【テニス】春関5日目、多数の選手が準決勝に駒を進める!

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◇平成30年度関西学生春季トーナメント◇5月25日◇靭テニスコート◇

【男子シングルス準々決勝】
○山尾2(3-6,7-5,6-4)1林
【男子シングルスインカレ選考1回戦】
○高村8-2東川(甲南大)
●大野6-8安藤(大体大)
【男子シングルスインカレ選考2回戦】
○高村9-8(4)安藤(大体大)
【男子ダブルス準々決勝】
○柴野・島田2(7-6(4)、3-6,10-8)1岡崎・藤永(甲南大)
○山尾・大野(翼)2(6-0、6-0)0中山・大窪(同大)
○平川・山中2(6-1、7-5)0岩田・石島(同大)
【男子ダブルスインカレ選考1回戦】
○林・高村2(6-0、7-5)0岩村・角野(甲南大)

【女子シングルス準々決勝】
○沈 2(6-0,6-0)0大塚(同大)
○越野2(7-5,6-2)0藤原(姫大)
【女子シングルスインカレ選考1回戦】
○橘8-2渡邊(園女大)
○鎌田8-2大和(関学大)
【女子ダブルス準々決勝】
○鎌田・中塚2(6-3,6-1)0橘・中谷(甲南大)
○越野・大野2(4-6,6-3,10-4)1大塚・伊藤(園女大)

大会5日目となる今日は準々決勝が行われた。関大からは多数の選手が勝ち残り、セミファイナルへ駒を進めた。

林大貴(社4)は山尾玲貴(商2)との関大対決に。林が先に勝負をかけ、粘る山尾を振り切る。幸先よく第1セットをものにした。しかし、第2セット途中に山尾が手首を痛めメディカルタイムアウトを要求。ここから大きく流れが変わった。山尾が林のボールに食らいつき一気に逆転する。ファイナルセットでも流れは山尾。あと少しで勝利が見えていただけに悔しさが残った。

インカレ選考1回戦には大野翼(経2)が出場。相手は新進準優勝の安藤(大体大)だった。「打ってこない」と言葉通りに大野が攻め相手がしのぐ展開だったが、チャンスボールをミスする場面が目立つ。最後はラケットが届かずゲームセット。あと一歩だった。

橘彩音(経4)はフォアハンドを軸に主導権を握る。終盤にショットが決まらずややいら立つ場面も見られたが、ラリーでは終始圧倒。難なく白星を上げる。

鎌田琴衣(社3)はコースを散らし相手のミスを誘う。終盤に追いつかれるが、終始冷静だった。8-2で勝利し、全日本インカレ出場を決めた。

高村烈司(商3)は互いにアグレシッブにラリーを展開する試合に。サーブゲームでは優位に立った高村が勝利を決める。勝てば全日本インカレが決まる2回戦の相手は、大野が敗れた安藤。ゲームは高村がボールを叩くが決めきれない。先にマッチポイントを握られる。それでも、ラリーで押しきりタイブレークへ。ここで一段ギアを上げた。強烈なサーブで先にポイントを取ると、その後も強気のストロークを貫く。なんとか勝ち切り「自信になった」とシングルスでは初も全日本インカレ出場をものにした。

林・高村組は2人のサーブが好調だった。相手にまともなリターンをさせず、ポーチもはまる。ストレートでの勝利だったが、「15点」と林。第2セットではやや苦戦する場面も見られた。

山中瑠樹亜(経1)・平川暉人(人1)組は積極的な試合運びがさえわたった。サーブからのポーチを軸に相手を手玉に取る。「少しずつよくなってきている」(山中)と手ごたえもあり。ストレートでの快勝で1年生ながら4強へ駒を進めた。

山尾・大野組は新進優勝ペアと対戦。強敵との組み合わせになったがこのペアを止められるものはいない。高身長からの強烈なサーブやストロークなどアグレッシブなテニスに相手も対応できず、1ゲームも取られることなく試合を終わらせた。

ベスト4をかけ柴野晃輔(文4)・島田達也(人3)組は甲南大ペアと対決。主導権を握りたいが、なかなかリズムをつかめず、試合はスーパータイブレークまでもつれこむ。接戦となり、8-8となったところで島田のバックボレーが決まり勝負あり。4強進出を果たした。

2大会連続4強入りへ、ここまで全試合ストレート勝利を収めている沈清河(法3)はこの日も好調。緩いボールを使い、沈のミスを待っている相手に対し「絶対自分がミスしないことを意識した」(沈)。対策はうまくはまり2セットともベーグルで難なくセミファイナルへ駒を進めた。

越野菜摘(文3)は昨日鎌田と4時間もの試合を繰り広げた藤原と対戦。前日の試合の影響から相手のスタミナが落ちているかと思ったが「体力が回復していた」(越野)。どんなボールも粘り拾ってくる相手に苦戦しながらも、ファーストセットは7-5で先取。第2セットは自分から攻め急ぎすぎないよう、スピンやロブを有効活用し越野のペースに持ち込む。ストレートで相手を下し、次戦は小池(園女大)と対戦する。

大野菜々子(社2)と組んだダブルスでは相手ペースに試合を進められ第1セットを失うと第2セットも1-3とリードされる展開に。しかしここで踏ん張った。越野のボレーで2-3とするとここから勢いづく。4ゲーム連取でセットを奪い返すと、「スーパータイブレークにもつれたらいけると思っていた」と大野。大野の懸命なキャッチや攻撃なボレーも光りこの熱戦をものにした。

ダブルス準々決勝は鎌田・中塚桃子(人2)組と橘・中谷(甲南大)組との同士討ちに。2週間前の関西オープンでの借りを返したのは鎌田・中塚組だった。「あっさり負けていた」(鎌田)前回の反省から自分たちのテニスで立ち向かいストレート勝利。初となる4強へ駒を進めた。

準決勝となる明日も好カードが目白押しだ。決勝の切符をつかむのはどの選手になるのか、一瞬も目が離せない。【文/写真:松浦智・三木勇人】

▼橘
「(大会を振り返って)良かったとは言えないです。ダブルスは新進準優勝だったので優勝を目指していたしシングルスは本戦を決めるというのが一番でベスト8以上は目標だった。前田には前も負けているので結構勝ちたかった。(対策は)弾道の高い球で深いところに打って自分が前に入っていけるようにとは思っていたがうまくはいかなかった。全体見られて。沈と越野が残っているのはいいことだと思いますし2人は決勝対決してほしいと思うんですけど私たちはすごい他大に比べて結構ケガが多くてそれが原因で(インカレ出場している)本数が減っているのはもったいないというか残念ではあります。リーグとかもケガがあったし、ケガがなければそれなりに戦えると思う。結果どうこうではなく、チームの姿としては、ノビノビと自由にやらせてもらっていてなりたいと思っていたチームにはなってきている。関西は結構ペースが遅いと思う。(インカレでは)一気にペースが上がる分、余計ハードワークになると思うんですけどその中でサーブ打った3球目やリターンからの早い攻撃ができるようになっていかないとやっぱ勝っていくにはきついかなと。リターンから攻められる選手は関西ではあまりいないと思うので自信を持って強きでいければ気持ち的にも楽になるので、サーブを入れるだけじゃなくて、速さだけでなくコースも意識していきたい。ダブルス今日負けてしまったんですけどしっかり切り替えて残りの3本に入れる出だしから集中していきたい」」

▼鎌田
「2週間前の関西オープンで一回当たっていて結構あっさり負けていた。相手は2人ともストロークが良くて普通にやったら勝てないと思っていたのでリターンをボレーヤーに触らせないようにしてから自分たちの展開に持って行くことを心掛けていました。(ベスト4に入って)ダブルスには全然自信がなくて、高校のときからシングルスでやっていて、去年組ませてもらった橘さんにも色々教えてもらってちょっとずつではあるんですけど成長できているかなと思います。今後もっと全国では強い選手がいるのでその人たちに勝てるようにしたい。(シングルスはタフな試合)昨日から体が痛くて、でもその痛さが無駄な動きを無くしているような気がする。渡邊・小池組との戦いだけど、今日みたいなプレーが出来たら全然勝てる相手ですし、女子のダブルスはどっちが勝つか分からない。この4組の誰が優勝してもおかしくないと思うのでそこは自分たちが強気でプレーするしかない。頂点を目指して頑張りたい」

▼沈
「相手がすごくしつこい相手だというのは分かっていた。自分がミスしてくるのを待っているタイプ。絶対自分がミスしないことを意識していた。(6-0、6-0での圧勝の要因は)セカンドは切り替えていってて1ゲーム目から長いゲームになっていてそこで取り切れて流れを寄せ切れたのが要因として大きい。このコートは遅いので自分から打ち過ぎてもリスク。最終的に自分から攻めていくことは忘れずに意識している。(準決勝の前田との対戦について)新進から相手も良い状態で迎えてきて、橘さんの分まで頑張りたい」

▼越野
「相手が粘ってきたのでこちらに仕掛けをさせようとしていて、プラス何か取るきる力がないと考えてテンポを変えたりした。どこを打っても拾ってきたし、昨日はあんなにタフな試合をしていたのに体力が回復していた。第2セットは打ちすぎないよう、スピンやロブを使ってショットの精度を上げた。(準決勝の相手の小池は)いい選手。勝てるかもその日の調子が左右する。ベストを尽くして悔いのないように頑張りたい。決勝は沈としたい。(複でのインカレ出場が決まり)去年行けなかったので、ほっとしている。(ダブルスの準決勝の相手の栗本・前田組は)関関戦でも当たると思うし本当に勝ちたい」

▼大野菜
「高校のとき大塚が同期で負けたくない思いもあって序盤が調子を上げれなくてそのあとズルズルといってしまってセカンドセットもリードされててそこで逆にスイッチが入って自分たちのできることをしっかりできた。ファーストセットも調子は悪かったけどゲームには入っていたので上がってきたら勝てると思っていた。それでも中々うまくいかず苦しかった。(スーパータイブレークでアグレッシブに見えた)春関の前の大会でもスーパータイブレークをたくさん経験していたのでそこまでもつれたらいけると思っていた。(今大会意識していること)越野さんがドライブでポイントを取ってくれて助かるので自分もチャンスがあるときはしっかりドライブで打ち込むようにしている。(準決勝では)新進で負けているので挑戦者としてはいける。相手はボレーなどがうまいのでそこで弱気にならず強気にボレーしっかり決めきりたい。インカレ本戦の出場は確定させたので優勝という形で出場できるようにしたい」

▼中塚
「今日の相手の橘さんと中谷さんはこの前の関西オープンとかで2-8の簡単なスコアで負けてて、そのときには遠慮している部分というか自分たちが引いている部分があったので今日は自分たちが押していこうと2人で言っていてその作戦どおりにいったときに相手がミスが増えていい展開でファーストの途中から運べて相手も苛立っている部分があってそこをうまく勝ち切れた。関西オープンでは基本のことしか出来ていなかったんですけどアイフォーメーションであったり、普通のフォーメーションでサーブを打ったり出れるところで出るという形だったけど今日は一発目から動くであったり自分たちから動きを入れた展開を取り入れてそれがうまくはまったかなと。シングルスは初戦負けをしてしまったので、鎌田さんは残っていて体的にきつい部分があると思うんですけどそこで私がカバーするべきだと思って切り替えて、コーチにも『ダブルスでいい形で終えることが次へのスタートだ』と言われてそこで切り替えることができてここまで進めることができた。(準決勝への意気込み)小池の方は関西でもベスト4に残っていて強い選手なんですけどダブルスではうまくやっていけば戦えるというのは分かっているし、大野と組んだときには4月の大会で勝っているので戦い方は分かっているので2人で話し合って今日の反省を生かして相手を怖がらせるようなプレーをやっていきたい。ノーシードからきて初のベスト4で失うものはなにもない、関大の決勝対決ができるようがんばりたい」

▼平川
「高校の成績で第4シードをいただき、学生大会は初めてなので不安はあった。(内容としては?)毎日オープンで2位になることができて今回の大会に入り、シードを守ることは順調にできている。ペアとしても合ってきている。2人ともIフォーメーションでサーブを打って1球目で反応し決めて行くスタイル。リターンも1球目で攻めて行くタイプ。(大学のテニスには慣れた?)3月から練習に参加させていただき3ヵ月近く経った。雰囲気も良く慣れてきたと思う。(目標は?)まずベスト4を目指していた。明日は山尾さんと大野さんのペアで同士討ちになる。胸を借りるつもりで行きたい」

▼山中
「思ってたより良かった。ベスト16くらいかなと思っていた。高校1年生の時に組んだけど県大会1回戦で負けてしまった。大学で組んで少しずつよくなってきていると思う。これからもっと合わせて行きたい。(ダブルスのプレースタイルは?)自分からガンガン打っていくタイプ。(残り2日について)したいことはできている。自分たちは一回生なので、シードのプレッシャーもあるが、何より思い切りが売り。先輩たちに向かって行くだけだと思う」

▼林
「コーチとも『サーブとリターンが大事』と言っていた。ボチボチだと思う。(前日の山尾・大野翼組との試合について)したが出てきてくれたのはリーグを見据えてもいい事。でも悔しい気持ちの方が強い。(今回の出来は?)自分たちはサーブ、リターン、ボレーを武器にやっているペア。出来としては15点。結果を踏まえてもっと練習していきたい。(全日本インカレでの目標は?)優勝。でも、まず自己最高のベスト8以上を目指したい。インカレのコートは独特で球が遅い。なので、試合を通して慣れていきたい」

▼高村
「(ダブルスについて)後輩が相手ということもあって気持ちが空回りしてしまった。相手はチャレンジで向かってきたのでやられてしまった。でも、ベスト4のうち3組関大が残っているので優勝してほしい。(試合内容は?)王座終わりの12月にけがをしてしまって全然テニスをできていなかった。なので8月までのインカレまでには仕上げたい。(シングルスについて)安藤(大体大)とは高校の時にしていた。さらに強くなっていて、関西でもディフェンスのテニスで有名な選手。大野も負けていたし自分は勝たないとと思っていた。(タイブレークについて)出だしの3ポイントを本当に大切にしていて、うまくいってプレッシャーをかけることが出来た。5-5でブレークされ、決めるにも決めきれず6-7でもマッチポイントを握られたがそこから気持ちで負けないようにやった。この勝利は自信になったし、3年生で全日本インカレのシングルスは初めてになる。関西学生大会でも次は上位に行きたい。全日本インカレは初めてなのでノビノビプレーして上位にいきたい」

▼大野翼
「(柴野との試合について)のっていた。最初の方は良くなかった。粘られて打ち急いでしまった。途中で点を取れるようになれて勝てた。自分はガンガン打っていくタイプ。これまでの(関西学生大会の)自己ベストは1回戦勝ちなので、更新することが出来た。(本日のシングルスについて)向こうから打ってこないので、ミスが出る出ないの違いだった。感覚は掴めつつあるが、まだ完ぺきではない。(ダブルスについて)自分から打っていくスタイルだと思う。ボレーとかはあまりしないが、相手を狙うとか、足元などに打っている。山尾とは思っている以上にあっている。(今後について)今大会は考えてできるようになっているが、まだまだ荒いと思う。自分のプレーに集中して落ち着いて、打つときは打つ、粘るところは粘ってもっと考えてできるようにしたい」