【ヨット】470級初戦は団体総合5位

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◇関西学生ヨット春季選手権大会◇5月5・6日◇新西宮ヨットハーバー◇

 

【国際470級】

 

団体成績

1位 関学大B

2位 甲南大A

3位 関学大A

4位 阪大A

5位 関大

6位 甲南大B

 

個人成績

9位  井堰威瑠(いせきたける=人1)・小道大輔(情3) 組  76点

24位  稲毛竣哉(商4)・野田空(人2) 組  151点

25位  堀久太郎(法4)・中島佑樹(社3)組  154点

 

 

今シーズン初の公式戦に臨んだ関大ヨット部。去年はスナイプ級での出場だったが、「今回は470級を試すという大会でもある」と小向井正樹監督。今年の春から取り組んだ470級のみでの出場となった。

 

 

△堀主将

ヨットのレースでは、各艇に舵を取るスキッパ―とヨットのバランスを取るクルーが乗り込む。関大からは3艇、計6名が出場した。1日目は第1~第3レースが行われた。

 

 

 

470級での出場は初めてとなる主将・堀は、3年生の中島とのペア。第1レースでは、スタートで出遅れてしまうも、後半盛り返し9位。続く第2レースでは「前のレースを考えて焦ってしまった」とフライングを取られる。第3レースは途中まで3位と好調だったが最後にミスが出て順位を落とし、7位に。「あのミスさえなければ」と悔やんだ。副将・稲毛は2年生の野田とのペア。第1レースではスタートの失敗を取り返すことができず、20位という結果に。第2レースではスタートに成功するも、後半に抜かされ13位。のちに失格を取られてしまう。第3レースは15位だった。1年生で今回が大学デビュー戦の井堰は3年生の小道とペア。小向井監督も「思ってた以上の成績」という活躍を見せ、第1レースでは5位。第2レースでは25位と順位を落とすも、第3レースでは9位と再び順位を上げた。

2日目は開始時刻になっても風が弱く、陸上待機が続き、第7レースは中止となった。さらに開始してから風が強まり、荒れた天候の中の試合となった。

△稲毛、中島、井堰

△堀主将

堀・中島ペアは第4レースを24位で終えると、第5レースでは1日目に続きフライングを取られてしまう。第6レースは17位。総合成績は25位となった。稲毛・野田ペアは、第5レースで34位と順位を落としてしまったのが総合成績に響き、総合24位。井堰・小道ペアは、第4レース、第5レースをそれぞれ7位、8位と順調に進み、第6レースは23位となったが、総合成績をチーム唯一10位以内の9位とした。試合後発表された団体での成績は国際470級5位という結果に。

 

 

準備期間が短かった中、目標の3位には届かなかったものの、上位に食い込んだことは今シーズンに希望を持たせる結果だと言える。それぞれに収穫と課題のあったこの試合。今シーズンのヨット部の活躍に期待が膨らむ。【文/写真:水上壮平】

▼小向井監督
「(井堰・小道のペアについて)井堰は大学初レースだったが思っていた以上に良い成績だったと思う。高校からヨットをしていたが470級ははじめて。練習も数回しかしていない中でこの成績なので、ポテンシャルも高いと思う。今後が楽しみな存在。稲毛・野田のペアは、風が強いコンディションだった。クルーの野田は体重が軽く、身長も低い。どうしても風に流されやすくなってしまうので苦労したと思う。ただ、クルーが重くないと勝てないということはない。他の大学にも同じような条件でやっているところはある。(稲毛は)高校からヨットをやっていて470級にも慣れている。あと少しのテクニックを掴めばもっと上の順位も狙える選手だと思う。主将の堀はチーム全体をよく見てまとめようとしてくれている。堀は3年間スナイプでやってきて、470級は今回が初。練習もまだ10回程度しかしていないが、コース取りに長けているし、慣れればやってくれると思う。総合順位については、想定内と言えば想定内。去年はスナイプに絞ってやってきたが、今年の春から470級も取り入れた。始めたばかりの470級を試すという大会でもあるので、これから全日本に向けて調整していこうと思う。あとはやはり人数が少ないので、新入部員も入ってもらって470級・スナイプ両方に出られる体制にできれば良い。(2日目について)今日みたいに風が強いときや逆に弱いときというのは、うまい船が前を走っている。そういうところを見ていてうちはまだ力不足だと感じた。自然相手のスポーツなので今日みたいな(強風の)日も、風のない時もレースをしないといけない。まだまだこれから、どんな風にも対応できるようにしていく。井堰は良かったがまだまだ細かいミスが多い。ヨットはミスの分だけ順位が下がるスポーツ。ミスを見つけてそれを修正していくのが大事だと思う。他の選手も不本意なところもあったと思うが、470級をやり始めたばかりなので、仕方ない面ある。また全国に向け、課題も見つかった。また調整していく」

 

▼堀主将
「今回、準備期間が短くてバタバタしていたが、その中で色々試せたと思う。第1レースはスタート直後出遅れてしまった。回るにつれて自分のスピードを出せるようになった。最低限の結果は出せたと思う。第2レースは逆にスタートで焦ってフライングを取られてしまった。もちろん失格は良くないが、攻めた結果なので色々試せたし良かったこともあった。第3レースはスタートから前に出てスピードを維持できた。最初のマークまでは2位だったが、最後に自分たちの整備ミスで順位を落とした。あのミスさえがなければという感じ。今回は急造のペアでうまくいかないことも多かった。でもレースを進めるごとに改善していった。今シーズン全体を考えて色々試していきたい」

 

▼中島
「第1レースはスタートで失敗して厳しいレースになったが中盤からは盛り返せた。第2レースはフライングだったが展開は良かったので良い経験になった。第3レースは最後のミスが痛かった。また同じようなミスのないようにしっかり点検して臨む」

 

▼稲毛
「スタートの失敗を挽回できずに悔しかった。くよくよせずに次に向かおうと思った。第2レースはスタートがうまくいったが、そのあと抜かされてそのままズルズル順位を落としてしまった。どのレースも最初は良くても後半で抜かされてしまう。第3レースは今日の中では良い方だった。今までは個人で戦略を決めていたが、今回からチーム全体で共通の戦略を立てるようにした。それができたのは今回の収穫だと思う。これからも続けてまずは、関西1位を目指して全国に行けるように頑張る」