所に関西を代表する4私大が集結することになりました。そこで、野球部、応援団、関大スポーツの3団体が結集し、さまざまな企画やコラボレーションで盛り上げています。その企画の1つが関大スポーツが全4回にわたってお送りするインタビュー企画です。第3回は監督インタビューです。昨秋に野球部を19年ぶりの優勝に導いた早瀬万豊監督にチーム、そして、関関戦について話していただきました。

 

■チームというのは生き物です。難しさとやりがいを交錯させながらここまでやってきました。(早瀬監督)

 

就任2年。ここまでを振り返っていただいていかがですか

 

早瀬監督 昨年、1月1日付で母校に帰ってきて4シーズン目を迎えました。4回生は毎年卒業していくわけで、チームというのは生き物です。チームが変わっていくというのは野球経験の中で感じてきましたが、学生野球に指導的立場で関わるのは初めてです。新鮮な気持ちでここまでやらせてもらっています。ただ、難しさとやりがいを交錯させながらここまでやってきました。

 

難しいと感じられるのはどのような部分ですか

 

早瀬監督 やはり、学生にとっては、これから社会に出る1番大事な時期です。学業にも取り組んで、多くのことを学んで卒業してもらうことが大事です。そのバックアップや手助けとして何ができるか。それが難しさであり、逆にやりがいを感じている部分でもあります。私は関西大学を卒業してから社会人野球を経験しました。一般企業の一社員として、大学の4年間は非常に大事な時期だというのを後から振り返っても思います。そこに携われているのは責任とやりがいを感じます。スポーツを通じて私自身も非常に大事なことを学んできました。

 

大事なこととはどういったころですか

 

早瀬監督 チームプレーです。組織の一員として自分の置かれている立場や持ち場があるので、そこを大事にして、感じたり考えたりしながら取り組んでほしいというのはありますね。みんな「レギュラーになりたい」、「野球が好きで少しでも上手くなりたい」と思って取り組んでいるはずです。ただ、結果としてレギュラーになれないものが出てくるのもスポーツの世界です。その中で何を学べるかというのが大事なことです。

 

チームのプレーを引っ張る主将兼学生コーチの石丸さんは早瀬監督から見てどのような人物ですか

 

非常に気のある人物です。プレーヤーとしてはチームに貢献できない中でもやってくれるという期待感のもとにキャプテンを務めてきてもらいました。レギュラーの中から主将を出すのが普通のチームですが、その中でも石丸が1番というように判断しました。野球部は大人数で、なかなか思うようにならないことも多い中で、彼はすごく成長したと思うし、(主将に選んで)正解だったなと思っています。自分よりも周りへの気遣いができて、人一倍(物事を)感じることができるキャプテンだと思います。

 

試合に出場する選手たちについてはどのように感じていますか

 

本当に必死で、全力で、最後まで取り組む姿は立派だと思います。よくここまで戦ってきてくれたと思いますし、全力を尽くしてくれてここまでは来られたかなと思います。

 

■チームプレーで勝負していくチームです。ベンチに入っていても、試合に出ていなくても、一緒になって思い切り野球をやってくれたらなと思います(早瀬監督)

 

ご自身のさい配についてはいかがですか

 

本当に誰にでも(活躍できる)可能性があると思って、相手を見ながら期待できる選手を起用してきました。確率の高い選手を起用できるか。ここまで軸になるクリーンアップを固定できなかったのは私の至らないところです。本当は固定したレギュラーでシーズンを通せたら1番安定感はありますが、そのようなチームではないので。

 

では、関大はどのようなチームだとお考えですか

 

飛び抜けた選手はいないので、チームプレーと総合力で勝負していくチームです。また、野球部の外部からも昨年からバックアップしていただいたり、力を貸していただいたりして、チーム関大、オール関大というのを感じています。周りから声をかけてくださったり応援してくださったりして心強いです。チームの力になっていると感じます。

 

オール関大で挑む関関戦。選手たちに期待するプレーは

 

最後の公式戦です。今までやってきたことを思いも含めてしっかり出して、最後まで野球をやってもらえたらなと。4回生の多くは野球をするのが最後になると思うので、ベンチに入っていても、試合に出ていなくても、4回生は一緒になって思い切り野球をやってくれたらなと思います。

 

対戦相手の関学大は早瀬監督にとってどのような存在ですか

 

私が現役のころはスマートな野球をやっていた印象です。今は非常に力をつけて、良い選手もいますし手強いです。勝利がどっちに転んでもおかしくないようなチームになっています。

 

では最後に、関関戦に向けての意気込みを教えてください

 

良い意味で意識する大学なのは間違いないと思います。これからもそういう意識は持ち続けた方が良いと思いますし、関大は負けないように戦っていかないといけないです。粘りを見せて、勝ち点を挙げたいと思います。

 

(構成:浦野亮太)

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