【サッカー】[なでしこ]PK戦制し、自動昇格へあと1つ!

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◇平成30年度関西学生女子春季リーグ2部順位決定トーナメント◇対立命大◇6月10日◇大阪教育大学サッカーグラウンド

【前半】関大0ー0立命大
【後半】関大0ー0立命大
【PK戦】関大5ー4立命大
【試合終了】関大0(5ー4)0立命大

リーグブロックを1位で通過し、迎えた順位決定トーナメント、初戦の相手は立命大だ。勝てば、いよいよ自動昇格を懸けた試合に進むことができる今試合。前半後半通して試合は決まらず、PK戦にもつれ込む大接戦となったが、「勝ちたいという気持ち」を途切らせなかった関大にPK戦5−4で軍配が上がった。

前半は両者こう着した状態が続いた。15分、左サイドでMF濱直海(人3)がパスを受けるとドリブルで中に切り込み、FW笹部麻衣(人1)にラストパス。そのままFW笹部がシュートを放つも、ボールは相手GKの手中に収まった。直後には、相手にCK(コーナーキック)のチャンスを与えてしまうも、DF陣が相手を逃さずゴールを守り抜く。その後も何度かピンチを迎えるが、GK佐々木恵梨(法2)の賢明な判断でファインセーブを連発。


△MF濱

30分が過ぎた頃から、中盤でのボールの奪い合いが続きシュートまで持ち込めない時間が続いた。それでも35分、FW笹部との連携からMF笠原黎里花(社1)が相手GKと1対1でシュートを放つもポストに直撃。続けて、MF國廣明香(人3)、MF吉田絢香(経3)がシュートを打つも、得点には至らなかった。MF笠原の左クロスをMF吉田が頭で合わせようとするが、うまくかみ合わず。両者無得点で前半の45分を終えた。


△MF笠原

△MF國廣

後半戦は関大がペースを握った。DF大田萌(文2)の正確なロングパスから攻撃の起点を作りだし、関大が中に攻め込む。MF國廣のスルーパスにFW笹部が反応するも、オフサイド判定に。その後も何度かシュートチャンスを得た関大だが、ゴールネットを捉えることができずスコア動かず後半戦は終了した。


△DF大田

順位決定戦トーナメントでは前後半で決着がつかなかった場合、PK戦で勝敗を決める。全員の円陣で気合を入れ直し、迎えた一騎打ち。先攻の関大は、DF加藤友梨女子主将(政策4)が「やっぱりキャプテンなのでここは行っておかないと」と、自ら1人目に名乗り出た。落ち着いた様子で枠に収めると、DF大田も時間をかけボールを置き、自分のタイミングで成功させた。3人目のDF南井郁乃(情2)が外してしまうが、GK佐々木が「大丈夫、大丈夫。止めるから」と力強い言葉でチームを盛り上げた。4人目のMF吉田が決めると、相手4人目が枠外に飛ばし3−3に。5人目のFW笹部も枠に収め4−4でサドンデスに突入した。6人目のMF笠原が決め、次を止めると関大の勝利決まる場面。GK佐々木が相手のボールをはじき出し、関大の勝利が決まった。


△GK佐々木


△DF加藤

大接戦の末に勝利し、自動昇格を懸けた一戦に進む関大なでしこ。今日の勝利の要因にDF加藤は「気持ちの統一」を挙げた。次戦は関学大との関関戦となり、より一層気持ちを強く戦えば勝てない相手などいない。1年ぶりの「1部昇格」は目前だ。【文/写真:西井奈帆】

▼足高監督
「(立命大は)正直勝てると思っていた。もっと関大がやってくれると思ったけど、それ以上に立命さんが力をつけていた。(関大は)体調がすぐれない子もいて、けが人もいて人数も少ない状況でやっている。後半戦、関大の方がシュート打っていたからいつか決めるんちゃうかなと思っていたけど、決まらないまま終わってしまった。PKに関しては、こっちの子の方がうまいし、飛んでる方も合っていたし。PK戦のメンバーは練習で見てきて、できる人を選んだ。1年生が7月くらいから合流してやるので(試合の)出れる出れないが始まってくるので、その覚悟でやれよというのは言った。1年生には経験者もいるし、そこそこ走れる子がいるし。(関学大戦について)向こうも『関大だけには…』ていうのあるやろうし、それはこっちにもある。力の差はそんなにないと思う」

▼加藤女子主将
「(立命大がリーグ戦で)関学大と1−2だったので読めない部分はあったけど、自分たちのやることやってもっとしっかり戦うはずだった。ここまで接戦になるとは正直思っていなかったけど、最後は勝てたから結果的には良かった。相手が結構(ボールを)持たずに蹴ってくるタイプでそれに対して寄せる動きとか細いところとかを修正するのが遅くなった。それをもっと早くできたら自分たちのペースでできたかなと。今週1週間はPKの練習をやって、その中で調子の良い悪いを見てやったという感じです。蹴る人はスタッフが決めて順番は自分たちで決めた。『自分でやります』て言って最初を蹴った。去年とかは結構外していて、結構PK蹴らないタイプだったんですけど、やっぱりキャプテンなのでここは行っておかないとっていう責任で。今日はキーパーの(佐々木)恵梨がやってくれそうな雰囲気とオーラがあったので、やってくれると信じて良かった。勝ちたいという気持ちと、(部員が)応援に来てくれたというのが今日は大きかった。負けてられないというのが全員の中にあったと思う。気持ちの統一はあった。関学大は前の試合で結構な点差で勝っていたので、しっかり準備していい形で臨まないと厳しい試合になると思うので、もう気持ちでやるしかない。(17日に、総合関関戦、Iリーグ、なでしこ含め関関戦が5試合行われますが)それぞれがそれぞれの場所で勝てるようにしたい。その中で女子も勝って1部昇格を決めたい」