【ハンドボール】京教大に快勝!稗田主将、おかえりなさい!

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◇平成30年度関西学生春季リーグ第8節◇対京教大◇5月12日◇天理大学体育学部体育館◇

【前半】関大12-2京教大
【後半】関大16-2京教大
【試合終了】関大28-10京教大

 

春季リーグ戦も終盤の8戦目を迎えた。相手は今春から1部リーグに参入した京教大。選手たちの奮闘により、前半20分位から関大が試合の主導権を握った。そして、後半には待ちに待った瞬間が訪れる。得点を量産した浦田美来(法3)と入れ替わり、背番号2番がコートに飛び込んだ。稗田眞子主将(人4)。開幕前からケガに苦しみ、大体大戦には出場したもののコートでのプレーもままならず、悔しい思いをし続けていた。今節も戦った時間はわずかだったものの、きっちりとシュートを決め、着実に復活へ近づいていることを証明した。

怒涛(どとう)の得点ラッシュだった。前半、中盤までは競った戦いを繰り広げるも、終了に近づくにつれ、赤色のユニフォームに身をまとった選手たちは気を吐いた。

△篠崎

なかでも篠崎佑夏(情4)が左腕から飛び出すシュートで得点を重ね、存在感を発揮。また、中川真侑(人1)も上級生に負けず劣らずの活躍を見せた。

△成願

ゴールでは守護神・GK成願茜(人4)のキーピングが光り、京教大から一気にスコアを引き離した。点差は4点差。終了直前には、新川紫央(人3)が鋭いボールで相手GKを刺し、勝ち越しで試合を折り返す。

△高橋遥歩(社2)

後半も関大女ハンの勢いは止まることがなかった。序盤に新川の連続得点に引き続き、今リーグで頭角をあらわし出した、浦田も波に乗りポイントを量産する。

△浦田

今試合は、ディフェンスでボールを奪い取り、そのまま速攻で点数をもぎ取るプレースタイルがかみ合う。順調に試合を進めていき、完全に関大の優勢な状態が生み出された。ここで、浦田がベンチにいた稗田とハイタッチし、交代。大体大戦以来の主将の出場だった。

△稗田主将

バトンをつながれた稗田は、他のメンバーにも劣らないガッツで攻撃に絡みにいく。ボールを積極的に奪うと、ゴールエリアラインへと走り出す「決まった時は『やったー!』という気持ちだった」(稗田)。渾身(こんしん)のシュートがネットを揺らすと、仲間のもとへ駆け寄り、ガッツポーズ。あふれるばかりの喜びを爆発させた。

その後は、浦上朋世(人3)など普段公式戦には出場することがなかった選手たちもゲームに加わりチームに貢献。

△増田

また、7㍍スローには増田明日香(人4)も出場した。全員が一丸となり、まさに「全員ハンド」を体現し、勝利をつかんだ。

「みんなのおかげ。ありがとう」。稗田は試合後、目を潤ませた。開幕前に利き腕を負傷。リハビリに励むものの、一時は試合への出場を諦めた時期もあった。しかし、今回のゲームで今季初得点を成し遂げ、完全復活への機運が高まった。カンさん(稗田のコートネーム)、おかえりなさい!【文/写真:柴村直宏】

▼中川監督
「(京教大が)1部に昇格してきたとかは関係がなかった。今回はディフェンスから速攻を重視したけど、全員が頑張ってくれた。(課題としては)、ノーマークシュートの精度を改善しないといけないこと。次も絶対に勝って、西日本インカレにいきたい」

▼稗田主将
「(この試合をひとことであらわすと)みんなが(試合を)経験できたこと。メンバーが変わってもしっかり戦うことができた。それに、ディフェンスからの速攻もできた。前半はラインを合わせて守ったが、中川先生が明確にセンターの守り方を教えてくれて、全員が実行することができた。それと、私が試合に出場したのは大体大戦以来。得点は今季初だった。決まった時は、『やったー!』という気持ちだった。ボールが投げれていることが奇跡。おばあちゃんも観に来てくれたし、みんなのおかげ。ありがとう。スタートで頑張ってくれた人たちがいるからこそだったと思う。(今日の課題としては)、崩れた時に早く修正すること。ここで喜んでいてはいけない。もっと上を目指さないといけない」