【サッカー】無失点の首位・大体大に3ゴール!全員でつかんだ勝利

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◇第96回関西学生リーグ前期第8節◇対大体大◇5月26日◇皇子山総合運動公園陸上競技場◇
【前半】関大1ー0大体大
【後半】関大2ー1大体大
【試合終了】関大3ー1大体大

今節の相手は前期第8節になってなお、負けなし失点なしの首位・大体大。前節に今季初黒星となった関大だったが、勢いのある「全員サッカー」で3失点を食らわし、勝ち点をもぎ取った。

立ち上がりからMF牧野寛太(経3)が得意のドリブルで左サイドを駆け上がりゴールに迫るなど、関大ペースで試合は進む。MF牧野とDF黒川圭介(法3)の3年生コンビの連携で左サイドを崩し、一気に前線へ。DF黒川が蹴ったクロスボールに最後は FW加賀山泰毅(人4)が反応し、シュート。前半9分、早速の先制点にDF黒川は「早い時間で先制できたのはプラスになった」。


△MF牧野


△DF黒川


△FW加賀山

先制弾を機に関大はさらに勢いを増す。28分にはFW大久保優(商3)がゴール前中央からシュートするもネット上へそれる。相手ディフェンスも止めることのできないDF黒川のドリブルで左から切り込み、再びクロスを供給するが、1得点目のようには合わせられない。相手に中盤を崩される場面もあったが、DF陣に加えMF梅津克貴(社1)、MF塩谷仁(人4)の体を張った守備が機能し、決定機を作らせなかった。


△FW大久保


△MF塩谷

後半は開始すぐに相手CK(コーナーキック)やシュートでピンチを招くが、DF荒木隼人主将(商4)、DF羽田健人(情3)に加え、この日リーグ戦初出場となるGK鴨川優斗(政策3)の好セーブが連発する。一時は相手がペースを握るも、DF安田有輝(経4)、MF森主麗司(文4)を中心にインターセプトでチームを救った。


△DF荒木


△GK鴨川


△MF森主


△DF安田有

再び関大がペースをつかむと、後半18分。MF牧野がドリブルで左を駆け上がり、MF梅津克へパス。するとそのまま、豪快にミドルシュートを放ちゴール右隅に収めた。しかしその8分後、相手にPK(ペナルティキック)を決められ2−1に。


△MF梅津克

それでも関大のゴールに向かう気持ちは途切れない。後半46分、途中交代で出場したFW高橋晃平(情3)が見せた。FW加賀山のスルーパスを受け、前線へ運ぶとそのまま流れるようにシュート。終了間際のダメ押し弾を加え3−1で勝利を収めた。


△FW高橋

ここまで無失点の大体大から一挙3得点を奪い、「勝ち点3に変わりはないけど、選手たちの自信にはなったと思う」と、前田雅文監督。また、MF梅津克、FW高橋がともに今期リーグ初得点を決め、エースFW加賀山は「多くの選手が得点できるというのは、チームが上昇気流に乗れる要因でもある」と、これからを見据えた。前期も残り3節。勝利だけを目指し、「全員サッカー」で走り続ける。【文:西井奈帆/写真:永津星斗】

▼前田監督
「細かいパスをつなぎながらやり通すのか、それとも長いボール中心でセカンドボールを拾って前線に持っていくのか、のスタイルを統一して、細かいパスワークで行こうって決めて、その中でチームがうまくやってくれた。(試合内容について)(スタイルが)はまった時は良かったけどはまる回数をもっと増やしていかないと。自分たちのスタイルを何回も繰り返せるようにやっていかないといけない。(大体大は)本職じゃない人たちがセンターバックやっていたりとかあって、去年に比べてディフェンスラインもそんなに安定性があるとは思っていなかったのでうまく攻撃できれば勝てると思っていた。(大体大のここまで失点0について)(ピッチ状況の悪い)こういうところで前期やっていることも多かったので相手のシュートミスがあったりそれに助けられている部分もあると思う。(大体大に勝利は)勝ち点3に変わりはないけど、選手たちの自信にはなったと思う。それが過信とか浮足立つというふうにならないように気をつけないと。(次節について)びわこもロングボールつなげてくるチームなのでそれに対してしっかり処理していくことと、そこから攻撃につなげていくということをやっていく」

▼DF荒木主将
「前節の負け方がすごく自分たちのミスだったので、そういうところをなくしていって、自分たちのやっていることは間違っていないと思うので、さらにそれをよくしていこうていう感じで取り組んできた。無敗で無失点の相手に全員で勝とうという気持ちが、ピッチだけでなく、スタンドもあった。いつも大体大に先に取られて苦しい展開というのが多かったので、先制点を取ったことで自分たちの優位な形で進められたと思う。(梅津、高橋の得点について)今はずっと加賀山が得点してて、若干加賀山に頼っている部分もあったのでチームにとっていいこと。(大体大の攻撃陣は)体が強かったり、足が速かったり特徴のある選手が多い。その分警戒してやっていたので、90分通して集中してできた。今週はいい試合できたけど、来週がいいとも限らない。今週はいい準備ができたからいい試合ができたので、全員でいい準備をしていきたい」

▼FW加賀山
「(前節は)ボールは持てているけど、ゴール前の人数が少なくて最後決定的な場所で仕事をする選手が少ないなと思った。(前期リーグ戦の)残っている相手が基本上位の相手なので、前節の負けは受け止めながらも、次の試合を大事にしてやろうと思っていた。大体大の特徴として、(大体大が)得点したら自分たちのペースで進めてくるチームっていうのがあったので、まず自分たちが得点を取ることが大事。あの時間で取れて良かった。(自身の先制点について)最初黒川がドリブルで運んできて、ニアに飛び込もうと思ったけど、相手がカバーしてきたのでそこから動きを変えてファーに流れた時に、黒川からいいボール来たのであとは合わせるだけていう感じだった。大体大は無失点で連勝してきている相手だったのでそこで3点取れたのと、大体大に土をつけれたっていうのは自分たちにとっても大きいし、リーグを面白くするという意味合いももたせられた。(FW高橋、MF梅津の初得点について)多くの選手が得点できるというのはいいことで、チームが上昇気流に乗れる要因でもあると思う。自分たちのいい部分を出しながら残りの3節を全部勝ちで終えられたらリーグ前半をいい形で締められると思う」

▼DF黒川
「(1得点目のアシストについて)シュート狙ってて入ったかなと思ったけど、誰かが触ってくれたらいいなと思って蹴った。(加賀山)泰毅くんが触ってくれたけど、触ってくれなくても入ったんじゃないかなと(笑)。(今シーズンについて)ずっと調子がいい感じにきている。(MF牧野との左サイドコンビについて)普段から仲がいいので、連携のところは自信を持ってやっている。それがいい形で、今日もコンビネーションで突破できたので良かったと思う。左から攻めるとかは決めていないけど、今日みたいな試合やったら左から崩してうまくいってたので攻撃が多くなった。リーグ前に大体大と練習試合やってその時も勝ってて、そんな嫌なイメージはなかった。自分たちのやることをちゃんとしたら勝てるなって感じだった。大体大は先制点を入れられると、落ちちゃうっていう分析もしていたので、早い時間で先制できたのはプラスになったかなと。(梅津)克貴もリーグでずっと良いプレー続けてやってたし、高橋も途中から出てきてチャンス作ったりアシストしてくれているので、今日も結果残してくれるだろうと思ってた。(1年生からトップチームで出場している先輩として)周りに声かけながらチームを動かすというかそういう意識は出てきたので声かけは意識している。チームを鼓舞する感じで。(次節について)やっぱり先制点というのが鍵になってくると思うので、早い時間から点が取れるように最初からギア入れて勝っていきたい」

▼MF梅津
「(今期初得点は)うれしいです。(関大に入った理由)練習に参加した時に、練習の雰囲気とか意識とかみんな日本一目指していて、その中で自分も「全員サッカーで日本一」目指してやりたいと思って入った。(自身の2得点目について)(牧野)寛太くんからいいボール来たんで。ミドルシュートいつも練習しててイメージあったのでいい感じにいけて良かった。(前半戦について)先制点はほしいってみんなで言ってて、前から気持ち入ってた。今日勝って、自分たちの自信になって、ここから乗っていけたら。ここからあと3戦全勝できるように頑張っていきたい」

▼FW高橋
「(自身の得点について)ずっと決められてなくて決められて良かった。いい裏に抜け出せてシュート決められて良かった。得点は自信にはなったけど、ゴール以外はあんまりだったので、ゴール以外の部分はしっかりして、得点に絡められるようにします。(交代までの試合を見てて)前半はいい流れでいけてて、自分も入ったらその流れについていって、自分も決めたいなと思っていた。(次節について)びわこ大も強い相手なので、出れたら得点してチームの勝利に貢献したい」

▼GK鴨川
「今日はリーグ戦初出場だったので、入場の時からめちゃくちゃ緊張していた。でも、チームメイトに『緊張してんだろ』とか茶化されたり、結構ポジティブな言葉をかけてもらったのがうれしかった。そこから、いつも通りやればいいかなと思って、最初のキックが上手くいったのもあり、落ち着いていけた。大体大のFW陣はどっからでもシュートを打ってきたので、キーパーとしてはすごく強い相手だった。そのFWの1人にボールが集まっていたので、そこをケアするようにDFに落ち着いて対応していこうと指示しました。終了間際にPKを取られた時は、初めてだったので、最後まで我慢して一か八かで飛んだ。結果は外れてしまったんですけど、PKを取られないようにこれから改善していきたい。(次戦のびわこ大は)前期の優勝校で、今シーズンも勝ち点を積み重ねてて、今日みたいな気持ちのこもった戦い方をしていかないと勝てないので、これから1週間良い準備をしていきたい」