【アーチェリー】近大に力負けも雰囲気◎。木村主将「王座でも戦える力つけていきたい」

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◇第58回関西学生リーグ第5戦対近大◇4月29日◇大阪大学レンジ◇

【50㍍競技】関大2385-2508近大
【30㍍競技】関大2650-2742近大
【G.T】   関大5035-5250近大

「自分の納得いく形で打ち切りましょう」。木村祥也主将(経4)は、点数報告に集まったメンバーの顔を見回し、白い歯をこぼしながらそうチームを鼓舞した。王座への切符を前節で射止め、最終戦となったこの日は王者・近大と対戦。強さを見せつけられる形になったが、良い雰囲気がチームを包んでいた。

両チームの応援歌がレンジに響き渡る中、試合が進む。相手は50㍍競技から30金を出してきたが、「テンポはこのリーグ戦で1番いい。この調子でいこう」(木村主将)。30㍍競技を前に100点以上離される展開となったが、ルーキー・中川光造(商1)が点数でチームを引っ張り、良い空気が壊れることはなかった。

30㍍競技は1回目から藤川雄策(経3)がいきなり30金。この勢いに乗り、幅研人(化生2)が30金、さらに60金を記録する。最終エンドでは中川、さらに藤川が再び30金と点数を伸ばすが、30㍍競技でも相手を上回ることはできなかった。

最終戦で近大に敗れはしたが、「なんとか1戦目、逆転で勝ってそこから勢いをつけてストレートで王座を決められたというのがすごい良かった」と木村主将は充実の表情でリーグ戦を振り返った。また、今節では中川が両チームで最も高い673点を記録するなど、今後へさらに期待の膨らむ内容となった。

王座で選手たちを待つのは、70㍍のレンジ。打ち方もリーグ戦とは異なる。戦い方の違う全国へ向け、「しっかり練習して、十分戦える力をつけていきたい」(木村主将)。近年は1回戦負けが続いているが、「ベスト8には入りたい」と木村主将。鬼門を突破した先に、大きな道が広がっている。【文/写真:宮西美紅】

▼木村主将
「雰囲気としては良かったかなと思います。前回あまり雰囲気が良くなくて、課題の残る試合だったんですけど、今回は点数的にはちょっと課題の残る部分もあったんですけど、雰囲気としては良くて、打ち方とか試合に臨むマナーとかの面ではすごい良かったかなと思います。僕たちが幹部交代した時は本当にリーグ戦勝てるのかどうか、2部に落ちるんじゃないかというくらいだったんですけど、なんとか1戦目、逆転で勝ってそこから勢いをつけてストレートで王座を決められたというのがすごい良かったです。チームはリーグ戦期間中にどんどん成長したというのも大きくて、春の定期戦シーズンは全然5000点に乗らない状況で、そのまま春合宿に行ったんですけど、春合宿での成長が1番大きくて、春合宿を終えてからの練習試合とかリーグ戦の中で5000点というのは達成できたので、春の成長が1番大きかったかなと思います。どうしても絶対に勝たなきゃいけないっていう状況で試合をするにあたって、プレッシャーとか緊張の中で試合をするので、その中で打つということについてはリーグ戦で強くなった選手は多かったと思います。(王座出場について)きょう、近大に負けているので、しっかりこの借りは王座で返したい。全日本から集まってくるので、そのトップクラスの中で戦うことになるので、行けるところまで行ってみたいですね。ここ最近、1回戦負けというのが続いていて、1回戦突破してベスト8には入りたい。王座は70㍍なので、まだ70㍍は打ち慣れていない選手だとか、8人じゃなく3人での立て打ちっていうローテーションして打っていくので、そこをしっかり練習して、王座でも十分戦える力をつけていきたいです」