【総合関関戦】総合関関戦5年ぶり勝利!

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◇第41回総合関関戦前哨戦◇5月26日◇服部緑地陸上競技場

関大50-38関学大

  1. 総合関関戦は1位3点、2位2点、3位1点(リレーは1位3点、2位1点)が与えられ、その総合得点で争う。関大は4連敗中と苦戦している。相手は関西の強豪関学大だが、連敗阻止に向けチーム一丸で挑んだ。

トラック種目でまず行われたのは400m障害。井田浩平(人2)が2位に入るも、その他の表彰台は関学大に奪われ2-4と、リードを許した。続く1500mは澤田宗一郎(人3)が接戦を制し、1位を獲得した。

200mは滝本勇仁(安全1)が21秒37と好記録を出し2位でゴール。濱島隼(化生3)も3位に入り関学大に食らいつく。100mでは坂井隆一郎(人3)と多田修平(関学大)が欠場し、両校エースを温存。その中で濱島が200mに引き続き2位と得点を獲得。佐野も10秒75で1位を獲得し、関学大有利が予想された短距離種目で追いつく。

5000mは小高が4000m付近からスパート。最後は後続を大きく引き離し1位でゴール。長距離種目でも関大の優勢が続く。

同時進行で行われた跳躍種目では、主将の辻本嘉和(商4)が力を発揮する。走幅跳では、最終跳躍で手拍子を求めると、その勢いのまま7㍍40の大ジャンプ。見事1位に輝いた。三段跳でも14メートル72で2位に食い込み、5点を獲得した。走高跳は出場者全員が関大勢。石本春樹(経3)が1㍍90で1位、宮田朋希(化生3)が1㍍80で2位、辰巳元気(人4)が1㍍70で3位となった。

投擲種目は得点を大きく稼ぐ。円盤投は年生の増田直樹(経1)が自己ベストまであとわずかの記録で2位。松谷康太郎(人2)も自己ベストを更新し、3位と続いた。砲丸投では小西雄大(人3)、増田が12mを超える記録を出しワンツーフィニッシュ。やり投も久保大暉(安全3)が56mの試技で優勝するとけが明けの辰巳も2位に入り。投擲パートだけで13点を荒稼ぎした。

110m障害では、南雲優作(情2)、大瀧拓弥(法4)、宮田朋希(化生3)の3人が出場。まず大瀧が上々のスタート。しかし南雲が後半を追い上げ、見事3位入賞した。

800mでは、木村翔太(法1)、藤原信哉(文4)、小田文哉(商2)が出場。前半は藤原が先頭に立ち、レースを引っ張る展開に。しかし、次の1周で失速し、4位に。そんな中、レースを引っ張るのが一年生である木村。前半こそ突出しなかったが、2周目に入りと、ぐんぐん加速する。その勢いのまま2位フィニッシュを果たした。

トラック個人最終種目である400m。村井悟史(文4)、南翔之(社3)が関大の勝利を確信させる走りを見せた。序盤の200mで南はぐんぐん加速。後半村井が怒涛の追い上げを見せ、見事1位フィニッシュ。ガッツポーズで喜びをあらわに。南は2位でゴールし、関大がワンツーフィニッシュを勝ち取った。

4×100mリレーは関学大に及ばなかったが、すでに総合得点は関大の快勝。5年ぶりの勝利をつかみ主将を胴上げ、歓喜の輪が広がった。「うれしい」。各パート長は口をそろえた。5年ぶりの勝利をチームの糧に関大陸上部がさらなる高みを目指す。【文/写真:多田知生、奥井健太、長尾洋祐、濵田将志】

▼辻本主将
「(勝利に関しては)素直にうれしい。自分が入ってからずっと関関戦で勝てていないので、これが連敗阻止のきっかけになればと思う。(自分の跳躍については)走幅跳、三段跳ともに自己ベストに近い記録が出たので、これから秋に向けてもう一段階ギアを上げていければと思う。初めから接戦だったので、一つでも上の順位を目指すという気持ちが表れていたのを見て、こっちもいい影響を受けたかなと思う。秋シーズンでは、全日本インカレに出ることが目標。これからしばらく大会がないので、その時期にしっかりスピード練習を多く行って、その中で助走をレベルアップさせていきたい」

▼辰巳
「順位を意識するってことだったので1位を2種目取れたというのはパートとしてよかった。課題としては4月の大阪インカレの課題がいろいろあったけど克服できていなかった。個人としては少し前にけがをしてしまって満足に投げられなかった。合格点は上げられない。(今日よかったのは)松谷と増田。松谷は自己ベストを出して、増田はそれに近い記録を安定して出せた。(関関戦勝利については)関学との力の差は歴然でも勝ちは勝ちなのでそこはうれしい。これから課題の克服。負けないくらい強くなりたい」

▼樋上敬太(経4)
「400mで1位2位。4パー(400m障害)で1位。村井と井田は自己ベストとパート長としてはうれしい試合だった。個人としてはずっと村井とはライバル関係でやってきて今日記録抜かれたけどライバルとしてうれしい。南も上の記録がでててパートとして盛り上がっている。対抗戦で自分たちとしては初めて勝てたことは素直にうれしい。(これからについて)全国で戦えていけるようなチームを作っていきたい」

▼藤原
「満足できる結果ではなかった。でも自己ベストを出してくれた選手もいて、1500mでは澤田が勝ち切った。木村もデビュー戦だったけどこれから飛躍が期待できる走りだった。(関関戦勝利について)5年ぶりに勝てた。最後に仕事ができたっていう感じ。(これからについて)パートとしては来年の関西インカレで活躍するためにがんばってほしい。個人としては納得できる競技をして終われるようにしたい」

▼伊藤琢磨(人4)
「勝てたことはシンプルにうれしい。100㍍は、調子が上がり切っていないこともあって、そのまま微妙な感じで終わってしまった。リレーに関しても、全然いい走りはできなかった。ここ最近の中でも悪いほうだったと思う。仲間の活躍はうれしかったし、短短パートの仲間がいい成績を残してくれているのはすごくうれしい。(リレーに出場した)佐野と滝本もそうだし、パートの今の状況からしても、誰が走ってもある程度速いという走力は揃ってきてるので、全員に期待している。最近の短短の中でも一番選手層が厚い状態。リレーの絶対目標としては、関大記録の更新と日本選手権リレーと全日本インカレでは8位入賞以内。来年は3位を狙えるチームにはなっていると思うので、そこにつなげていきたい。互いに刺激しあい、競争心をもってやっていくことが必要」

▼南
「代替わりは早くして今年は明日から。200はPB、100はSBっていうのはよかったけど、専門(400m)はタイムは悪くなかった。けど、レース展開はもっといい感じに運べた。これからの課題だと思う。7月で合わせて全カレのリレーに最高の記録を出したい。(主将について)正直何をしていいかわからないけど、これから考えていきたい。来年は1部残留とかじゃなくて上位で戦えるようなそういう感じでやっていきたい。高校でも主将をやっていたけど訳が違う。関大っていう長い歴史のあるチームを引っ張っていかないといけないという責任感を持ってやっていきたい」