【ハンドボール】池本のラストシュートで接戦ものに。ホームの声援味方につけ2連勝!

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◇平成30年度関西学生春季リーグ戦第2節◇対天理大◇4月15日◇於・関西大学中央体育館

【前半】関大16-18天理大
【後半】関大17―14天理大
【試合終了】関大33-32天理大

まさに大逆転劇だった。前半は、GKの酒井一成主将(人4)が相手のシュートを読みながらも止められない展開が目立った。しかし、後半中盤から関大のペースに持ち込むと、終了間際に池本佑也(社3)が得点を奪う。接戦を制し、開幕2連勝となった。

「ハンドボールの面白さを伝えたい」と重岡慶紀(文4)が意気込んだこの試合。ホームの声援を味方につけ、序盤からリズムをつかみたかった。しかし、天理大のスローオフから2連続ポイントを奪われてしまう。その後3分に小島魁人(人2)が初得点を取るも連続得点とはならない。8分に一度は同点に追いつくも、天理大の高いディフェンスを前に得点できない場面が多く見られた。さらに、関西屈指のGKである酒井が「相手のシュートを意識してしまった」と開幕戦に比べ得点を奪われるシーンが目立った。関大のスタイルである速攻という形に持ち込みたかったが、相手の速攻が一枚上手。一度もリードを奪えず前半を2点差で折り返す。

2点ビハインドで迎えた後半。17分過ぎまで追う展開が続いた。そんな中、気を吐いたのは強烈なシュートが持ち味の森大貴(経4)だった。選手の「モリモリ君」の掛け声に合わせ、確実にネットを揺らしていく。前半・後半ともに得点が欲しい場面でしっかりとゴールを決め、切り札の役割を果たした。18分過ぎの森のシュートを皮切りとして24分過ぎまで4連続得点を奪い再び同点とする。

残り6分だが気の抜けない展開。両チームとも「勝利」の2文字を勝ち取るため、29分まで2点ずつ奪い合った。試合終了が近づく中「1点もやれない」と酒井が気迫のセーブを見せると関大へとボールが移る。ラストシュートを決めれば勝利という状況でボールを持ったのは、池本。「時間がないので打ちに行った」。チームの思いを乗せたボールは見事ゴールネットを揺らし、会場は歓喜の渦に包まれる。選手たちは抱き合って喜びをあらわにした。

開幕2連勝で目標である「インカレ出場権獲得」が見えてきた関大。次戦の相手は今年から1部の舞台に参戦する立命大だ。「ベンチも全員出て点を取りに行きたい」と酒井。立命大に格の違いを見せつけ3連勝したい。【文:奥井健太/写真:奥井健太・柴村直宏・長尾洋祐】

▼中川監督
「疲れました。(酒井)は動くのが早かった。コースをつかれてすり抜けていた。ディフェンスが守り切れなかったのは痛かった。天理大のエースはハンガリー遠征の時のエース。わかってても止めきれなかった。今日は重岡、栗栖、栗原に関しては良かった。最後まで、村上や小島が足が止まらなかったのも大きい。ディフェンスをしっかりと修正していく」

▼酒井主将
「勝てて良かった。失点が多かったのでいい試合ではなかったと思う。(前半は、読みながらも決められてしまうという場面が目立ったが)相手のシュートを意識してしまった。考えすぎるといけない。いい経験になったと思う。後半はいい感じでセービングできたんじゃないかと思う。次の3節までにダメだったところは直していきたい。最後は1点もやれない状況だった。今日の試合は自分のせいであのような展開になってしまったので最後は止めないとと思った。このチームは若いだけに、勝てたのは今後につながるのではないかと思う。ディフェンスはあまり良くなかった。共通認識と連動性を持って、試行錯誤していきたい。ベンチも全員出て点を取りに行きたい」

▼池本
「自分のミスからこういう試合展開になった。(今まで試合に出れていなかったが)緊張した部分があった。(最後の場面は)時間がないので打ちに行った。決めて終われてよかった。ディフェンスからの緊張で焦りがあった。焦って焦って。最後まであきらめずに気持ちを切り替えられたのは良かったと思う。みんながシュートを決めてくれていたのでそれは良かった。今日の悪かったところは忘れないようにして切り替えて次は引っ張れるようにしたい」