【柔道】男子は鈴木が全日決めた!女子はあと一歩及ばず…

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◇第68回関西学生優勝大会及び第26回関西学生女子優勝大会◇5月27日◇於・ベイコム総合体育館

[1回戦]◯関大2ー1大産大
●先鋒・稲植 1本負け
◯次鋒・澤井 1本勝ち
× 五将・日光 引き分け
× 中堅・奧野 引き分け
× 三将・荒木 引き分け
× 副将・嶋田 引き分け
◯大将・鈴木 優勢勝ち

[準決勝]●関大1ー3近大
◯先鋒・鈴木 1本勝ち
●次鋒・澤井 1本負け
●五将・吉竹 1本負け
× 中堅・奧野 引き分け
× 三将・荒木 引き分け
× 副将・稲植 引き分け
●大将・日光 1本負け

【女子3人制】
[1回戦]◯関大1ー1京産大
◯先鋒・西島 1本勝ち
●中堅・清水
×大将・中務

[準決勝]●関大0ー2明国医大
× 先鋒・清水 引き分け
●中堅・西島 1本負け
●大将・小谷 1本負け

[3位決定戦]●関大0ー2芦屋大
×先鋒・西島 引き分け
●中堅・中務 1本負け
●大将・清水 1本負け

新体制初の団体戦。「相手の技を取らせないかということを意識した」(荒木佳祐主将=人4)。男子は昨年に続き、女子は3年ぶりの全日出場を目指した。

先に登場したのは、男子。1回戦の相手は、「油断できない相手」と荒木主将が警戒していた大産大だ。

先鋒戦には、稲植晃(法2)が出場。開始から相手に攻め込まれる場面が目立つが、1分経過したところで、大きな声を出し自分に気合を入れる。その後は、相手に積極的に攻撃を仕掛ける。しかし、相手を投げたところを抑え込まれ、一本負けとなった。


△稲植
続く次鋒戦には、個人で全日本出場経験のある澤井亮一(社4)が登場。開始から積極的に攻撃を仕掛け、1分を経過したところで相手を背負い投げ、一本勝ちを決める。


△澤井
五将は、日光一喜(人3)。開始から相手の足を狙うも、引き分け。さらに、初出場の中堅・奥野友輝(文1)もラスト10秒で果敢に攻めるも引き分けた。


△奥野
白星が欲しい三将には、荒木が出場。相手の攻めを冷静に対処。そして、終了間際に一本を奪い、試合を決めたかに思われたが、終了のブザーが先に鳴っていたという判定。「自分が勝たなければいけないのに、決めきれなかった」と悔しさをにじませた。


△荒木
副将の嶋田将人(人2)も、最後を決めきれず引き分け。勝負は、大将の鈴木隆聖(情3)に託された。


△嶋田
「相手の技を取らせないかということを意識した」(鈴木)。仲間の声にも押され、相手を圧倒。1分を経過したところで、隙を突き、投げ技を繰り出すが、審判の手は上がらず。しかし、それでも諦めなかった。残り時間が少なくなっても攻めの姿勢を崩さない。そして、残り時間10秒。「この返ししかないと思った」(鈴木)。相手の技をかわし投げ、技有りを奪う。そして、これが決勝点となり勝利。全日出場権を獲得した。


△鈴木
続く準決勝の相手は、去年の同大会で敗れ、そのまま優勝を果たした近大。「リベンジというよりチャレンジャー」(荒木)。がむしゃらに王者に挑んだ。

先鋒戦には、先ほどの試合のヒーローとなった鈴木。勢いそのままに積極的に攻め、残り時間1分半のところで、相手を背負いながら投げを決め、一本勝ち。去年の覇者から先手を奪う。


△鈴木
しかし、次鋒の澤井が一瞬の隙を突かれ、一本負けを喫する。悔しさから、思わず倒れたまま天を仰いだ。


△澤井
続く吉竹優(人4)も、開始から積極的に仕掛けるも反則を取られる。そのままリズムを崩され、技有りを2つ取られてしまい、一本負け。


△吉竹
さらに、奥野、荒木、稲植も体格の良い相手選手に対し、上手く攻撃を繰り出せず引き分け。大将戦まで試合はもつれ込んだ。


△荒木
一本勝ちを取るしかない、大将の日光は必死に攻めるも、王者の貫禄を見せつけられ一本負け。4大会連続で近大に優勝を阻まれた。


△日光

女子は1回戦で京産大と対峙する。先鋒で登場した西島かれん(文2)が、開始から1分経たない内に技有りを奪い、試合を有利に進める。そして、残り15秒で相手をおぶさるように投げ、一本勝ちを決める。中堅の清水菜々子(政策1)は技有りを奪われ敗戦を喫するも、大将の中務仁美女子主将(社3)が、相手の攻撃を冷静にさばき、粘り勝ち。準決勝に駒を進める。


△西島
準決勝では、去年の大会の覇者・明国医大と対戦。先鋒の清水は、体格の良い相手にも臆せず、積極的に攻撃を仕掛け、引き分けをもぎ取る。しかし、西島、小谷磨衣子(人2)が一本負けを喫し、敗戦。大会出場が決まる3位決定戦に回る。


△清水

△小谷
3位決定戦では、先鋒には西島が登場。果敢に相手の袖口を狙い、残り時間2分のところで相手を投げる。しかし、審判の手は上がらず。引き分けとなる。中堅は、主将の中務。プレッシャーがかかる中、何度も相手に攻勢を仕掛け、主導権を握る。しかし、一瞬の隙を突かれ相手に投げられ一本負け。畳上で悔しさのあまりしばらく動けなかった。大将の清水も抑え込み一本負け。3大会ぶりの全日への挑戦は幕を閉じた。


△中務
「みんな課題が見つかったと思うので、全日に向けて改善していけたら」(荒木)。さらに、今大会唯一2勝を挙げた鈴木は、「自信になった」と試合を振り返った。挑戦者として挑む全日では、強豪の牙城を崩しにかかる。【文:永津星斗/写真:西井奈帆・金田侑香璃】
▼荒木主将
「最初の大会なので、相手の技を取らせないかということを意識したってことを意識した。初戦の大産大は、強いメンバーが何人かいるので、油断はできない相手だったけど、ポイントゲッターである澤井と僕が取れば勝てると思っていた。でも、自分が勝てなかったのは反省点。近大とレベルの差が大きいので、自分にできることをがむしゃらにしようと思った。今大会で、みんな課題が見つかったと思うので、全日に向けて改善していけたらなと思います」

▼鈴木
「大産大は、大学入ってから5回以上当たっている相手だった。技もばれてると思ったので、どうやったら相手の技を取らせないかということを意識した。結果、相手の技を返して有効を取れたのが良かったと思う。最後は、相手も疲れていてあの返ししかないなと思った。それが上手くいって良かった。近大には、勝つ気っていうよりも、チャレンジャーとして試合に臨んだ。タイミングがバッチリハマって、一本を取れたのは、自信になった。全日の相手は、一戦一戦がすごい強い相手になるので、課題と目標を持って、堅実な柔道をしたいです」
▼中務女子主将
「4回生の先輩がいない中でも、全国に行けたらなと思って練習したり、研究したりしていました。明国医大は、体格が大きい人が多いので、男子と練習したりして対策はしていたけど、負けてしまった。3回生で主将なので、2年間同じチームで戦えるということは、必ず糧になると教えてもらったので、来年こそは全日に出場したいです」