【総合関関戦】新シーズン始動!課題は残るも総合関関戦を制し明日以降へ弾み

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◇第53回全関西学生大会◇5月3日◇三木ホースランドパーク

【Lクラス障害飛越競技A(LA)個人】
8位 中村大樹(情3)・カリエーレ組
10位 福島秀太(人1)・千幸組
11位 松水優斗(文4)・千翔組
20位 西田空花(法2)・S.ベロニカ組
21位 中村・プーカ組
27位 松水・千駿組
28位 福島・千豪組
47位 上原慎也(情4)・千騅組
50位 前原太陽(情3)・千雄組

【LA団体】
2位 関大チームA(松水・千駿組、中村・カリエーレ組、西田・S.ベロニカ組、福島・千幸組)
6位 関大チームB(中村・プーカ組、松水・千翔組、前原・千雄組、上原・千騅組、福島・千豪組)

【複合馬術競技(障害飛越)】
1位 福島・千豪組
13位 松水・千翔組
16位 上原・千騅組

【Mクラス障害飛越競技D(MD)】
5位 中村・千幸組
9位 松水・千翔組
失権 中村・千秀組
棄権 上原・千騅組
棄権 福島・千豪組

【Mクラス障害飛越競技C(MC)】
2位 中村・カリエーレ組
6位 中村・プーカ組
8位 松水・千駿組
10位 西田・S.ベロニカ組

【馬場競技A】
松水・千蘭組

全関西学生大会。新シーズンの幕開けを告げるこの大会に関大馬術部が挑んだ。総合関関戦前哨戦となったLAでは同大チームBにかわされ、優勝こそ逃したが総合関関戦の連勝をまた伸ばした。

朝8時から行われたLAはゴールデンウィーク中というだけあって早朝にもかかわらず多くの観客の姿があった。関大の先陣を切ったのは松水・千駿組。主将としてチームを勢いづけたかったが、バーを1本落とし減点4に終わる。「変な方向に力が入りすぎて1本落としてしまった」(松水主将)と唇をかんだ。しかし、続く中村・カリエーレ組が安定した走行を見せると、愛馬S.ベロニカと見事な連携を見せた西田と1年生ながら今大会多くの種目にエントリーする新星の福島も満点走行。チームの総減点を0とし、関関戦の勝利と団体2位を呼び込んだ。チームBは中村、松水がそれぞれ満点走行を見せるが、続く前原・千雄組が減点22と大きくつまずくと、悪い流れを止められず上原・千騅組、福島・千豪組ともに減点。6位と悔しさが残った。

複合競技の飛越競技。関大が得意とする競技でもあり、ここで上位につけておきたい。しかし、松水・千翔組は第2障害前でいきなり反抗。その後もバーを落とし減点16の13位と大きく出遅れた。馬場競技には出場しない上原・千騅組は4度のバー落下と一つの反抗、さらにタイム減点もかさみ減点30。完走した選手の中では最下位と悔しい結果に終わった。福島・千豪組は出番が回った時点で満点走行者は0と、流れが悪い中での走行となったがぎりぎりの場面もあった中、減点0で走り切った。観客席からは拍手が巻き起こった。そのまま1位で飛越競技を終えたが「まぐれも多かったので満足はしていない」(福島)と慢心は見せなかった。

続いて行われたMDは中村・千秀組が無念の2反抗で失権。期待の福島・千豪組も「けがしてもダメだし今日はうまくいっているうちに今日は終わっとこうと判断した」と、上原・千騅組とともに棄権を選択した。残った松水・千翔組、中村・千幸組も障害をうまく攻略できず減点が大きくなった。MCでは中村・プーカ組が完ぺきな走りで満点走行を見せると、松水・千駿組は第1障害こそ失敗したがスピードに乗り8位に入る。西田も第1障害を落としたが減点は4にまとめた。その中でも圧巻の走行を見せたのは中村・カリエーレ組。順位決定の基準となるコース後半の第2段階のタイムで3位以下を1秒以上引き離すスピードで満点走行。強さを見せつけた。

馬場競技は松水主将が唯一の出場。インドアで行われた今回だったが「今までの中ではよかったと思う」(松水主将)と、手ごたえをつかんだ。

新人の福島の台頭や馬場での収穫、総合関関戦の連勝。プラス面はあったが、「常勝関大」にとっては納得のいかない走行も少なくなかった。「頑張ろうと思うしかない」(松水主将)。人馬一体、会心の走りで関大馬術部が新シーズンも常勝の道を駆け抜ける。【文/写真:多田知生】

▼松水
「(自身のプレーを振り返って)新体制になって最初の大きい学生戦ってこともあって変な方向に力が入りすぎて1本落としてしまった。千駿がLAとMCで2種目(バーを)落とした。そこを落としてなかったらLAの団体戦も勝ってたし、MCも入賞できていた。もったいないミス。空回りしてしまった。馬場は今までの中ではよかったと思う。課題はまだ多いし、満足しているわけではないけど今までより乗りやすかった。同じ時間練習をしているのだじゃら自分がよくなればほかの選手と馬もよくなる。障害は1本落としてしまった、とかがあるけど馬場は完全に実力。練習の成果がもろに出る競技。練習するしかない。全体としては主力の馬が一落こそしてしまったけど、リズムとかはよかった。次の全学予選の夏学につながると思う。そこを目標にやっていきたい。明日は130があるので頑張りたい。ビデオとかを見てへこむんじゃなくて頑張ろうと思うしかない。でも今日のミスはもったいなかった。ベロニカと千駿が第1障害だけ落としたりもしてる。そういうミスは本当にもったいない。今日でいえば、新人の成長、人馬ともに大きなけががなかったのはとても良かった。(明日に向けての意気込みは)130は千駿とカリエーレの2体が出る。欲を言えばワンツーフィニッシュしたい。とにかく2体ともジャンプオフに進んだうえで自分が優勝したい。今、同大にポイントで負けていると思うけどやれるだけのことをやりたい」

▼福島
(複合競技で現在1位)まぐれも多かったので満足はしていない。でもそこ(満点走行は福島を合わせ2人)はうれしかった。障害の練習はうまくいっていた。けど、馬場はそうではなかったので不安もある。(MDを棄権したが)複合の前の時から使ってて、自分が見ていない大会で第1障害すら飛ばずに失権になったらしい。だからけがしてもダメだし今日はうまくいっているうちに今日は終わっとこうと判断した」