【バスケットボール】「自分たちのバスケットができなかった」。準決勝で敗れ、3位決定戦へ

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◇第45回関西学生選手権大会準決勝対京産大◇5月4日◇東淀川体育館◇

【第1Q】関大11-16京産大
【第2Q】関大11-21京産大
【第3Q】関大12-22京産大
【第4Q】関大19-21京産大
【試合終了】関大53-80京産大

史上初のベスト4入りを果たした翌日、関大男バスが新たな戦いに臨んだ。決勝進出をかけ、昨年のリーグ戦覇者・京産大と激突した。リーグ優勝からほとんどメンバーも変わっていない相手に、最初は食らいつくも「自分たちのやりたいことをさせてもらえなかった」(森田雄次主将=人4)。オフェンスを封じ込められ敗戦した。

第1Qは、積極的に攻めていくがシュートが決まらず、両チーム無得点の時間が続く。開始2分、先制は相手だったが森田のバスケットカウント、石野渉生(人4)の3Pなどで応戦。「出だしは自分らのプランで守らなあかんところも守れてたし、アタックできるところもしっかりアタックできてたし、打ってるシュートも全然悪くなかった」(尾﨑勇太ヘッドコーチ=HC)。梶原聖大(情4)も、2㍍を超える相手選手に負けじと気迫でリバウンドを取り、5点ビハインドで最初の10分を終える。


△森田


△石野渉


△梶原

続く第2Q、梶原が足立臣哉(人3)のアシストで得点し、河野拓海(人3)はショットクロックぎりぎりに石野渉から受けたボールを確実に沈める勝負強さを見せる。しかし、ターンオーバーから相手にバスケットカウントを奪われるなどペースを乱され、じわじわと点差を離されていく。


△足立


△河野


△菅原紳太郎(文2)

前半を終えて15点を追いかける展開も、「射程圏内ではあった」(尾﨑HC)。だが、相手のディフェンスが堅く、思うようにオフェンスを展開できない。「自分たちのバスケができない時間が続いてしまった」(石野渉)。ショットクロックぎりぎりで放ったシュートはリングに嫌われた。その間に相手は次々とチャンスをものにしていく。窪田充希(法3)がオフェンスリバウンドを沈めるが、京産大の勢いは止まらず。さらにリードを広げられる。


△窪田

最終Q、石野渉が切り込んで得点すると、窪田もミドルシュートを決める。しかし勢いに乗る相手はこのQも順調に点数を積み重ね続け、点差はついに30点に。たまらずタイムアウトを要求する。秋岡和典(人2)、岩本卓巳(文1)も得点するが、最後まで追い上げることはできなかった。


△秋岡


△岩本

試合後のインタビューでは尾﨑HCや選手たちが敗因について「自分たちのバスケットができなかった」と口をそろえた。「優勝を目標にしてたから負けたのは悔しい」(梶原)。試合終了直後は肩を落とした。だが、24時間と経たず、3位決定戦が選手たちを待っている。「消化試合にはせずに、しっかり結果にこだわって勝ちにいきたい」(森田)。関大男バスのプレーで勝利をつかむ。【文/写真:宮西美紅】

▼尾﨑HC
「最初、出だしは自分らのプランで守らなあかんところも守れてたし、アタックできるところもしっかりアタックできてたし、打ってるシュートも全然悪くなかったかなあと思うんですけど、タフゲームなのでメンバーが変わった辺りから少し歯車が狂ってきたかなと思います。それは誰が悪いとかじゃなくて、疲れとかプレッシャーとか、相手のディフェンスとかそういうものから、本来自分たちがやらなあかんことをやらせてもらえなかった、できなかったということが点数が止まってしまった原因やと思うんです。守りに対しては、だいたい守れていてやらなあかんこと守れてたけど、オフェンスの面で自分たちのリズムでやり切れなかったから、悪いシュートになって、走られてしんどくなってっていう悪循環の時間が長いゲームでした。京産大は外国人がいるんですけど、昨年(リーグ戦)優勝しててほとんどメンバーも変わっていなくて、経験値も高い、チーム力も高いので、外国人にとらわれるんじゃなくて、京産大がやろうとしている、狙っているポイントが2人の選手にいるので、そこをしっかり止めに行くように指示しました。確かに強いけど、全然やれる相手でもあるから、自分たちのペースだけは絶対に崩さないようにという話をしましたね。ハーフタイムの時点で15点差で、射程圏内ではあったので、自分たちのバスケットに戻して、自分たちのバスケットをしっかりやれば9、8点(差)くらい、一桁にいけば狙えるチャンスはあったんですけど、その時にだいぶ修正できたけどシュートが入らなかった。というところと、オフェンスに目がいくとディフェンスでミスが起きてしまってまたさらに点差が開いたと思いますね。(京産大のインサイドは高かったが)そんなに気にならなかったですね。河野がしっかり抑えて梶原がリバウンドを取っていたし、森田もリバウンドにかなり積極的に参加していたので、特に高さでやられたというのはないですね。相手の組織力とかフィジカルとか、そういう面でやられた。やられたというか、ペースを乱されたという感じです。今日勝とうとしなかったわけではないし、勝とうとして、自分たちのバスケットができなかった時間があった。やっぱり取り戻さないといけないし、それを引きずってはいけないと思うし、きょうから前進しようとしてゲームに入らないと何の意味もない試合になっちゃうので、順位決定戦というのは。初めてベスト4に入ったというプライドをしっかり持って、1個でも多く勝つつもりでやってほしいなと思います」

▼森田主将
「相手がすごい強かったんで、こっちのやりたいことができずに試合を後半まで運んでしまって、自分たちのやりたいことをさせてもらえなかったというところが向こうの強さだったと思います。向こうのシュート力が高くて、相手のシュートが上手い選手に組織的にうまいことスクリーンかけながらうまい選手にシュートを打たせる、その組み立て方がすごい上手で、それに対して僕たちは反応できなかったので、そこが苦しかったです。強いのは分かっていたので。いつも通りやっても勝てないのは分かっていて、特別なことじゃないけど勢いだったりとか、3Pがいつもより入るとかそういうことがなければ多分勝てないなと思っていたので。普通に相手の方が強いと思っていました。(次戦は)消化試合にはせずに、しっかり結果にこだわって勝ちにいきたい」

▼石野渉
「こっちのやりたいことができなくて、逆に相手に気持ち良くバスケさせてしまって相手は全部シュートが入ってしまうという展開で、最終点差開いて負けてしまって、全体通して自分たちがいつもやってきたことができずに空回り、って言ったら正しいのか分からないですけど空回りしてしまって、自分たちのバスケができない時間が続いてしまったっていうのが1番のダメやった点かなと。京産大は去年のリーグ戦で優勝してメンバーがほとんど変わっていないチームで、やっぱり1番強いチームっていう印象があって、でも僕らも史上初のベスト4入って、ここからチャレンジャーっていう気持ちでやっていこうっていうふうにみんなで話していました。あしたの試合を消化試合で終わらせてしまうのではなくて、しっかり勝ち切って終われば次の西日本(学生選手権大会)とかリーグ戦につながると思うので、しっかりあしたは切り替えて勝ち切りたいと思います」

▼梶原
「まず優勝を目標にしてたから負けたのは悔しいし、内容としてはやられちゃいけない場所でやられてる部分があったし、自分たちの決めれるところを決めれてなかったし、あまりいい流れで終われなかったなと個人的には思います。例えば24番の選手にはやられちゃいけないって言われていたのに20点くらい取られちゃったし、リバウンドの部分でも全部取れるわけじゃないけど、ここっていう場面でやられてるシーンは結構あった。(相手のインサイドの)外国人を意識してしまって、普通に打てるところもちょっと弱気になって打たなかったり、ドライブできるのに横にパス流して打たなくて、またそこで流れが悪くなって。意識しすぎた部分もあったかなと思います。あした3位決定戦なんで、優勝できなかった分、3位か4位かっていったらやっぱり大きな違いだと思うので、(大体大は)リーグ戦でも当たるし、もしかしたら西日本でも当たるかもしれないのでしっかりあしたはきょうの反省を生かして勝ちたいと思います」