【拳法】女子西日本6連覇の快挙!男子は予選敗退

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◇第21回西日本学生選手権大会◇4月15日◇大阪市中央体育館◇

【男子】予選リーグ敗退
【女子A】優勝(6連覇)
【女子B】2回戦敗退
【優秀選手賞】岡本敦美(文3)

絶対的エース上垣内一成主将(商4)のラストイヤーが始まる。関大拳法部が、今年初の団体戦を迎えた。女子は、西日本6連覇がの快挙が懸かる。男女とも、西日本の頂点を目指し、大会に挑んだ。

まず試合を迎えたのは、男子。男子1部リーグ戦では、7人制勝ち抜き戦で行い、3チーム中1位になったチームが決勝トーナメントへ進める。関大は立命大、流科大と同リーグとなった。1戦目の立命大と流科大の試合では立命大が勝利。関大初戦の相手は、立命大だ。相手が1勝しているだけに、決勝トーナメントに進むには勝利が必須だ。

先鋒・高丸雅貴(商3)が2本先取されたが、次鋒・灰谷佳大(商2)が相手を2ー1で下す。その後相手次鋒に2人抜きを許し、関大が追う立場に。副将・伊藤雅崇(政策3)に回ってきた時点で、相手は4人を残し、試合は伊藤と上垣内に委ねられた。伊藤は体格を生かし、押さえ込み胴突で2本を奪うも、次戦で敗北。勝利には大将・上垣内の3人抜きが必須となった。相手に先に1本を取られるが、得意の立ち技2本で快勝。だが、相手副将に苦戦し、大将戦を戦わずして関大の敗北が決まった。


▲高丸


▲灰谷


▲山本知希(経4)

次戦の流科大は次鋒・谷本悠馬(社3)が2人抜きで貢献し、三鋒・宮嶋隆太郎(外3)勢いのある攻めで2本を奪う。しかし、その後試合は交錯し上垣内が大将戦へ。しかし、3分間で決着がつかず代表戦へと持つれ込んだ。ここで負ければ、1部残留も危ぶまれる。

▲谷本


▲宮嶋


▲伊藤

代表戦に出場したのは両大将。お互い、相手を伺いながら攻撃の好機を狙う。そして2分が経とうとした頃、決めたのは上垣内。押さえ込み胴突の1本で関大に勝利をもたらした。しかし、リーグ2位に終わり、決勝トーナメントには進めなかった。


▲上垣内

一方、女子は3人1チームで関大からは2チームが出場した。Bチームは1回戦を勝ち上がると、2回戦。立命大に先鋒・福士由華(文2)が2本負け、中堅・唐澤志保(文2)が素早く2本先取し、勝負は大将・寺本南椎(文3)に。しかし、強敵、岡崎に苦しめられ完敗し、2回戦敗退となった。


▲寺本


▲唐澤

6連覇が期待されるAチームはBチームが敗北を喫した立命大と決勝戦に挑んだ。
先鋒は尾藤はるな(文1)。入学して間もない中でも、臆することなく果敢に攻める。しかし、2本を奪われ、正念場となる次鋒戦へ。岡崎(立命大)は次鋒・岡本にとって因縁の相手だ。「今まで、(岡崎と)5、6回やってきて今まで勝ったことなくて」(岡本)。互いに一歩譲らず、残り30秒となったころ。相手が蹴りを出してきたところで足をとらえ、体勢を崩させて押さえ込みで技を狙った。相手も必死に粘るが、最後に押さえ込み面で1本を決め、試合終了。


▲尾藤


▲岡本

大将・山原千歩(法4)の勝利で関大の優勝が確定する。試合は、女子エースの貫禄で早々に2本先取。史上初の西日本学生6連覇を決めた。その瞬間、尾藤と岡本は抱き合い、歓喜と安堵(あんど)に包まれた。

▲山原

年々プレッシャーも増す中、またも偉業を成し遂げた女子。男子は決勝トーナメントには進めず、課題が残ったが11月の全日本学生団体でのリベンジを誓い、大会を締めくくった。6月には個々の力を試す、西日本学生個人が控えている。さらなる高みを目指し、関大拳法部は進化し続ける。【文/写真:西井奈帆】

▼山原
「今日はプレッシャーしかなくて、前の日が寝れないくらい。先輩が築き上げた連覇を自分たちで止めるのはやばいと思って。(決勝は)岡本がしっかり勝ってくれてよかった。去年は(自分の試合が)引き分けとかあって、全勝できなかったけど、今日は全勝でしかも2ー0で勝ってるので上出来かなと(笑)。チームは編成されて間もないけど、練習量もあった分チーム力はある。それが優勝できた理由であると思う。尾藤は入学してすぐやのに、戦力になってくれて、緊張あったと思ったけどしっかり戦ってくれた。(岡本の試合は)頼むから勝ってくれと思いながら、見てた。1本だけでもいいからってずっと時間気にしてました(笑)。(2本取って勝った瞬間は)安心より嬉しいが感じ。立命大も全日に向けてチーム力が上がって来ると思うので、こっちももっとチーム力を上げたい。練習も断然関大の方がしてるし、同じ技術でもチーム力で勝てるチームになりたい」

▼岡本
「6連覇が懸かってて、めちゃくちゃプレッシャーがあった。決勝の時は(相手が)誰が出てくるかわからなかったので、あと、1人目が負けたので自分が勝たないと負けるってわかってたので、そこはプレッシャーだった。普段はそんな緊張しないけど、上回生になったので、自分が勝たないとっていうのがあった。(決勝の相手、岡崎とは)今まで何回も試合してきてて、(試合まで誰と当たるかわからないけど)自分から岡崎さんとがいいって、わかる相手なのでせめて引き分けに持って行こうと思って。勝たないとと思いすぎて、いつもよりは前に出れてなかったかな。(1本は)相手が蹴りきたところを、前出て取って転けさせて。これ決めないと監督たちにめっちゃ怒られると思って(笑)。今まで、(岡崎と)5、6回やってきて今まで勝ったことなくて初めて勝った。終わって、蹲踞(そんきょ)した時には泣いてた。これで(山原)千歩さんに回したら勝ってくれるやろうとなと、思ったので勝って良かった。とりあえず今はほっとしてるけど、ギリギリで勝ってるので、全日までにはもっと力つけて行こうと思います」