【バスケットボール】昨年のリベンジ果たせず、総合関関戦黒星

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◇第41回総合関関戦本戦◇6月15日◇関西大学東体育館メインアリーナ◇

【第1Q】関大16-23関学大
【第2Q】関大9-21関学大
【第3Q】関大15-19関学大
【第4Q】関大15-18関学大
【試合終了】関大55-81関学大

残り時間9秒で逆転を許し、1点差に泣いた総合関関戦から1年。リベンジを懸け今年はホームで関学大を迎え撃つも、1部相手に序盤から苦しめられる。後半に巻き返しを図ったものの、遅すぎた反撃はむなしく、20点差以上をつけられ大敗した。

大勢の観客がつめかけ試合がスタート。「いろんな人が応援に来てくれてこういう環境でできることはほとんどないのですごい嬉しかった」(森山奈美主将=商4)。開始20秒、リバウンドを古金谷郁美(文4)が沈めると、先制に成功する。しかし、積極的にスティールやリバウンドを取られ、あっという間にペースを握られる展開に。相手のインサイドの固い守りにも阻まれ、第1Qを16—23で終える。


△古金谷

第2Q。相手ゴールでゲームが再開すると、完全に流れを持っていかれる。「味方にボール散らして攻めていかすようにっていう指示を意識しすぎて、自分が攻めに行くっていうのを二の次にしてしまった」(森山)。シュートがリングに嫌われると、フリースローも決まらず着実に点差を離される。小幡美乃理(文3)のスリーポイント、山中萌(法3)のタフショットで必死に食らいつくも、わずか9点に抑えられ、約20点差で後半戦へ。


△小幡


△山中

少しでも点差を縮めたい第3Q、ルーキー・永田舞(安全1)が積極的に攻め込んで行く。西日本学生で課題となった「自分から崩して攻めていく」バスケ。しかし、「意識しすぎて他の4人の動きが被ってしまって逆にそれでちょっと流れが悪くなってる」と、連携が取れず、なかなかシュートが決まらない。終了間際、小幡がスティールからレイアップシュートを決めるもすぐさまスリーポイントを返され、さらにリードを広げられる。


△永田

迎えた最終Q。森山がリバウンドにスリーポイントにと、少しずつ調子を取り戻すが、開きすぎた点差を埋めるには遅すぎた。新井夕佳(人2)が速攻を決めバスケットカウントを奪うも、ここで試合終了。55—81。総合関関戦本戦のスタートを白星で飾ることはできなかった。


△森山


△新井

この後行われた男子が関学大に惜敗。これによりバスケットボール部として2年連続の総合関関戦勝利は叶わなかった。「キャプテンとして、エースとして、いつも決まっているシュートが決まらないっていうのは絶対に勝てない」。試合後、森山主将は悔しさをにじませた。しかし、「今日はどんどんドリブルから中に向かっていくプレーっていうのが出てた」と、プラス面ものぞかせる。西日本学生が終わり、見つかった課題、その後臨んだ関関戦。関大女バスが次に見据えるのは大阪学生、そして秋のリーグ戦だ。「全員がやること徹底してその上で自分の考えとかを足していければもっと良くなる」(森山)。下は向かない。ただ前だけを見つめ、一歩ずつ確かな足跡を残す。【文:高木満里絵/写真:宮西美紅、金田侑香璃、中西愛】

▼森山主将
「いろんな人が応援に来てくれてこういう環境でできることはほとんどないのですごい嬉しかったっていうのと、やっぱり勝ちたかったっていう思いがありますね。監督から、秋のリーグ戦に向けて味方にボール散らして攻めていかすようにって言われてたんですけど、それを意識しすぎて自分が攻めに行くっていうのを二の次にしてしまって。でも結局自分がシュート打つってなった時に準備ができてなくて、いつも入るシュートが全部外れてしまって。結果的に、監督からああいうシュート、キャプテンとして、エースとしていつも決まっているシュートが決まらないっていうのは絶対に勝てないからああいうゲームをするのは良くないっていう風に言われて。でも、自分の中で、秋の一番大切な大会じゃなくて良かった、課題が今わかって良かったかなとは思います。西日本が終わってからチームとしてもっと全員で強い気持ち持って攻めに行くっていうのを課題として言ってたんですけど、今日はみんなそれを意識できていて、でもいつもやってるプレーじゃなくて自分から崩して攻めに行くっていうのを意識しすぎて他の4人の動きが被ってしまって、逆にそれでちょっと流れが悪くなってる部分もあったので。それをもっとチーム内でコミュニケーションとって合わせていければ、全員が攻めて行くっていう意識はどんどん出て来てると思うのでもっといいオフェンスができるなって思います。全員がちょっと意識してやろう、頑張ろうって思いすぎて、あれいつもこういう動きしてないのにっていうのでバッティングしてしまったりしたかなと。でも、今までは結構負けてたり厳しい試合だとパスばっかりになって外からのシュート、何も崩さずに外から打つシュートっていうのが多かったんですけど、今日はどんどんドリブルから中に向かっていくプレーっていうのが出てた。それが入れば、自分たちにとっても一歩成長してるかなっていう気持ちになると思います。そういうプレーは今まで全然なかったので。今までは、自分が全部切って行って、パス出して、っていうのが多かったんですけど、今日はそれを全員でできてて、すごい成長していけてる。いろんな人が起点になって攻めれてるっていうのは良かったかなと思います。(大阪学生に向けては)試合に出ている人もベンチにいる人も、チームでやろうとしていることを徹底して、コートの中で表現するっていうのをもっと練習中から意識してやっていけば、試合中に動きが被ったりすることもなくなるかなと。うまくオフェンスが噛み合って、いい連携が取れたら、もっといいオフェンスになると思うので。全員が考えてることが違ったらバラバラになっちゃうんで、そこを一つにして、全員がやること徹底して、その上で自分の考えとかを足していければもっと良くなると思う。それをチーム内でも意識していこうと思います」