【ヨット】関学大相手に悲願の勝利ならず

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◇第41回総合関関戦前哨戦◇5月27日◇対関学大◇新西宮ヨットハーバー◇

【国際470級】

[個人]

3位  堀久太郎(法4)・中島佑樹(社3)ペア

5位  稲毛竣哉(商4)・野田空(人2) ペア

6位  井堰威瑠(いせきたける=人1)・小道大輔(情3) ペア

[総合]

2勝6敗1分

 

部員不足に悩む関大ヨット部。本来はスナイプ級、470級の2種目が行われるヨット競技だが、両方のチームを編成することができず今回の関関戦は470級のみ、両大学3艇ずつの出場で開催された。現役メンバーでは手が足りず、卒業生たちが選手たちのサポートを行う。この日も新西宮ヨットハーバーには数名のOBたちが駆けつけた。

 

前日に第1~4レースが行われ、ここまで1勝3敗。この日は第5レースから始まった。周りのサポートに答えたいと言う思いは強かった。しかし、スタートで出遅れ艇の調整にミスもあり、3位までを相手に独占されてしまう。続くレースでは稲毛、野田ペアが2位に食い込むも、僅差で敗れた。

 

▲堀・中島ペア

▲稲毛・野田ペア

▲小道・井堰ペア

迎えた第7レース。これまで失敗してきたスタートダッシュを成功するとランニングでも「艇を思うようにコントロールできた」(稲毛)。リードを保ち、堀・中島ペア、稲毛・野田ペアがそれぞれ1位、2位でフィニッシュ。この日はじめての勝利となった。このまま勢いに乗りたいところだが、第8、第9レースはここまで好成績の堀・中島ペアが5位に沈むなどし、総合結果は、2勝6敗1分。悔しい結果となった。

 

 

 

 

敗れたものの、課題がハッキリした収穫のある関関戦だった。 OB陣もサポートに駆けつけ、1年生の指導に回るなど、一体となり戦う関大ヨット部。現状に向き合いつつ艇を進める選手達に今後も注目だ。【文/写真:水上壮平】

 

 

▼堀主将

「関学大は、関西でもトップクラス。胸を借りるつもりで臨んだ。初日の感想としては、思ったより差はなかった。食らいついていける場面もあった。自らのミスで負けたと思う。相手は細かいところでミスをしなかった。でも、逆に言うとミスさえなければ勝てたと思う。今日は基本動作など細かいところを意識してレースに入った。自分なりに修正して臨んだが、やはり相手との差はあった。自分がまだまだ470級に、慣れてないというのもあり、判断力が鈍っているところで相手に出られて負けてしまった。ペアの中島はクルーの経験も豊富で、リードしてもらう場面も多いが、レースをしていく中で僕が自分を出していかなければいけないこともあり、今日はそれがうまくいったり、逆に衝突してしまうこともあった。そのへんは、お互いぶつかり合いながら成長していきたい」

 

 

▼稲毛

「昨日の第1レースは小道・井堰が1位、自分達の艇が2位でフィニッシュできた。去年は1勝もできなかったので、いいスタートを切れたと思う。でも、その後のレースでスタートだったり細かいミスが多くて、せっかく前に出ても最後に抜かれてしまうことが多かった。今日はその反省を生かしてということだったが、個人的に昨日より走れたし結果は良かったが、内容は悪かった。ペアの野田とは初日、コミュニケーションが足りず、任せきれていない面もあったが、今日はお互い成長できたと思う。これからまた、練習して、細かいミスをなくしていけば関西でも1位になる実力のある6人と思っている。今回見つかった課題を修正して次に臨みたい」

 

 

▼中島

「全体通して関学大に押されてた。スタートしてからの粘りの面で負けていた。ランニングの場面でその差を感じた。中盤まではいいが、最後の順位を維持する場面で技術に差がでた。監督にも言われたが、まだ粗削り。今回、ランニングという課題が見つかったのでそこを詰めていきたい」

 

 

▼小向監督

「いろいろと課題が見つかった。これからシーズン戦っていく中で修正すべき点がはっきりとした。特に関学大と直接比べられたというのは、負けはしたが実になったと思う。具体的には、勝ちに対するこだわりの強さ、コース取りのうまさ、また、細かい基本動作が関学大と比べてうちは見劣りする部分が多々あった。そこは選手たちも認識できたと思う。今まではスナイプ級と470級両方で関関戦をしていたが、うちの部員不足で470級しかできないという状況に対して関学大が承諾して勝負をしてくれたことには感謝している。伝統の関関戦で学生たちが正々堂々と戦うことができたというのはありがたい。ここからまたレースが始まる。試合も増えていく中で、自覚をもって試合に臨み関西インカレを突破し、何とか全国に出場したい。うちも選手自身のポテンシャルでは負けていない。でもまだまだ粗削り。技術を上げていく必要がある。主将の堀は470級に移行したばかりだが、うまく対応している。今日のレースでも、関大で1番良かったのは堀だった。今後も信頼してチームを任せられる」