【コラム】総合関関戦直前企画 100倍楽しむ漕艇!「漕艇ってなに?」編

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総合関関戦前企画 100倍楽しむ漕艇!「漕艇ってなに?」編

いよいよ今週末に迫った総合関関戦。漕艇部(ボート部)の試合は大阪市東淀川区を流れる、神崎川にて行われます。そこで、今回は「漕艇」という激アツな競技についてご紹介したいと思います!「漕艇ってなに?」、「どんな競技でどんな活動をしているの?」、「よくわからない」、「とりあえずスポーツが観たい」・・・というそこのあなた!このコラムを読んで、漕艇を100倍楽しく観戦してみませんか?

1) 漕艇、ボート競技ってなに?

ボートといえば皆さんは何を思い浮かべますか?「競艇」、「公園の池にあるアヒルさんのボート」、「クルーザー」、「カヌーとなにが違うの」…。そういったものが思い浮かべる方たちもいらっしゃると思います。ですが、いわゆる「漕艇(ボート競技)」とは読んで字のごとく、「艇を漕ぐ」という意味。人力でボートを漕ぎ、レースで着順を競うスポーツです!カヌーとは違い、艇の座席は可動式であり、足の力も使ってこぎ進めます。ひと昔前に放送されていた、「レガッタ~君といた永遠~」(テレビ朝日)はこの競技を舞台にしたドラマです。なんとなくご存知の方もいらっしゃるでしょう。

2)じゃあ、どんなボートを使うの?

漕艇では、主にシェル艇とナックルというボートを使います。今回の総合関関戦では、シェル艇と呼ばれる艇で戦います。

今回、出漕するのは…

8人の漕ぎ手(漕手)とCOX(舵手)の計9人が乗り込む、
漕艇の花形「男子エイト(以下、エイト)」。大人数が一糸乱れることなく、漕ぐ姿とスピードに注目です。今回の試合は、このエイトで勝敗が決まります。

4人の漕ぎ手とCOXの計5人が乗り込む、
「男子舵手付きフォア(以下、フォア)」。かつての大会で女子部門がありましたが、現在は男子部門のみしか行われていません。

最後に、4人の漕ぎ手とCOXが乗り込む、
「女子舵手付きクォドルプル(以下、クォド)」。ゴールデンウイークに行われた、朝日レガッタでは、関大は3位に輝きました!

の以上3艇です。

「フォア」と「クォド」の違いは?COXってなに?と感じられる方もいらっしゃることでしょう。

3) フォアとクォドルプルの違い

△1人1本ずつオールを持っています。

フォアは、1人の漕ぎ手が1本のオールを使い艇を漕ぐ競技です。1本のオールで艇を進める競技は、「スイープ競技」と呼ばれ、フォアのほかにはエイト、舵手付き(なし)ペアなどがあります。少ないオールで力が必要な競技となります。

△両手に1本オールをつかんでいます。

対して、クォドは1人の漕ぎ手が2本の短めのオールで艇を進めます。2本のオールを使う競技は、「スカル競技」と呼ばれ、他にも2人乗りのダブルスカルや、1人乗りのシングルスカルなどがあります。主に、インターハイなど高校生以下の大会では、発育や骨格の形成上などの理由で、身体に負担がかかりやすいスイープ競技ではなく、このスカル競技が行われます。

 

4) COXってなに?

△伊藤愛梨(商3)

前述のとおり、今回出漕する3艇はCOX(舵手)と呼ばれる選手がつきます。COXは主に艇の先端か最後尾に乗り込みます。

△上野祐輔副将(法4)

艇を漕ぐことはありませんが、ボートにおいては必要不可欠な存在。艇の上では、漕ぎ手が漕ぐタイミングを合わせるための、レース中はコールや舵を取ります。

△川崎登夢(経3)

また、陸上ではレースのプランを組み立てたりなど、一見隠れた存在のように見えますが、とても重要なポジションです!関大には、現在5人のCOXが在籍。

△西島俊介(人2)

また、COXには体重制限(男子は55㌔以上、女子は50㌔以上)が設けられており、基準を下回ると重りを艇に乗せなければならず、逆に上回ると漕ぎ手に負担がかかり、レースに影響が出ることもあります。そのため、厳しい体重管理、食事制限など日々涙ぐましい努力をしています。観戦されるときは、彼らの動きにも注目してはいかがでしょうか。

今回は、競技について説明しましたが、まだまだ漕艇とは奥深いスポーツです。ルールも着順を競う、シンプルかつ明確です。しかし、レースではまさかの展開も見られます。また、試合中やフィニッシュした時には選手の表情にも注目です。勝ってガッツポーズが飛び出したり、負けた時には涙することも。一戦一戦にたくさんの物語がつまっています。「スポーツを観たいけど、なにを観ようか」、「総合関関戦に興味がある」、「週末は何もすることがなくて暇だ」と思われてる方、今週の日曜日はぜひ神崎川に足を運び関大を応援しましょう!

日時:平成30年5月27日 10時スタート
会場:関西河川スポーツ共同艇庫 大阪府大阪市東淀川区西淡路6丁目1-1

JR京都線東淀川駅または阪急京都線淡路駅下車 徒歩15分
【文/写真:柴村直宏】