【ホッケー】SO戦の末インカレへの切符つかむ

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◇平成30年度関西学生春季リーグ順位決定戦対同大◇5月26日◇立命館大学ホリーズスタジアム◇

【第1Q】関大0-0同大
【第2Q】関大0-0同大
【第3Q】関大0-0同大
【最4Q】関大0-0同大
【SO戦】関大3-2同大
【試合終了】◯関大―同大●

SO(シュートアウト)戦。GK北條実羽(社2)が同大の最後のシュートを抑え込むと試合終了のブザーが鳴る。その瞬間、選手たちは北條を中心とした輪になり歓喜に沸いた。今季初勝利で全日本インカレ出場をかなえ、最高の笑顔で試合を終えた。

第1Qの序盤は同大に攻め込まれる回数は多かったものの、時間が経つにつれて関大の攻撃の時間も長くなる。24分ごろにPC(ペナルティコート)でチャンスが訪れるも、生かしきれずに終わる。「自分の思ったプレーとは違うプレーをしてしまった。立ち上がりがやっぱりよくなかった」(岸田紗依女子主将=人4)。

△岸田

その後、第2Qでは左サイドにいた森田彩那(文3)がゴール前で球を奪い、上にいた廣瀬有沙(人3)とパスをつないで、前進する機会をうかがう。

△川原

各選手が積極的にボールに絡みに行く中で、特に目を引いたのは1年生の川原彩花(人1)がドリブルでチャンスメイク。また、北條も要所での堅守が光り無失点で試合を折り返した。

 

後半、第3Qのはじめは同大が優勢な状況だった。前半に引き続き、立ち上がりで苦しんだ。だが、その中でも吉田波那(人2)がドリブルで突破口を開く。また、28分には相手にPCを与えてしまうも、「関大止めるよ!」と岸田が一際大きな声を上げ、士気を高める。何とか乗り切り、残り2分。ここでもフレッシュな戦力が存在感を放つ。

△安福

安福千晶(文1)が果敢にインターセプトし、前へ前へとボールを運ぶ。しかし、後半も無得点のまま試合はSO戦にもつれ込んだ。

△廣瀬

SO戦の先攻は関大。

△廣瀬、岸田、吉田

初めに吉田が成功すると、GK北條が相手のシュートをしっかりと裁き、幸先のいいスタートを切った。

△森田

そこから、森田と川原も球をゴールへと押し込み、3-2で関大の有利な状況となり、最後には北條がボールをゴールから遠ざけ、今季初勝利が決まった。「緊張していただろうけど、しっかりと仕事してくれていて」と岸田はねぎらった。

「そこ(SO戦)まで持ち込まなくても勝ち切れた試合だった」(岸田紗依主将=人4)。パスミスなど細かいミスが引き金となり、なかなか得点に結びつけなかった今試合。だが、SO戦で粘り勝ち、昨季に引き続き、関西圏最大のライバルである同大に勝利。やっとつかんだ初白星と前日本インカレへの切符をつかむことができた。リーグ戦も残すところはあすの関学大戦のみ。「チャレンジャーとして相手に挑むことになるけど、だからといって負けるとかじゃなくて、思いっきり戦いたい」と岸田は意気込んだ。【文/写真:柴村直宏】

▼岸田主将
「今回はSO戦になった。監督にも言われたけど、そこまで持ち込まなくても勝ち切れた試合だったと思う。勝つことはできたけど、パスとかでミスが目立った。あとはライトに運ぼうとしたときにレフトに運んでしまったりだとか。自分の思ったプレーとは違うプレーをしてしまった。立ち上がりがやっぱりよくなかった。でも、いいように考えると、後半は(プレーが)形になっていたし、前に進むことはできていた。サークル内でもPCを取ろうという強い気持ちが現れていた。同大は総合関関戦の関学大とは違うけれど、ライバルだしみんな緊張していた。けど、ディフェンスはPCを取られたときにもボールを止めてくれて本当に助かった。GKの北條もSOでシュート本数を重ねるごとに緊張していただろうけど、しっかりと仕事してくれていて尊敬している。あすの相手は関学大。チャレンジャーとして相手に挑むことになるけど、だからといって負けるとかじゃなくて、思いっきり戦いたい」