【陸上競技】男子駅伝、6位で全日本逃す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇第50回全日本大学駅伝対校選手権記念大会関西学連出場大学選考会◇6月10日◇西京極総合運動公園陸上競技場◇

【試合結果】
関大 6位 4:12:06:43

今年もやってきた予選会。毎年、関西の上位12大学が伊勢路を夢見て争いを繰り広げる。伊勢への挑戦権は「3」。昨年4位とあと1歩で逃した13度目の全日本へ雨中の西京極を駆けた。

各大学10名が出場し、上位8名の総合記録で各大学の順位が決まる今大会。チームに勢いをつけたい第1組に出場したのは小柳太郎(人3)と上田敦也(人4)の2人だ。第2集団につけレースを進めたが、徐々に離される。両者とも32分台でのフィニッシュとなった。続く第2組は笹部力(つとむ=社3)が自己ベストを記録し、組で8着と快走を見せると、前田颯真(法1)も先頭集団後方につけるなど、力走を見せチームを鼓舞する。藤家大介(人3)も32分を切り、好走した。

第2組終了時点で4位につけ、応援の熱も一層熱くなる。だが、第3組は一転して苦戦を強いられる。西條功一(法4)が、レース序盤から集団に追いつけない。その後も後方から順位を上げることができず全体で25着と苦しい走りに。自己ベストは30分台の中村裕介(シス理4)も自分の走りを見せる事はできず、記録は伸びなかった。

追い詰められ迎えた最終組。関大は大逆転での出場へ向け、強豪・報徳学園高出身の石森海晴(商2)、平田佳祐(法2)の2年生コンビと、長距離でパート長を務める土肥祐貴(化生4)にすべてを託した。土肥は序盤から先頭集団に食らいつく。出場選手全体で4位となる30分10秒72と素晴らしい走りでチームを引っ張る。石森もレース序盤は先頭集団をけん引。後半にペースダウンこそしたが30分台でゴールし、力走した。平田は雨の影響か思うような走りが見えない。最後は力を振り絞りゴールしたが、30分台中盤の持ちタイムからすると厳しいレースとなった。

雨中の中での激戦は6位に終わり、「悔しい結果」(土肥)と、肩を落とした。また、「けが人も多くてベストメンバーを組めなかった」(武田夏実駅伝監督)。草野魁叶(環都4)など昨年の丹後大学駅伝にも出場したメンバーが欠場した。主将もけが人防止対策の強化を課題に語った。「(丹後大学駅伝で)リベンジできたと言えるようにやっていきたい」(土肥)、「来年の今日は確実に3番以内に入っていけるようにしたい」(武田駅伝監督)。西京極での悔しさを胸に。秋、そして来年への戦いはすでにスタートしている。【文:多田知生/写真:遠藤菜美香】

▼土肥駅伝主将
「目標とはかけ離れた結果になってしまった。悔しい結果だった。これを次につなげていけるかは自分たちしだい。次の関西学生駅伝でリベンジできるようにしたい。出た選手もサポートの選手もサポートメンバーも全力でやれたことはよかった。悪かったところは全員が万全の状態でいけなかった。パート長としてまとめられなかった。(これからの課題は)けがへの取り組み強化。今回は大きいけが小さいけが含めてけがが多かった。去年から戦力だった選手もけがしてしまった。これだけ続出するってことはチームに何かあるってことだと思う。あとは個々の能力も上げていかないといけない。甘い世界ではない。(これからの意気込みは)カンスポの1面に乗れるように(笑)関西駅伝で1位取れるように。今日の結果から言うと3位を目指すという形になるかもしれない。でも、リベンジできたと言えるようにやっていきたい」

▼武田夏実監督
「けが人も多くてベストメンバーを組めなかった。層の薄さっていうところが出てしまって、ベストメンバー10人そろえられなかったことが敗因。レギュラーと今回穴埋めをした選手の差が大きかった。(けがの多さについて)けが対策はやっているが…力のある選手がコンディション不足、調整不足だったり。(これからについて)秋、来年にはけが人を無くして巻き返したい。来年の今日は確実に3番以内に入っていけるようにしたい」