【相撲】吉川が14大会ぶりの準優勝!成長噛みしめ関関戦勝利を狙う

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◇第92回西日本学生選手権大会◇6月3日◇堺市大浜相撲場◇

【団体トーナメント】2部3位

【2部個人トーナメント】
吉川 準優勝
城 3位
四宮 4回戦敗退
高本 3回戦敗退
田中 初戦敗退
伊藤 初戦敗退
梶原 初戦敗退
谷口 初戦敗退

【1部決勝トーナメント】
吉川 2回戦敗退
城 初戦敗退

関大で最も古い歴史を持つ相撲部。元大相撲の大関・琴欧洲関も見守る中、関大の期待の若手2人が躍動した。

まず、始まったのは団体戦だ。初戦の大歯大に全勝し、迎えた強敵・愛学大戦。吉川慧(文2)が押し出しで先手を取る。しかし、続く次鋒高本創平(情4)、田中学(人4)が体格差のある相手に敗れてしまう。期待の1年の城裕貴(人1)が押し出しで勝利をつかむも、大将に座った四宮瑠可主将(人3)が粘りを見せるが惜しくも敗れた。

続く奈医大にはストレート勝ちを決め、決勝トーナメントに進出を決める。準決勝の相手は、先ほど当たった愛学大。「チームに勢いをつけるために1点を取ることだけを意識した」(吉川)。先鋒の吉川が押し倒しでまたしても先手を取り流れを作る。しかし、その後は120kg超の選手を3人並べる愛学大の前に力負け。リベンジを果たすことはできなかった。

午後からは、個人戦が始まった。第1試合に登場したのは、主将・四宮。初戦で愛学大の選手を押し出しで下すと勢いに乗り、3回戦ではすくい投げを見せ観客を沸かせた。しかし、4回戦では、体格のアドバンテージを覆せず敗退となった。

躍進を見せたのは、関大相撲部の未来を担う2年生・吉川と1年生の城だ。110kg超の体重を誇る両者は、押し出し、突き出しやはたき込みなど相手を圧倒し、順当に勝ちあがる。そして、ついに準決勝で両者が相まみえた。試合は、序盤は両者均衡状態だったが、まわしをつかんだ吉川が城を押し出し先輩の貫禄を見せた。敗れた城は悔しそうな表情をあらわにした。

決勝戦の相手は、去年の大会で準優勝だった愛学大の坂井田。吉川は初めて立つ決勝の舞台にも物怖じせず、堂々とした相撲を見せるが、まわしを取られ突き落としで敗戦。しかし、関大勢としては14大会ぶりの準優勝となった。

吉川と城は1部の決勝トーナメントにも出場。城は1回戦敗退となったが、吉川は取り直しとなる激戦を制し、1回戦を突破。続く優勝候補の近大の選手に敗北はしたものの、試合数の多さに負けず最後まで攻勢を見せた。

「みんな自分の持ち味を出せていたので、内容的には良かったと思う」と四宮は振り返り、「今大会で力がついたことを実感できた」と吉川は成長をかみしめた。今大会でつかんだ新たな自信を胸に総合関関戦でも白星を狙う。【文:永津星斗/写真:勝部真穂】

▼四宮主将
「今大会に向けて、個人個人が自分の長所を伸ばすように練習した。準決勝で愛学大に負けてはしまったが、みんな自分の持ち味を出せていたので、内容的には良かったと思う。勝ち負けにこだわらず自分の得意な形に持っていけてたので、そこは続けていきたい。最初の愛学大戦で、2勝2敗で回ってきたところを、気持ちの面で負けてしまったのが、反省したい。個人戦では、吉川と城が自分の相撲を貫けていたので、そこが良い結果に繋がったと思う。次の総合関関戦では去年も勝っているので、今年も連勝できるように頑張りたい」
▼吉川
「団体戦では、先鋒だったのでチームに勢いをつけるために1点を取ることだけを意識した。団体戦では1度も負けなかったので、チームに貢献できたのかなと思う。(団体戦3位という結果について)今年は入賞を狙っていたので、入賞できて良かった。個人の準決勝で、城と当たった時は、いつも通りに行こうと決めていた。去年から、取り組んでいた腕の筋トレの成果が出て、今大会では力がついたことを実感できた。1部のトーナメントで1回戦が取り直しになった時は、もう負けても良いから攻めの気持ちを前面に出そうと思っていた。結果的に勝てて良かった。総合関関戦では、ぜひ勝ってKAISERSの勝利に繋げられればなと思います」