【ボクシング】伝統の一戦でリーグ戦悲願の初勝利!

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◇第72回関西学生リーグ戦第3戦対関学大◇6月3日◇関西大学ボクシング場

〔LF級〕竹下開斗(情2) ○WP
〔F級〕 中尾天青(政策2)●WP
〔B1級〕篠原龍太郎(人1)○WP
〔B2級〕小林亮太(情1) ○RSC
〔L1級〕千葉拳大(法1) ○WP
〔L2級〕渡部夏志(社1) ●WP
〔LW級〕本島翼(法1)  ○WP
〔W級〕 日野魁人(人4) ○WP
〔M級〕 宮本大樹(人3) ○WP

関大7-2関学大
※WP:判定RSC:レフリーが行う勝敗宣告。TKOに相当

迎えたボクシングリーグ第3戦。開幕戦では惜しくも近大に敗れ、前節も芦屋大に敗北。リーグ戦初勝利を狙う。今回の相手は、前回関関戦で見事勝利した関学大。そして今回も9試合中7試合を白星で飾り、今季初勝利となった。

前回、肩を脱臼してしまったLF級の窪田湧斗(人1)の枠を埋めるべく2年の竹下と中尾がそれぞれLF級、F級に階級を落とした中で全9試合が行われた。最初にリングに上がったのはLF級の竹下だ。今回チームの穴を埋めるべく、5キログラム以上の減量。朝の計量で体重超過になり、開始ぎりぎりまで減量し続けた中での試合となった。相手は去年の関関戦で惜しくも敗北してしまった金沢主将だったが、終始休ませないファイトスタイルを貫き、見事勝利しリベンジを果たした。これには日野主将も感動の一言。価値ある1勝となった。

続く中尾も竹下同様、階級を落とした中での試合となる。順調に試合を展開していくも、後半に疲れが目立ち惜しくも敗退してしまう。同点とした中でB級として出場したのは篠原と小林。最初にリングに立った篠原は落ち着いた試合をし、着々とポイントを重ね、今季初勝利を飾った。続く小林は相手のスタミナを切らせる戦いで終始圧倒。流れを相手に渡さないまま、3R目には怒涛(どとう)のラッシュを決め、TKO勝利した。

続くL級でリングに上がったのは千葉と渡部だ。千葉が戦ったのは前回の関関戦で敗れた石田だった。だが、前回の反省点を生かし、間合いを詰めるアグレッシブな戦いを見せ、相手を圧倒。そのまま判定で勝利を飾り、リベンジを果たした。ここで勝利できれば関大の白星が確定するという中で渡部がリングへ。前半、うまく間合いを詰め切れず相手にペースをもっていかれる。後半になると自分の流れにもっていくも、相手の手数が功を奏し判定で黒星となった。

関大の勝利への期待を背負ったまま出場したのが、LW級の本島だ。試合が始まるやいなや終始相手を圧倒。時々余裕を見せながら、相手の体力を奪う戦いをする。そのまま相手に流れを渡すことなく勝利。この1勝で関大の今季初白星が確定した。その次に行われたのがW級の日野主将の試合。自身が苦手だというタイプの選手との試合だったが、終始攻めのスタイルを貫き相手を圧倒する。3R目には左右フックで相手を地に沈め、ダウンを奪う。試合の主導権を握ったまま、圧巻の勝利を果たす。最後にリングに上がったのはM級の宮本。数発相手からもらいながらも、コンビネーションで果敢に攻め勝利。結果は7-2で関大が快勝した。

近大に敗れた中でつかんだ伝統の一戦での勝利。「勝つことによって、次の試合に向けて絶対にいい経験にはなった。次につながった」(日野主将)と次の同大戦に向け、期待を膨らませた。今回の勝利はチームの流れを加速させる良いものとなる。来週の同大戦にますます注目だ。【文:濵田将志/写真:奥井健太・濵田将志】

▼日野主将
「(個人として)関関戦で前関学とやって、僕の相手が結構やりにくくて、めっちゃ苦手なタイプなんです。打ち合いはいけるけど、逃げられる相手で、サウスポーで、ちょっと前、年下で油断してて、判定ぎりぎりやって、今回はどういったらいけるか対策を練ったら結構いけたので、前回めっちゃ反省点が多くて、それを今回の関関戦で生かせられたなって僕は思いますね。(チームとして)よかったです。チームの中でよかったのは、ライトフライの竹下とライト級1の千葉。(竹下は)もともと細いのに5㎏以上減量して、めっちゃ細くなって、今日も体重オーバーで、朝めっちゃつばとかはいて、厚着して、縄跳び飛んで、この一週間、二週間めっちゃきつかったと思う。よく(体重を)落としてくれたなって。それで、(相手が)去年の関関戦で負けた相手でそれが向こうのキャプテンで(勝ったときは)もうほんとに感動した。元が細い状態でさらに水分を抜いた。体も最後、汗とか全然でんくてめっちゃしんどかったと思う。千葉は、前の関関戦で倒されて、試合の後はいて、その時の相手でうまく対策できてたなって。後はまあ、心配はしていなかったなって。そうですね、バンタム二つも、(中尾の)フライ級はどうなるかと思ったけれど、仲間目線では勝ったと思ったけれど、いい感じにやっていたけれど、俺的にはいけるかなと思ったけど、負けてしまった。(次の同大戦に向けて)あと二つを勝ちたいなって思う。まだ(関大は)関西の一部にしては一番人数も少ないし、応援も関学大とかは大きくて、ちょっと(パンチが)入っても声を出すから、審判にもパンチが入ったんやなって思わせやすい。別に多いのがいいってわけではないけれど、チームワークを作って、二月、三月と一年生にも来てもらって、(人数が)少ない割にはめっちゃいい練習もできていて、チームワークは十分あると思うが、(強みであるチームワークを)もっと伸ばしていきたいなって思う。(個人としては)今日みたいな感じでまとまっていけたらいいなって思う。まあ、一番は個人の気持ちが大切なんですけれども、それをあと一週間上げられるように」