【アイスホッケー】今年も快勝を収めるも、得点力は課題に。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇第41回総合関関戦本戦1日目◇対関学大◇6月15日◇関西大学たかつきアイスアリーナ◇
【第1P】関大1-0関学大
【第2P】関大4-0関学大
【第3P】関大0-0関学大
【試合終了】関大5-0関学大

今年も総合関関戦で両校のプライドを懸けた一戦が始まる。本戦1日目に行われたアイスホッケーは関西では負け知らずの貫禄を見せつけ、関学大をシャットアウト。しかし、最低目標の「1P2得点以上無失点」を達成できず、スタッフ、選手ともに納得できる試合内容とはならなかった。

第1ピリオド(P)、開始32秒早速ゴールを奪ったのは第1セットのFWロウラー和輝(商2)。相手パックを中盤で奪うと、そのままゴール前に運び正面からシュートした。開始早々のゴールで勢いづいたかと思われたが、「流れもあまり良くなかった」(FW香田悠匠主将=人4)。FW小竹凌(商4)とDF工藤雅基(経2)の連携パスで相手DF
を突破するもシュートならず。決め手に欠ける時間が続いた。結局19本のシュートを放つも、得点ははじめの1点のみとなり、苦しい立ち上がりとなった。

第1Pでの悪い流れを断ち切りたい第2P。開始2分で訪れたパワープレーの時間を活かした。ロウラー、FW三浦詰平(人3)のアシストからDF安田歩実(人4)がブルーライン付近からロングシュートを放つ。相手GKの隙間を縫ったパックは見事にネットを捉えた。その7分後にも、DF廣瀬雅貴(情4)がシュートに持ち込み、こぼれたパックをFW高橋佑萌(人1)がすかさず押し込み追加点を挙げた。続けざまに12分、FW瀧本風斗(情2)がパックを保持したままゴール裏へ回り込みそのままネットに押し込んだ。その2分後にも相手GKが前に出た隙を狙い、FW小竹が冷静にゴール右端に決めた。第2Pで一気に4得点を挙げ、関大のホッケーを取り戻した

しかし、迎えた最終P。「やっぱり最後まで勢いを持った攻撃をできなかった」(大迫敬二郎コーチ)。さらに得点を重ねるべき最後の20分でゴールネットを揺らすことはなかった。パスミスから相手に攻撃のチャンスを与えるなど、第2Pのような攻めができない。パワープレーなど度々チャンスもあったが、「(第2Pで)点差が開いたからこそ変に自分たちに余裕ができてしまって軽いプレーが見えた」と香田主将は振り返った。

普段出場機会の少ない4年生GKの出場し、失点することなく試合を終えた。総合関関戦に勝利で貢献したアイスホッケー部だが、この一戦での課題をカンフル剤にさらなる高みを目指す。【文:西井奈帆/写真:野村沙永】
▼大迫コーチ
「1Pがすごく悪かったので、どんな試合でもスタートとかっていうのはゲームを大きく左右するので、改めて選手にはそういう意識を持たせないといけないなと、課題のところを伝えた。(総合関関戦に関して)過去ずっと(総合で)負け続けているので、やっぱり総合で勝てるようにしたいという思いもあるし、その1つとしてうちの部がちゃんと勝ちを収めるというのは大きく響いてくるのかなと。そこは見据えて戦ってはいる。(主力陣の得点力不足について)やっぱり1Pが機能していなかったので、その点でやっぱり三浦が決められなかったというのもある。そこからずるずる2P3Pうまく自分の勢いを持っていけてなかったていうのはありますし。あと、もっと三浦も香田も多少距離があっても点を取る力がないのでそこは詰めていかないといけない。(最終Pが無得点ということについて)1Pの課題を2Pで直すのがやっとで、それで勢いに乗ったけどやっぱり最後まで勢いを持った攻撃とかをできなかった。やっぱりまだまだ波があるので、常時2Pぐらいのプレーができるようにしないとまだまだレベルアップはしていかないかなと。(今日は4年生のGKが出場されていましたが)最後の総合関関戦ということもあるしチーム全員で勝ちたいというのもありましたし、ゲームの展開見て少しでもチャンスをあげられたらなと。普段からあの2人はなかなかチャンスがない中でも頑張ってやっているのでそういう意味も込めてチャンスを準備したという感じです。(明日は最近接戦が多い同大との関西CUP決勝戦ですが)特別何かするというわけでもないですが、これまで守りが良くなかったので、明日は特に守りも意識しつつちゃんと決めるようにしてもう少し優位に展開できるようにしたい。明日もあるのでしっかりクールダウンして明日に備えるようには言いました」

▼香田主将
「今日は序盤からスタッフに言われているホッケーができていなかったから1点しか入らなくて流れもあまり良くなかったので、それを1Pから継続できたらもっと点数入って楽な試合できたんじゃないかと感じている。(総合関関戦について)いつも通りというかリーグ戦でも関学とやっていて、10日にも関学とやっているので、関関戦だからって張り切りすぎずいつも通り自分たちのホッケーで圧倒しようという感じだった。(今日のスコアについて)2Pで4点取っても3Pで0点というのは最悪で、最低でも6ー0取らないといけないので、1P2点3Pが2点取れていたら、8点取れるしチャンスもあったので決め切れたらもっと自分たちが掲げている目標が達成できると思う。3Pはターンオーバーが多くて攻め出しがうまくいかない場面が多かったので、そのターンオーバーをもっともっと気をつけてプレッシャーをかけ続けたら自分たちのやりやすいホッケー展開にできたと思う。(第2Pで)点差が開いたからこそ変に自分たちに余裕ができてしまって軽いプレーが見えた。2Pのままホッケーを変えなかったら0は無かったんじゃないかなと、やってて思った。(4年生GKの出場について)中村(DF中村優介=社4)と鈴木(FW鈴木大貴=人4)はけがで出れていなけど、他の同期全員が出て戦えたというのは本当幸せでした。楽しい。(あすの同大戦について)今年の同志社はいいメンバーが入ってそこそこ強いけど自分たちのホッケーだと圧倒できる相手なので今日の反省生かして、切り替えて1Pからプレッシャーかけて6ー0で勝ちます」