【卓球】5年ぶりに戻ってきた1部の舞台、開幕戦は昨季王者に黒星

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平成30年度関西学生春季リーグ第1日目対神松蔭大◇4月28日◇横大路運動公園体育館

関大0-7神松蔭大

S1北岡 2(9-11、4-11、11-6、11-6、9―11)3
S2赤川 0(5-11、7-11、3-11)3
S3朝野 1(9-11、8-11、11-8、7-11)3
D1赤川・宮村 0(10-12、5-11、6-11)3
S4鈴木 0(2-11、5―11、4-11)3
S5宮村 0(10―12、5―11、6-11)3
S6岸本 0(8-11、7-11、6-11)3

昨秋のリーグ戦で10季ぶりに1部昇格を成し遂げ、挑んだ昨季王者の神松蔭大との開幕戦。第1試合は主将の北岡さと子(文3)がフルゲームにもつれ込む好ゲームを演じたが、その後は力の差を見せ付けられ1勝も奪えず完封負け。5年ぶりの1部の舞台はほろ苦いスタートとなった。

「勝ち負けじゃない、いかに空気を良くして後ろにつなげるか」。(北岡)。現メンバーで1部の舞台を経験しているものはいない。空気感がつかみにくい開幕戦、しかも未知の舞台でいかにいい形で後続につなげられるか。第1試合を任された主将はその思いを胸にゲームに臨んだ。

関西選手権でベスト16に入り、黄色いゼッケンをまとう実力者と対峙(たいじ)。強敵相手に序盤から闘志あふれるプレーでチームを活気づかす。カットマンの北岡のプレースタイルに対し相手も打ち込まず、ラリーを続ける。試合は2ゲームを連取されリードを許す展開に。

しかし、ここで引き下がらないのが北岡。長いラリーが続き、「逃げたい」ほど苦しい状況でも諦めずチームのためにプレーし続ける。北岡の根気にしびれを切らしたのか相手も強く打ち込んでのミスが増える。

徐々に形勢が逆転し2ゲームを取り返す。フルゲームでは9-9にもつれ込みあと一歩届かなかったがそれでも強敵相手に意地は見せた。

その気迫に続き後続のメンバーも勢いに乗りたかったが、うまくはいかない。「みんな勝たなきゃという思いが強すぎた」(北岡)。1部昇格の原動力にもなった赤川真理亜(化生2)は本来の実力を出せぬまま試合を終え、

第3試合の朝野郁香(社2)はゲームごとに競った内容を繰り広げるも要所で取りこぼしてしまい、0勝3敗と追い込まれる。

なんとか相手に一泡吹かせたい中、ダブルスの赤川・宮村栞奈(社1)組が登場。最初のゲームはデュースまで及ぶ一進一退の攻防が続く。しかし、そのゲームをものにできず、その後は相手ペースに試合が進み試合終了。4敗目を喫してしまい、開幕戦黒星が決まった。

第5~第7試合に出場した鈴木理布(社3)に宮村、岸本紗良(情1)の1年生2人も懸命に食らい付き集中力を切らすことはなかったがストレートで相手に屈する。すべての試合で勝利をつかめず、昨秋覇者の力を見せ付けられる結果となった。

初戦を終え北岡は「勝たなきゃという意識が強すぎた」と課題を挙げながらも、「それぞれができることをやろうとしていた」とポジティブな面も見い出した。明日の同大も昨季2位の強豪だ。「楽しむ気持ちを持って挑戦者の気持ちで戦いたい」と北岡。関大らしさを前面に出して今後の戦いに挑む。【文/写真:三木勇人】

▼北岡主将
「1部のトップの学校との試合だったので実力差が出るのは仕方ないなと思っていた、でもその中で個人個人が自分の持てる技術をいかにやれるかが大事になる。(1番目に出られて意識したことは)まず、勝ち負けじゃないなと。結果だけじゃなくて私は声を出してやる方なのでいかに前半の空気を良くして後ろにつなげようかと意識していました。(0-2と追い込まれた時は)すごい苦しい展開だったのでちょっと投げ出したい、逃げたい気持ちがあったんですけど、やっぱりチームで戦っているので、自分だけの1点じゃないのでそのあたりは我慢して1本つなぐことを意識しました。みんな1部でやるのは初めて、今までは実力が五分五分くらいのことやってきたけどでも今回かなり格上ということで気持ちを保つというかいかに思い切ってやるというのが課題かなと。みんな勝たなきゃという気持ちが強すぎたと思うのでもっと楽しむ気持ちを持って挑戦者の気持ちで臨んでいきたい。苦しい試合がみんな続いたけどそれぞれができることをやろうとしていた、誰も投げ出さなかったのは良かった。(明日に向けて)同大も強いチームなので全員で挑戦者の気持ちでチーム一丸となって戦えるようにしていきたいです」