【ラグビー】後半で崩れ惜敗

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇第41回総合関関戦前哨戦兼2018関西大学春季トーナメント1回戦◇5月27日◇関西大学中央グラウンド◇

【前半】関大26―14関学大
【後半】関大7―21関学大
【試合終了】関大33―35関学大

「後半で油断してしまった」。フッカー西勇樹主将(人4)が振り返るように、後半39分に関学大に得点を許し逆転。前半までは関大の優勢な状況が続いた伝統の一戦だったが、パスやラインアウトでの細かいミスが首を絞め、まさかの敗北となった。

「前半はいい形だったと思う」という西の言葉通り、前半は序盤から関大が順調に得点を重ねた。

△井戸

13分にパスをつないだフランカー井戸健二(人3)が相手のディフェンス陣を振り切り、グラウンディング。先制に成功した。「ディフェンスでがまんして相手のミスしたボールでトライするということを重視していた」(西)。ポイントチャンスをしっかりと生かし切り、関大は幸先のいいスタートを切った。

△福井

その後6分後にもWTB福井大介(経4)が続く。そして、23分。ゴール前でのスクラムを制すと、NO8上村彰太(社3)がボールを抱え、インゴールへと疾走しスコアを動かした。

△木下、上村

順調に点差を離していき、危なげなく試合を折り返す。

△沢良宜太平(人3)、中田涼介(文4)

だが、後半は前半で点数を離したことから出た余裕があだとなる。関学大がキックしたボールを福井がキャッチし、ラインアウトに持ち込みチャンスメイク。だが、パスミスやキャッチミスが響き、試合の流れは関学大に傾く。攻め込まれる時間も増え、途中点を献上してしまうが、19分に福井が取り返し、なんとか乗り切る。

細かいミスが続く中で、「副将のSH木下皓太(人4)に助けられた」。木下がパスをつなぎ、他選手をゴールへと前進させることで攻撃チャンスを生み出す。また、積極的な声出しでチームを引っ張った。しかし、終了間際にまたも関学大にトライを与えてしまいノーサイドを迎えた。

後半で崩れてしまい、惜しくも2点差で敗北となった今年の伝統の一戦。「普通にやっていたら勝てていた」と桑原久佳監督が口にするように、本来ならば防げた失点が重なったことが敗因となった。これで2連敗となったが、来月には法大との定期戦である、法関戦が待っている。この悔しさをばねに、必ず勝ち星を飾る。【文:柴村直宏/多田知生・竹中杏有果】

▼桑原監督

「前半は互角だったが、徐々にフィジカル差が出てきた試合だった。セオリー通りに攻め切れなくて、油断もあった。ただ、(前半は)ディフェンスできっちり止めれていたので良かったと思う。前にしっかりと出て、止めることができていた。攻撃面もよかったのではないかな。みんなそれぞれが動いていたと思う。(僅差での敗北については)勝負は水物なので仕方ないかもしれないが、ノータッチが4本とかミスあったり、余裕こいてることがだめだったかな。普通にやっていたら勝てていたのに。(その中でも頑張っていたのは)上村と井戸。点数をしっかり稼いでいたし、仕事もきっちりしていた。法関戦はきちっと勝ちにいくのが年間の目標。関西制覇に向けて、法大にしっかりと勝利したいと思う」

▼園田晃将ヘッドコーチ

「勝ち切るのは難しかった。関学大は自分たちの強みを信じてプレーしていたけど、関大はディフェンスでもっと上がって前にプレッシャーをかけようとしたけど、相手とのフィジカル差があった。しないといけないプレーもできなかった。ディフェンスは前に上がれなくて、走れていなかったし、守り切れなかった。我慢強さが足りなかったと思う。これまで走らずに体作りすることを重視してきたので、意図的といえばそうかもしれないけれども、これからはそれ(走ること)もやっていく予定だ。これから法関戦もあるけれど、それまでに今日わかった課題を克服していきたい」

▼西主将

「全然チームとして未完成。甘さが出てしまって、ピンチのときに守り切れなかったし、流れもつかめなかった。前半は良かったとしても、後半で油断してしまった。雰囲気がふわっとしてしまった。緊張感がなくなったというか。前半の最初は立ち上がりを意識していて、ディフェンスでがまんして相手のミスしたボールでトライするということを重視していた。(自分自身のプレーは)、全然だった。もっと体で引っ張るべきだった。パスミスとか細かいミスも多くて、自分もミスしてしまって、副将の木下に助けられた。それと、木下は気持ちが落ちた時にみんなに声をかけてくれた。ただ、前半はいい形だったと思うので、後半つかれてきたときにどれだけいいプレーができるかがこれからの課題だ」