【サッカー】DF荒木のアディショナルタイム弾でつかんだ勝ち点3

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◇第96回関西学生リーグ前期10節◇6月9日◇立命大◇ヤンマースタジアム長居◇

【前半】関大0-0立命大
【後半】関大3-2立命大
【試合終了】関大3-2立命大

2-2で迎えたアディショナルタイム。CK(コーナーキック)からのDF荒木隼人主将(商4)の決勝弾により、関大に軍配が上がった。

前半は相手に回される時間が続くが、冷静なディフェンスで対応。DF黒川圭介(法3)やMF森主麗司(文4)がチャンスの演出を試みるもセカンドボールがつながらない。FK(フリーキック)のチャンスが訪れるが得点には至らず。その後も決定機が訪れず苦しい状況の中でも、硬い守備で守り切った。


△森主

△黒川

両者無得点で迎えた後半。開始直後、FW加賀山泰毅(人4)のシュートは惜しくも枠外に。流れを変えようとMF草刈龍星(法1)、FW青木真生都(商1)を投入。しかし、17分に失点を許す。1点を追う展開となった関大は、左サイドからゴールに迫る。FW青木が力強いプレスをかけるも、相手のDFラインの固い守備が攻撃を阻む。20分、MF森主が前線のMF塩谷仁(人4)へスルーパスを送るもつながらない。
さらにMF草刈のロングボールからFW大久保優(商3)がシュート。これが相手のディフェンスに当たり同点となる。しかし、その後すぐに失点し1ー2に。「点を取られても取り返す」(荒木隼主将)、その言葉の通り38分にFW青木からのパスを受けたMF塩谷が左足でシュート。ボールはゴールネットに突き刺さり、再び同点に。ピンチな状況になってもGK安川魁(情4)やDF羽田健人(情3)がゴールを守る。アディショナルタイムに入り、刻一刻と時間が迫る中、迎えたCK。キッカーFW青木のボールにDF荒木隼が頭で合わせ、これが決勝弾となりホイッスルが鳴り響いた。


△加賀山

△草刈

△大久保

△羽田

前節と同じ同点の状況から、最後は「関大らしい」セットプレーでの得点により勝ち点3を手に入れた。残る1節、最後の相手は阪南大。選手層の厚い強敵となるが、天皇杯予選でのリベンジを果たしリーグ前期を白星で締めくくりたい。

【文:野村沙永/写真:勝部真穂】
▼前田監督
「今日は先制されて追いついて、また取られて、追いついてと苦しかったけど、最後よく点を取れた。最後の点の取り方はうちの得意な形でもあって、荒木がCKで入れて、何度もあったパターンという点では関大らしい。今日の失点は、相手に崩されたというよりは、自分たちでしてしまったミスで失点した。逆に守備で良かったのは、羽田とかは最後に良いところで粘った。2失点はしたけど、なんとかファインセーブで守ってくれて、そこらへんはいつもより良かったと思う。1年生は細かいパスワークなど、いいところを出せていた。ただ相手が激しく守備をしてきたときにも対応できるようになったら、彼らの得意な部分やおもしろさが出せると思う。(次節の阪南大は)誰が出てきても強くて関西選抜の選手も多くいて選手層が厚いので、チーム全体で守備から入って頑張っていきたい」

▼荒木主将
「先週は勝ちきれなくて悔しい思いしたけど、残り2試合勝っていい形で終えようという気持ちで入った。今週は先行される形が多くて、すごくタフでしんどい戦いだったけど、スタンド含め最後まで全員が戦ってあきらめない気持ちが勝って点を取れたとこはとても良かった。1失点目は自分たちのミスから、2失点目はカウンターからでディフェンスラインが対応できたら良かった。相手のシュートの数に対して失点の数が多いので、90分集中して守備をしていかなければいけない。(攻撃の面では)点を取られても取り返すところは本当によかった。途中から入ってきた選手が自分の役割をまっとうしてくれてチームにプラスになった。(最後のCKでの得点について)先週も同点のときに同じような形でチャンスがあって決めきれなかったので、しっかり決めれて良かったし、何よりチームを勝利に導けたのは良かった。(次節の)阪南大は大阪府予選で負けてたので仮を返して、いい形で前期を終えたい」

▼大久保
「相手が結構回してきて、1試合通して苦しい状況が続いてたけど、後半に決めるとこを決めて勝てて良かった。守備では後ろから相手が回してきて前から全然はめれなかった。攻撃とかは背後を抜けて、自分がキープして二次攻撃できたら良かった。何回かできていたけど、もっと回数を増やしていきたい。(得点シーンを振り返って)いい形で(塩谷)仁くんが前向いて持って相手のセンターバックが食いついたのでその背後を狙ったら、ちょうどいいボールが来たので降り抜いたら、オウンゴールっぽかったけど入って良かった。(1年生について)フレッシュな力が入ってきて勢いもついてたし(青木)真生都もアシストして勝利に貢献したんで、下級生だけじゃなくて上級生も頑張ってチームに貢献したい。(阪南大は)天皇杯の初戦で負けているので仮を返す、自分たちの良さを出して勝って前期を終えたい」

▼塩谷
「勝ち点3を積み上げられたことは本当に良かった。ただ2失点は修正点と反省点。ある程度相手にボールを持たれることは予測できていたので、そんなに自分たちも慌てずできた。シュートの積極性とかゴールに向かう姿勢はまだまだ出していかなければいけない。(得点シーンを振り返って)1回真生都に当てて、うまく流してくれた。負けていたので、思いっきり打とうと思った。左足だったけどうまく入って良かった。1年生からあれだけできていたら僕としてもうれしいし安心できる。やりやすい状況だった。(攻撃の面で)チームとして最後のゴールへの迫力はあった。相手がばてたところを突けたのは良かった。(次節について)阪南大は天皇杯で負けているので強敵になるとは思うけどピッチスタンド一体となって勝ち点3を取りにいきたい」