【コラム】野球部関関戦特別企画①バッテリー対談

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野球部は今年で100周年を迎えました。節目のシーズンとなる今季。10月24日、25日には最終節となる関学大戦(関関戦)がわかさスタジアム京都で行われます。同日・同球場では同立戦も行われるため、同じ日に同じ場所に関西を代表する4私大が集結することになりました。そこで、野球部、応援団、関大スポーツの3団体が結集し、さまざまな企画やコラボレーションで盛り上げています。その企画の1つが関大スポーツが全4回にわたってお送りするインタビュー企画です。第1回は4年生の石田光宏さんと、2年生の久米健夫さんによるバッテリー対談です。2人は昨年の春季リーグから4季にわたってコンビを組んでいる関大野球を支えるエースと正捕手です。

■ 何も言わなくても、自分の求めている球を健夫が要求してくれるようになりました(石田光)

早速ですが、2人の出会いについてお伺いします。石田さんが久米さんと初めてバッテリーを組んだときの印象はいかがでしたか

 

石田光 良いキャッチャーが入ってくると聞いていたので、どのくらいの実力があるのだろうと期待していました。それでも、直前までは高校生。大学で実績を積んでいるキャッチャーも多いので、甘くはないぞという気持ちもありました。

 

久米さんが初めて石田さんの球を受けたときの印象は

 

石田光 本音でしゃべれよ(笑)。気ぃ使わんでええで(笑)

 

久米 はい(笑)。最初は僕がサインを出しても、「お前のサインは違うぞ」という感じでほとんど首を振られていました。それからは、コミュニケーションが大事やと思って会話をする機会を自分から作りに行くことを心掛けました。

 

石田光 健夫は性格的に素直やし、やりやすい部分もありました。自分自身、結構わがままなので、元から投げたい球を投げるスタイルでした。健夫が入ってくる前から、先輩キャッチャーに対しても首を振って、自分の投げたい球をどんどん投げるスタイルでやってきたので。

 

バッテリーを組み始めた当初は試行錯誤が続いていたのですね。

 

久米 ブルペンとかでも自分から石田さんの球を受けさせてくださいと志願していました。普通はピッチャーがキャッチャーを指名するんです。

 

石田光 新入生の健夫からしたらキャッチャーの全員が先輩。(先輩に対して球を受けさせてくださいと)志願している姿勢の印象は強いですね。そういう姿勢は良いことやし、とても必要なことやなと自分も思いました。

 

久米 グラウンドの中では先輩も後輩も関係ないと思っているし、1年生でもガツガツいかないといけないと思っています。打席で叫んでいるのも売りです(笑)。自分の取柄は元気です。そのスタイルだけは高校のころから貫こうと思ってやっています。野球で目立てなくてもどこかで目立とうと思って、はつらつと必死にプレーしています。

 ■自分のサインを出す指1本にたくさんの想いが詰まっていて、ピッチャーの想いもたくさん詰まっていて、それを一致させないといけないということを強く思っています(久米)

バッテリーを組み始めて2年。変化はありましたか

 

石田光 何も言わなくても、自分の求めている球を健夫が要求してくれるようになりました。バッテリーとしてのレベルは着実に上がってきていると思っています。

 

久米 高校時代は配球に対して深い考えがありませんでした。石田さんの球を受けるようになってから、コントロールが良いピッチャーなので配球を考えるようになりました。自分のサインを出す指1本にたくさんの想いが詰まっていて、ピッチャーの想いもたくさん詰まっていて、それを一致させないといけないということを強く思っています。最近は、言葉がない中での意思疎通がとても充実しています。サインを出しても首を振られる回数が減りました。

 

成長を実感しながら迎えた今シーズン。意気込みを教えてください

 

石田光 4年間プレーしてきて、いろいろなことを経験してきました。勝負所でしっかりとその力を発揮したいと思います。後輩とやれるのも最後ですし、試合は当たり前ですが、練習に対する姿勢なども大切にしています。特に、健夫とは2年やってきて期待している部分も大きいです。健夫は(大学での選手生活が)あと2年あります。そこにつなげられるように自分自身何かしてあげたいと思うし、来年は久米のチームやなと言われるような存在になってほしいです。

 

久米 努力し続ける姿勢と向上心は変えてはいけないと思っています。リーグ戦だから頑張るというのではなく、日頃からやっていることをグラウンドで出せるように挑んでいます。

 

最後に、最終節・関関戦に向けての意気込みを聞かせてください

 

石田光 自分自身8回目の関関戦になります。今回は球場がわかさスタジアム京都ですし、ナイターもあるので、いつもとまた1つ違う雰囲気になるのかなと思います。その中でも、いつもと同じプレーを心掛けたいと思っています。

 

久米 関関戦はいつもよりお客さんが入って、応援の数もすごくなって、選手たちにとってもうれしいですし、楽しいです。それは関大も関学大も同じだと思うんですけど、思いの強さであったり、負けない気持ちでは負けられないと思っています。

 

石田光 自分が投げさせてもらって負けたときは、自分の力不足やったなと感じてシーズンを終えていました。今シーズンは絶対に力不足やったと言わないようにしたいです。4年間やってきたことを出すだけです。出し切れたら関関戦も勝てると思っています。

 

(構成:浦野亮太)