【バスケットボール】前半◎。西日本学生4回戦を突破

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◇第68回西日本学生選手権大会4回戦対大経大◇6月6日◇エディオンアリーナ大阪◇

【第1Q】関大24-9大経大
【第2Q】関大24-17大経大
【第3Q】関大11-21大経大
【第4Q】関大26-15大経大
【試合終了】関大85-62大経大

前日、金沢学院大を大差で下し4回戦へと進んだ関大男バス。前半は早い展開から得点を量産し、ゲームの主導権を握る。第3Qでは足が止まってしまうものの、最後にもう一度流れを引き寄せ勝利。5回戦へと駒を進めた。

先制こそ許すものの、河野拓海(人3)のバスケットカウントですぐさま返す。サイズ的にも相手に勝る関大は、リバウンドを取り、そこから早い展開に持ち込む。また、「窪田(充希=法3)がハーフコートでガードみたいな仕事をしていたので、あれがものすごい前半良かった」と尾﨑勇太ヘッドコーチ(HC)。足立臣哉(人3)のアシストの前に、窪田が巧みなサイドチェンジでチームに流れをもたらした。


△河野


△足立


△窪田

「前半は自分たちの得意なリバウンド取ってブレイク出せてたのは良かった」(梶原聖大=情4)と、前半は終始関大ペース。梶原がリバウンドを制すると、この大会でスタートからゲームメークを担う足立も「(ゲームを)作るだけじゃなくて自分がアタックして攻めるっていう気持ちも忘れずやらないといけない」。スリーポイントやミドルシュートを次々と決め、得点を量産していく。


△梶原

さらに、「ディフェンスでも結構コミュニケーション取れて声出して守れてたっていうのはやっぱり良かった」(梶原)。「先週からずっと相手の試合見て、その子のプレーとか見てやってた」という中谷颯吾(情3)が相手のエースをきっちりと止め、仕事をさせない。


△中谷

しかし、ハーフタイムを挟んで始まった第3Qでは関大の足が止まる。「オフェンスリバウンド飛び込んできて、相手にセカンドチャンスを与えてしまった」(窪田)。大経大のタイムアウト後はさらに流れが悪くなり、フリースローのリバウンドが取れず失点。スローインからのチャンスを確実にものにする相手に点差を詰められていく。

最終Qでは秋岡和典(人2)がスリーポイントやスティールからの速攻で果敢な攻めを見せる。竹村崚(文1)のアシストで菅原紳太郎(文2)が得点し、前日の試合では尾﨑HCに「きょうのMVP」と言わしめた下田竜至(情1)は、この日もリバウンドに得点にと奮闘する。再び点差を離し、4回戦を突破した。


△秋岡


△竹村(右)と村上勇斗(人2)


△菅原


△下田

終わってみれば23点差。しかし、第3Qで足が止まってしまったこともあり、「勝ったのは勝ったので何とも言えないが、本当に強いチームはどんな相手でも淡々と点数を稼いでいっていると思うので、まだ強い組織になり切れてない」(窪田)とその表情は厳しかった。

次戦では強豪として知られる大院大と激突する関大男バス。「全員でやることやれば勝てる」(足立)。「自分たちの走るバスケを4Q続けれたら勝てる相手やと思うんで、自分たち次第」(中谷)。難敵撃破へ。己を見失わず、40分間を戦い抜く。【文:宮西美紅/写真:西井奈帆】

▼尾﨑HC
「前半は理想的な展開というか、相手の止めなあかんところ、指示したことを徹底してできた。プラス自分たちのオフェンスの流れ、早い展開に持っていけたから、まああれが1Qから出るってことはチームが成長している証拠かなあと思いますけどね。ゲームには流れがあるので、ああいう時間(第3Q)は絶対にあるので。気になったのは第3Qシュートが入らなかったことじゃなくて、3Q走ってない。やっぱりあの辺がね、弱さかなと。うちが今やっている1、2Q、スリーポイントがバカバカ入ってシュートが入って流れを作ったってわけじゃなくて、ディフェンス頑張って走った。走り勝って相手の嫌な展開、後手後手に持っていけたっていうことなのに、それはいつでもできるから。誰が出ても。それを3Qしなかったっていうのは、やっぱりメンタル面で課題は少しはあるのかなと思いますね。(選手からは少し違和感があったという話が出たが)ディフェンスの相手の立ち位置が全然違ったからね。明らかにこっちの対策をしたような立ち方をしていたので、いつもと相手のディフェンスの形が違うからやけど、窪田についてはきょうあんまり点取ってないんよ。だけど窪田がハーフコートでガードみたいな仕事をしていたので、あれがものすごい前半良くて、窪田はアシスト付いてないけどアシストするプレーヤーの1個前に絶対窪田がいた。窪田が中継して展開したりした。うちの今、エースみたいなところもあるから相手守ってきてたけど、ボール離れも良かったしボールをサイドに展開する仕事をきょう窪田がやっていたから前半はやっぱりそこが1番大きかったと思うし、だからあんまり変えられなかった。相手のディフェンスがアジャストしてきた部分もあったけど窪田のサイドチェンジが確実にチームの流れに出てきてたから、前半は窪田が作ったんじゃないかなと思います。(途中出場した1年生はきのうと比べ)良かったじゃないかなあ。きょうは最初のあんまり点差が開いていない時間に竹村が出ていって、竹村がファールはしたけどやっぱり強気でバスケットをしたからあれが成功につながると思うし、まだまだ粗削りなところもあるしフィジカルで通用していないところもたくさんあるけど、ああいう思い切りのいいプレーをしたらチームも乗っていくし、下田は相変わらずね、きのうみたいにしっかりやってくれたし、菅原もいいつなぎをしたし、もうちょっと他の選手も使いたいゲーム内容やったけど。前半の流れを3Qに持っていけたらもう少し早い段階でいろんな選手が経験を積めたと思うので、そういう経験をしてきて今メインでやっている子たちの今があるので、やっぱりその子たちの責任として3Q楽な展開に持っていってあげてもっと下級生を出してあげるっていうのは、もう少し意識したほうがいいかなと思う。明日勝ったらベスト8だけど、うちのこのブロックはきのうは違ったけどきょうは関西の上位のチーム、明日も関西のチーム、多分その次も関西のチームで関西のチームが多いので、リーグ戦に向けてしっかり勝って、今年の関大に対して悪いイメージを持ってもらわないと。リーグ戦につながってくる形になってくるので、彼らの自信の面でもしっかり勝たせてあげて、今森田、石野渉が帰ってきてさらに強くなるようなチームになってきていると思うので、2人がいない状況でも勝ち切れる力は十分に備わっているので、勝って2人が帰ってきた時に危機感を持てるようにやりたいなあと思います。(きょう良かったのは)それはもう窪田。河野はあれくらいやるからね、普通に。アウトサイドショット入ってないけど、河野の場合は身体能力生かしてリバウンド取ったり、走ったりすることについてはピカイチなので、あれくらい普通にやるけど、きょうは得点こそ伸びなかったけどやっぱり窪田がサイドチェンジしてたから窪田と、中谷も相手のエース止めてたし。この2人が良かったんじゃないかな」

▼梶原
「とりあえず内容は良かった部分もあったし悪かった部分もあったけど、一応勝てたっていうのは良かったと思う。多分みんな思ってるけど前半は自分たちの得意なリバウンド取ってブレイク出せてたのは良かったし、ディフェンスでも結構コミュニケーション取れて声出して守れてたっていうのはやっぱり良かったんですけど、後半やっぱり点差開いて余裕だったっていうのもあるけど、コミュニケーション不足からのリバウンド取られてそこから得点にされたり、フォーメーションとかあんまり上手くいかなくなって外打ちばっかになってたっていうのは悪かったなって思いました。新チームになってから、西日本は森田、石野渉がいないっていうのは分かってたことだから、全関西終わってからいないならそこを埋めるっていうか、違う選手がそれ以上のことをすればいなくても全然プレーは通用するから、練習中は常に全員が出る意識持って練習してたんじゃないかなと思っています。試合中は(2人がいなくて)やっぱり困るっていう部分もあったけど、そこは何とか出てるメンバーでカバーし合っていったし、きょうとかきのうとかで出ていなかった人たちが活躍したり、出れて経験積んだことによってそれはまた帰ってきた時に生かせるし、あしたもあるからそこでも生かしていけるんじゃないかなと思います。今まで絶対同期がいたからやっぱり(4年生がベンチに1人というのは)不安というかいた方が楽だったし、さびしいなあと思いますね。僕が最上級生なので、1年生の頃からずっと西日本に出ていたし、1年生とか初めてだから緊張すると思うから自分が声出して少しでも不安をなくすというか、励まして盛り上げていけたらいいなと思って声出して頑張ってます。あしたは大阪学院だから、全関西で言ったら自分たちの方が順位は上だけど正直戦ってみないと分からないし、練習試合は1回したんですけど負けてるから、どこを抑えるかとか、あしたしっかり対策して全員で声出してきょうの前半みたいにいいプレーができて勝って、目標のベスト4までは絶対行きたいと思っています」

▼足立
「コーチ陣の人たちも言ってたけど、前半はすごい自分たちの流れができていて、後半僕がちょっと気を抜いてしまったというか、気が緩んでしまって、トップでボール取られて速攻いかれたり、試合の組み立てっていうのが前半はできたけど後半はできなかったという感じですかね。オフェンス走ってディフェンス守るっていうのの繰り返しなんですけど、それが攻めれてなかったし、ディフェンスも緩くて外から打たれて走れなくてっていうリズムになってしまっていたのが悪かったかなって思います。(きのう、きょう通して)勝たなきゃいけない試合だったので、勝てたことはすごいいいことで、でもまだ意識的な面で取ったら走るとかそういう単純なことなんですけど、それがずっと続かないっていうのがこの試合で結構感じたので、あしたは結構強い相手なのでその意識っていうのを40分間ずっと続けるべきだなっていうのを2日間通して思いました。(スタートからゲームメークしているが)難しいですけど、あんまり難しく考えても自分ダメになるんで、尾﨑さんとか山田さんにも言われているように、自分が作る役目なんですけど、作る作るじゃなくて自分がアタックして攻めるっていう気持ちも忘れずやらないといけないので、点も取りつつ、セットの形も作りながらいろんな人に攻めさすとか、いろいろ頭使いながら何とかできるかなと思います。(森田)雄次さんと(石野)渉生さんがいなくて、雄次さんはすごいプレーで引っ張っていってくれて、渉生さんすごい声で自分らを引っ張っていってくれて、その2人がいなくなって、みんなでそこを補わないといけないという気持ちが全員にあって、それは今のところは補えているかなって思います。あしたとりあえず勝てば、それ以降も気は抜けないですけど勝てない相手じゃ全然ないので、とりあえずあしたの試合に集中して、それ以降のことはあまり考えずに全員でやることやれば勝てると思うので、やることやるだけですね」

▼窪田
「前半は自分たちがやるべきことをやって簡単に差が開いて、何とも言えない相手とのサイズ差とかシステムの違いとかで自分たちが想定して練習している相手とは違って、自分たちのリズムが後半の最初とか作れなくて、簡単に言っちゃえば自分たちが練習しているディフェンスとかとは違って、自分たちのやるべきことができなかったから、第3Qで点差詰められたりして、勝ったのは勝ったんで何とも言えないんですけど、本当に強いチームはどんな相手でも淡々と点数を稼いでいっていると思うので、自分たちはまだそんな強い組織になり切れてないので、そこを直してやっていきたいですね。前半もしっくりこないままだったんですけど、結局自分たちの方がサイズがあって簡単にリバウンド取ってそこから速攻出してたんですけど、後半になって相手がハッスルしてきてオフェンスリバウンド飛び込んできて、相手にオフェンスのセカンドチャンス与えてしまったからなかなか点差が広がらなかったという感じですかね。前半もあんまり上手くいってなかったけど、とりあえず自分たちのサイズでリバウンド取って速攻走りに行ったというだけなので、あんまりいい内容ではなかったです。(きょうは)前半からあまり積極的にいくようなことはなくて前半なかなかリズムをつかめなかったので、そこは反省して、慶應の時の第2戦の前半みたいに、試合の序盤から自分で行くっていう意識を持っていかないと、明日の相手とかやったら自分がペースつかめないまま終わっちゃうかなって思うので。あしたの相手は全然きょうの相手とは違って、個人個人いい選手がいっぱいいるし、それでも自分たちはやってきたことをやるしかないし、僕自身もチーム引っ張るっていう意識でやっていかないときょうみたいな出来じゃ絶対勝てないので、もっと積極的にやっていきたいですね」

▼中谷
「相手のエースの人を止めるように言われて出ていったんですけど、試合通してあんまり点数取られてないので、それは良かったかなと思います。1、2Qはいい流れでできたんですけど、3Qに全員の足が止まって、自分らのバスケ、走るっていうのができてなくて、相手に逆に走られて点数やられたと思うので、試合通して走らないといけないなと思いました。1、2Qで点差開いて、気分緩んだかなっていうところがあったので、メンタル的な部分があったと思います。あしたの相手が強いので、今のままじゃ普通に負けて終わりかなと思うので、きのう、きょうの反省を生かしてちゃんとあしたに臨みたいなって思います。雄次さんと渉生さんがいないので、普通に行ったら負けると思われてると思うんですけど、ちゃんと止めるとこ止めて、自分たちの走るバスケを4Q続けれたら勝てる相手やと思うんで、自分ら次第かなって思います。先週からずっと相手の試合見て、その子のプレーとか見てやってたんですけど、それで何となくパターンとか分かって、考えながら付いてたから止めれたかなと思います」