【アイスホッケー】瀧本がハットトリックを達成!決勝進出決める。

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◇第67回関西学生氷上選手権大会対関学大◇6月10日◇関西大学たかつきアイスアリーナ◇
【第1P】関大3-1関学大
【第2P】関大1-0関学大
【第3P】関大2-0関学大
【試合終了】関大6-1関学大

関西インカレ準決勝の相手は関西CUPでも相まみえた関学大だった。第1ピリオド(P)に失点したが、その後は攻撃で圧倒し難なく決勝へと駒を進めた。

好機はいきなり訪れた。開始から相手陣地に攻め込むと1分。FW瀧本風斗(情2)がゴール前までパックを運びGKとの1対1を制し、先制点を奪った。

再びチャンスがやってきたのは5分だった。FW香田悠匠主将(人4)からFWロウラー和輝(商2)がパスを受けるとシュート。最後はFW三浦詰平(人3)がパックの向きを変え第1セットの3人で追加点を獲得した。

さらに、中盤には、「パワープレーで得点できたのは良かった」と大迫コーチ。DF高井優希(社2)、香田、DF安田歩実(人4)と看板セットで3点目を奪った。しかし、無失点のまま終わりたかったが11分に失点を許してしまう。

続く、第2P開始早々、先制点を奪った瀧本がゴール前の混戦状態でパックをゴールに押し込み追加点を挙げた。しかし、香田主将が「失点で流れを悪くしてしまった」と振り返ったように、リズムをつかむことができず20本のシュートを放ちながらも1得点しか奪えなかった。

最終Pは9分にキルプレーの時間帯が訪れるが何とかしのぐ。すると、12分に第4セットのFW田嶋聖樹(文4)がゴール裏からの瀧本のパスに素早く反応。スティックを振りぬくとパックはゴールへと吸い込まれ、選手たちは歓喜の輪に包まれた。このゴールは田嶋の上位3大学(立命大・同大・関学大)相手では初得点となり「素直にうれしい」と振り返った。

さらに、その3分後には田嶋のゴールをアシストした瀧本が再びキーパーとの1対1で相手を揺さぶりこの日3点目となるゴールを決めた。その後は両チーム無得点のまま試合終了。失点はあったものの危なげなく決勝戦へ駒を進めた。

瀧本がハットトリックを達成するなど攻撃では圧倒したが、選手、コーチともに「守備が課題」と満足することはない。決勝に向け「無失点で圧倒したい」と香田主将。関西CUP決勝で勝利した同大を下し、必ず関西の頂点をつかみ取る。【文:奥井健太/写真:水上壮平】

▼大迫コーチ
「うちが本来もっと求めているような展開の速さとかはなかったかなというゲームだった。(第1Pは早い段階で得点を奪ったが)スコアリングチャンスちゃんと決めるという点はもちろん評価はしたいなって思うんですけど、ただ別にうちが特別何か良くてスコアリングチャンスが生まれて決めたかって言ったらそういうわけじゃなくてゆっくりしたゲームのスタートだった。それで生まれたチャンスであって、うちがなんかすごいいいパフォーマンスをして決めたっていう点ではないのであんまりそこは勘違いしないようにはしないといけないなと思っている。(失点に関しては)常々言っているのはフォアチェック。守りになってもちゃんと足を動かしてプレッシャーにいくという所ができていなかった。やっぱり相手が常にどこで張ろうがやることは統一してどの試合でもやれるようにしていかないといけない。(収穫は)スタートのちゃんとチャンスを決めたというのは1ついいのかなとは思う。後は、パワープレーで得点できた最初の形は良かったかなと。ただ2回、3回ある中でコンスタントにいい形作れているわけではないのでもっともっと質を上げて行く必要はあると思う。(課題は)失点したフォアチェックとかDゾーンでの守り方とか課題は大きいなと思います。(決勝に向けて)フォアチェックをしっかりやっていって、Dゾーン。守りをしっかりやる。終始頭をしっかり動かして今日もそうですけど、スコアリングチャンスを決められるようにしていけるようにしたい」

▼香田主将
「(試合を振り返って)序盤はけっこういいスタートだったんですけど、向こうに攻められた時に守りが味方のコミュニケーションが全然取れていなくて相手に好きなようにやられて失点したという形だった。あれはコミュニケーションとったら全然防げる失点だったのからそれがなかったらもっといい流れで第2Pも進めたんじゃないかなっていう風に思います。(先制したがその後失点)あれが流れ悪かったというか、そこからあまりいい流れで自分たちのホッケーが出来ていなかった。あれも全然防げる失点だったので、次の関関戦ではあんなくだらないミスを無くして、終盤まで全部3点ぐらい取れるホッケーをしないといけないと思う。(収穫は)4つ目の田嶋がポイントポイントで、今日2つ目とかに出るようになって、普段はあんまり試合に出れてないんですけどポイントで出た時に今日たまたま得点することができた。それがベンチの雰囲気もすごく良かったし、田嶋を入れることによってすごいチーム全体が盛り上がったので、そういう普段あまり出れない選手とか活躍してくれるとすごいチームの流れが良くなる。それが今日全体通して良かったかなという点ですね。(課題は)守り。攻めだしもそうなんですけど、すこし攻められたときに慌てて味方同士のコミュニケーション不足で相手に好きなようにやられるっていうのが今後の課題。もっと誰がどこにつくのかとかどういうときにプレッシャーをかけるのかというのを練習からワンプレーワンプレー声かけないとやっぱり意識できない部分も見てて思った。そこはセット同士もそうだけど、見てる他のセットももっと声をかけすることが大事だなと思う。(決勝に向けて)スタートから今日みたいにいい流れで点数を取る。守りが課題なので慌てずにコミュニケーションとったら全然無失点で抑えられる相手なので無失点で大量得点で圧倒したい」

▼田嶋
「今日のゴールは自分自身出場機会が少ない中で、与えられたチャンスの中で自分らしいプレーをして何かしら結果を残すことでアピールにつながるかなと思った。下のセットの選手にも一緒に頑張ってきているので希望を与えられるプレーをしたいなと思っていた。(ゴールシーンを振り返って)瀧本からいいパスが来て、ほんとにあそこしか空いていないコースだったんですけど瀧本のパスがすごく良かったです。後、小竹凌(商4)のフォアチェックと。同じセットの選手のおかげで決めることができた。(得点は)関同立相手では初得点で、今回のトーナメントでも初得点。自分自身もすごいうれしかった。(チームとして)なかなか点数が入らなくてちょっとリズムつかめてない中だった。自分がそこでチャンスをもらってチームに勢いを与えられたらいいなと思っていたので足を動かしてひたすらゴールに向かうということを意識してやっていました。(収穫は)途中出場で足が重かったんですけど日頃からウエートトレーニングやったりトレーナーの方とアップしたりしていたので身体づくりができていて、途中からでもしっかり足動かすことができていい状態で試合に臨めた。(課題は)自分自身もっとパワーアップしないといけない。身体作りをしっかりしていきたい。(チームとしての)課題は、立ち上がりは良いけど2ピリで勢いが落ちてしまうところがあるので1ピリの勢いを2ピリ3ピリって継続して、関西で続けていくことでインカレ優勝にもにつながるかなと思う。今少しずつ良くなってきているのがフォアチェックとアタッキングゾーンへのエントリーなんですけどそこの質をもっと高めて、月末の明治戦に活かしていきたい。(決勝に向けて)数少ないチャンスだと思うんですけど自分自身、しっかり結果を残して存在感出していけたらと思う」

▼瀧本
「今日は個人的にすごい足が動いていたので、足を使った攻撃に重きを置いて臨んだ。(ゴールシーンを振り返って)1点目はゴール前で1対1になって相手のディフェンスがパックしか見ていなかったのでチャレンジして抜きに行ったんですけど、それがうまくいった。抜いた後もちゃんとキーパーを見れていて、キーパーが正対して座っていたので、ハイショット打って上手く決めることができた。2点目はスロットっていうゴール前のいいところでパック貰えて、思い切りシュートを振りぬいたのがいいところに決まってくれた。あれはパス出してくれた人に感謝。3点目はパック前に出して足を動かしてキーパーと1対1になったんですけど完全にもうスピードがついていたのでそのまま抜きに行こうと思った。抜いたら逆に正対してくれてフェイントに引っかかってくれたので良かった。(アシストに関して)変わって入ってくれたばかりの田嶋さんがいいところにフリーになってくれていたのでこれ出すしかないなと思った。田嶋さんが結果を残してくださったので、感謝したい。田嶋さんのシュートがすごかった。(収穫は)点数とかアシストは個人的に重ねられていた。セットとしてもパスを出してくれた仲間に感謝しているんですけど、やっぱり1ピリの失点がチームの勢いを殺してしまった。そこは一つの課題。失点しないようにいかにコミュニケーションを取っていかにディフェンス能力を上げるか。(初めの得点でチームが勢いづいた)それは良かった。そこで決められるか決められないかでチームが波に乗れるかどうかの瀬戸際なのでそこで決められたのはチームを勢いづかせたと思いますし個人的にもチーム的にも良かったと思う。(チームとして悪かったのは)ディフェンスのマークがコミュニケーション不足でバラバラになっていたところが2、3セット目にあって、そこで失点してしまった。自分も含めて球持ちが長かったのでパッ離してもっと楽にプレー出来たら。(個人として良かったところ)決めるべきところで決められてチームに勢いづかされたと思う。(課題は)守備。(決勝に向けて)試合前のアップからもう試合は始まっていると思うのでそこから試合を意識してちゃんと足が動くようにアップしてどんどん足動かして点数決めて、チームを勢いづかせればいいかなと思う。決めるべきところで決めたい」