【バレーボール】悲願達成!関大女バレ、創部初のリーグ優勝

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◇2018年度関西大学バレーボール連盟春季リーグ戦第11日(最終戦)対千里金蘭大◇5月20日◇近畿大学記念会館◇

[第1セット]関大 25-22 千里金蘭大
[第2セット]関大 25-21 千里金蘭大
[第3セット]関大 25-17 千里金蘭大
[セットカウント]関大 3-0 千里金蘭大

待ち焦がれた瞬間がついに訪れた。最後の得点が決まった瞬間、選手たちは両拳を掲げ、コートに歓喜の輪ができる。「すごく嬉しい」(服部愛果主将=法4)。大学入学時からエースとして常にチームの中心だった主将がついに関大を関西の頂点に導いた。関大らしい“繋ぐバレー”を存分に発揮。千里金蘭大との優勝決定戦をストレート勝ちで飾った関大女バレに笑顔の輪が広がった。

リーグ戦8勝2敗、首位で迎えた2位千里金蘭大との1戦。勝利もしくは2セット以上取れば優勝が決まる関大優位な状況だ。それでも前日の試合後、服部は「意識したらダメだと思う」と平常心で臨んだ。

試合は第1セットから接戦となる。関大は原幸歩(文2)にトスを集め得点を重ねていく。試合が動いたのは、16-17となった場面。坂実莉(情2)のスパイク、ブロックでポイントを奪うと、服部も2連続ポイント。5連続得点で一気に点差を広げると最初のセットを奪った。

優勝まで残り1セットとなった第2セット、目に見えない重圧からか序盤に連続失点で点差を広げられる。しかし、ここで簡単に崩れないのが今年の関大の強さ。「少し危ないかなと思った時にちゃんと落ち着いて自分たちのプレーができたのが良かった」(服部)。リベロの山本愛梨沙(商3)が難しいスパイクを次々とレシーブし、攻撃のリズムを作る。じわじわと点差を詰めていき、そして中盤に服部のスパイクなど6連続ポイントで追いついた。その後は石田成実(人2)や原が要所でスパイクを決め、連続でセットを奪い、この時点で優勝を決めた。

第3セットは前のセットまでとは違い、選手たちが伸び伸びとプレーし、最後は相手のスパイクミスで勝利を決めた。

ここ数年、優勝を期待されながら届かなかった頂点。“今までの関大女バレを超える”を目標にリーグ戦では6連勝と波に乗ったが、連勝にも目をくらませず、一人一人が成長を重ねてきた。そしてついに関大らしい繋ぎのバレーを貫き通した関大が最高成績である4位を“Over”。創部初となる悲願のリーグ優勝に輝いた。【文:大島涼太郎/写真:勝部真穂】

▼服部
「少し危ないかなと思った時にちゃんと落ち着いて自分たちのプレーができたのが良かった。相手もレシーブを上げて繋ぐバレーをしてくるチームで自分たちも負けずに自分たちのプレーができたのが良かった。(優勝した気持ちは)すごく嬉しい。自分たちが連勝できているとき、これまでは連敗が多かったので勝ってても勝っている気にはならず、自分たちは弱い弱いと挑戦者でいこうとその気持ちでできたのが良かった。去年からメンバーが変わっていない中で去年負けた悔しさを一人一人が成長してくれたのが本当に良かった」

▼原
「今日の試合は自分の仕事はできたかな。気持ちで押し切った。優勝はあまり考えずにやったるぞという気持ちで試合に臨んだ。(優勝して)シンプルに嬉しい。監督がいない中でやったのは初めてで学生だけでも勝てるのを見せたかった。4回生がすごくしっかりしてくれていて、その4回生のためにも勝ちたいという思いがあった。このチームはバレーを楽しんで勝つ。へらへら楽しいじゃなく勝って楽しいバレーができているところがこのチームの一番いいところだと思う」

▼川西
「(試合前の心境は)わくわくしたりして、うまく寝れなかった。でもみんなの中で、目の前の試合に集中するというのが浸透していたから、大丈夫だと思った。千里金蘭大の勢いがすごかったから、ちょっと緊張した。でも自分たちのミスも少なかったから勝てた。1セット目を取ることを大事にしてきたから、それをとれて自分らのペースに持っていけたと思う。(2セット目で)優勝は決まったけど、3セット目を取られたり、そのまま負けたりすると次の試合に繋がらないから、勝ち切ることを意識した。(優勝した気持ちは)関西大学初の優勝というところが嬉しい。4回生が頑張っているのを知っていたから、4回生に勝たせてあげたかった。とにかくめっちゃ嬉しい。こんなにうまくいくとは思わなかった。優勝はしたかったけど、夢の夢だったから実感はない。でもこれがつぎの西カレ、秋リーグ、全日に繋がると思う」

▼江口
「(今日の勝因は)意識してきた繋ぎができたことと、乱れたりしても、二段トスをコースに打てたり、ブロックで結構ワンタッチがとれたりしたこと。個人的にもキャッチが安定していて、ペースが作れた。4回生に勝たせたかったから、勝てて安心した。(試合前は)思っていたより緊張しなかった。千里金蘭大は練習試合も結構やっていて、いつも通りにやったらいいと思って、気負いせず頑張れた。(リーグを通して)チームの中での自分の役割を確立していきたいと思ったし、チームとしてもレシーブとかの強みを伸ばしていきたいと思った。秋までにもっとプレーの質をあげていきたい」

▼山本
「勝ったら優勝がついてくると思って、目の前の1点に集中した。(リベロとして)全部あげる、1本も落とさない、という気持ちだった。しんどい時に自分がレシーブをあげて、チームを下から支えていきたいと思っている。20点以降相手にとられることが課題だったが、終盤もしっかり勝ち切れるようになった。相性の悪いチームにも受け身にならず勝てるようになりたい。優勝して周りの見る目も変わると思うが、いつまでも自分たちは挑戦者だと思って、がむしゃらに全員で頑張っていきたい」