【野球】投打がかみ合い6回コールド勝ち!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇平成30年度チャレンジリーグ◇6月10
日◇対京大◇於・関西学院大学第3フィールド◇

関大 030 008 =11
京大 000 000x=0

(関)香川―久保田拓
(京)安田、曽根、山本―長野

黒星発進となったチャレンジリーグ。第2戦は、小雨の中で行われた。メンバーを少し入れ替えて臨んだ今試合は、終始明るいムードで関大のリズムを作ることに成功。完全に抑えられた前回の分を挽回するかのような大量得点で、まずは1勝した。

関大先発は、前回リリーフで好投を見せた香川麗爾(れいじ=文1)。大学初の先発マウンドとなったが、「(先発の方が)好きなように投げれる」と、堂々のピッチングで立ち上がりは完ぺき。仲間の失策で出塁を許すものの、ストライク先行の力強い投球を披露した。


△香川

2回表にゲームの流れが変わる。チャレンジリーグ初出場の6番大谷魁(社2)が内野を抜ける安打で出塁。しかし続く打者2人が凡退し、すぐに追い込まれる。なんとか先制したい関大が打順を迎えるは9番濵田大輔(経2)。「ストレートが来るだろうな」と予測した3球目を完ぺきに捉え、打球はそのまま左翼フェンスの向こうへ吸い込まれる。大学通算初本塁打で2点の先制に成功した。勢い付いた関大は、1番久保田有哉(情1)の中前打で再び好機を作る。このチャンスをつかんだのは、キャプテンの2番阪倉涼太郎(社2)。右方向への打球は走者を還す適時打となり、3点目をもぎ取った。


△大谷


△濵田大

先制点で援護を受けた香川は、好投でチームに応える。2回裏を、遊撃手・木村宥(商2)を中心とする堅実な守備に助けられながら、この試合初めての三者凡退で封じる。3回には1死二、三塁のピンチを背負うも、2者連続三振の圧巻のピッチングで斬った。その後も香川のテンポが乱れることはない。4、5回をどちらも三者凡退で打ち取り、京大打線を完全に抑え込んだ。


△木村(左)と香川

一方の攻撃陣は、2回以降ホームから遠ざかる。得点圏に進むも、さらなる追加点がなかなか挙げられず、もどかしい時間が続いていく。しかし関大はここで止まらなかった。

京大にとどめを刺したのは6回。打線が大爆発する。7番坂之下晴人(人1)の安打を皮切りに、驚異の8人連続出塁で次々に生還。京大もピッチャーを変えて対抗するが、関大の勢いは止められない。次々と生還するも油断せずにしっかりとボールを見極め、気付けば打者一巡で8点もの大量追加点を収めた。


△坂之下


△木村


△北川拓輝(政策2)


△山崎健太(経2)

しっかり抑えてコールド勝ちを決めたい関大は、6回裏も香川をマウンドへ向かわせる。慣れないロングイニングで出塁を許すものの、最後は京大5番藤井を空振り三振で仕留めてゲームセットとした。

対同大戦の沈黙打線とは対照的となったこの試合。投打がばっちりかみ合い、最後まで油断することなく手応えのあるゲームを繰り広げた。次戦は、強敵・近大。勢いこのままに、関大らしく戦い抜きたい。チームの勝利に貢献し、リーグ戦へのメンバー入りを目指して戦い続ける。【文:松山奈央/写真:勝部真穂】

▼中本監督
「余裕のある試合ではなかったが、勢いでつなげた。(香川について)前回の内容が良かったから起用。長いイニングでどうか見たかった。実戦タイプだから、こういった公式戦で試合をどう作るか。キャッチャーも1年生でバッテリーを同学年にして、やりやすさを重視した。攻撃面については、雑なアウトが目立った。1、2塁から進めずアウトになっていたから、そこは個々でしっかり詰めないと。中心選手と勢いのある人で、上手く引き出してこれからも勝ちに行く」

▼阪倉主将
「前の試合でチームの雰囲気が全然だめだった。どんな状況で雰囲気を良くして勝ちに行こうと話していたのは修正できた。(適時打について)同大戦から調子が悪くてチームにも迷惑をかけていた。中本コーチに指導してもらって、言われた通りやったらいけた。キャプテンである自分が打てば流れに乗せられると思ったから、狙い通りではあった。今日のように優勢ばかりではない。劣勢でも良い雰囲気でいけたら逆転もある。チーム全員で勝ちに行く」

▼濵田
「大学通算初ホームランだった。2球目まで詰まってて、バットを短く持っていった。狙ってはいなかったが、『ストレートが来るだろうな』とは考えていた。感触は今年一番良かった。流れを変える良い仕事ができた。前回7番で、今回は9番を任せてもらって、その意図を読み取って自分なりのプレーができたことで、チームに貢献できた。まだチャレンジリーグが始まって2試合目。まだまだ強いチームが出てくる。近大戦でも、立命大戦でも大事な所で1本打てるように頑張りたい」

▼香川
「大学では初先発。水曜日に言われて、調整してきた。ブルペンでは調子が悪くて、マウンドに立ったらゲームの中で調整しようと思っていた。そこまでの流れを考えずに好きなように投げれるから、リリーフよりも今日のような先発の方が投げやすい。堂々と投げることができた。最速は146㌔で、決め球はストレート。先発完投は高校の時に1回あって、大学公式戦では初勝利。エースナンバーを背負えるようになりたい。目標の選手は山本さん(山本隆広=人4)。まっすぐと分かってても振ってしまう、あんな球が投げれるようになりたい。」