【ラグビー】意地の4トライも実らず… V候補・同大に屈する

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◇関西大学Aリーグ第2節対同大◇10月4日◇宝が池球技場◇
【前半】関大5-14同大
【後半】関大17-33同大
【試合終了】関大22-47同大

初戦は優勝候補の一角・天理大に4点差と最後まで食い下がったが、黒星スタートとなった関大。今節は優勝候補筆頭の同大と、互いに今季初勝利を懸けた戦いに挑んだ。

序盤は関大が敵陣でプレーする時間が続いたものの、なかなか得点に至らない。それでも前半25分、ラインアウトからボールを受けたLO杉岡がモールから飛び出し左中間にトライ。貴重な先制点を挙げた。リードしたまま前半も終盤に差しかかった時、正念場を迎える。32分、PR藤井が再三のコラプシングによりシンビンを受け、10分間の退場となる。数的有利となった相手に流れが傾き、34分に同点トライ、39分BKの連係プレーで逆転を許し、5-14で前半を終えた。
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後半、波に乗った同大に連続トライで28-5と引き離されてしまう。だが、ここで終わらないのが関大。16分、敵陣でWTB原がインターセプトを見せると、そのまま走り抜けトライを奪う。さらに、19分にはハーフライン付近での相手の反則でボールが関大に移ると、早いリスタートで反撃。SO田村が相手をうまく引きつけ、サポートに走っていたWTB原につなぎ中央にトライ。コンバージョンゴールも決まり、点差を詰める。しかし、ここから関大は相手BKに翻弄され、3トライで19点を追加された。ロスタイムに中央ラックからつなぎ、CTB三谷が意地のトライを見せるも、22-47でノーサイドの笛が鳴った。
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2敗目を喫した関大。倉屋主将は「最初の接点でうまくいって、ずっと敵陣に入れた。あそこで取り切りたかった」と悔やむ。次戦は互いに2敗の京産大との対戦だ。ここで踏ん張り、目標とする大学選手権出場へ弾みをつけたい。【酒井紫帆】

▼桑原監督
「もうちょっといけたかなと思う。組織的なところではなく個人技の差があった。きっちり分析した上で相手のキーとなる選手を中心に攻めていこうと決めて、エリアをマネジメントするなど対策は練っていた。それがうまくいったところといかなかったところがある。後半20分くらいで点差が近付いたときにまだいけるかなと思ったが、相手の13番に個人技でとられてしまった。あのあたりが良くなかった。(途中、人数が少ない場面もあったが)個々の差がある中で良く耐えたと思う。次の京産大は例年通りFWのチームだと思う。分析して対策を練っていく。(残り5戦だが)初戦と2戦目で優勝候補と当たって、善戦しているのでいけるんじゃないか」

▼HO倉屋主将
「最初の接点でうまくいって、ずっと敵陣に入れた。用意していたプレーが結構できたので、そこは良かった。そこで2本か3本取って優位にしたかったけど、相手のディフェンスも良かった。あそこで取り切りたかった。(2試合を終えて)天理と同志社相手にできることはあったので、腐らずに基本プレーを見直して(トライを)取り切るところまでできれば。京産はスクラムとセットプレーが強いチーム。そこで僕らも前に出て相手の強みを消して、僕らの得意の展開力で勝ちたい」

▼WTB原
「FWがスクラムで劣勢だったので、その分BKで働こうと思ってしっかり動いた。(自分の)1本目のトライは相手のミスからこぼれ球をしっかり取りきれたのが良かった。2本目は田村が抜けてくれて、そこにしっかりサポートした結果。BKがトライで得点できてよかった。(元々SOだったが)今年の4,5月からコーチに『やってみたいです』とお願いしてWTBを始めた。SOの視点もわかるので、活躍の場が広がったと思う。実験的にやってみたが、今は定着して使ってもらっているので楽しい。(ここまでを振り返って)春は大差で負けていた天理と同志社に体を当ててみて全然対抗できた。それでも負けているところに集中力の差が表れている。残りの5戦は80分集中して戦いきれるようにしたい。連敗したが、チームの目標である大学選手権出場に向けて、切り替えて次戦の準備をしていきたい」