【水上競技】昨年に続き総合関関戦引き分けも、成長の兆し見えた!

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◇第13回全関西・全関西学院対校大会兼第41回総合関関戦前哨戦対関学大◇4月15日◇東和薬品RACTABドーム

[男子]関大67-117関学大
[女子]関大71-68関学大
[総合得点]関大138-185関学大

ルール改定により、昨年、総合関関戦25連敗をストップさせた水上競技部。今年は中心メンバーに2年生の顔ぶれがずらり。昨年、関学大を圧倒した女子の活躍にも期待がかかる。

開会式では前田大毅(シス理1)が力強い声と振りで両校にエールを送った。


△前田

最初の種目は400㍍メドレーリレー。女子は堀あずみ(法1)、平田真依子(社2)、喜來夏純(人1)、中川麻子(文3)の4人が挑む。堀が調子良くスタートを切ると、そのまま2泳者、3泳者とつなぎ、リードを広げていく。アンカーの中川がさらにその差を広げる会心の泳ぎを見せ、関学大に7秒差をつけてゴールした。続く男子は松井綜汰(安全2)、瀧本広大(情2)、麻野陣(法2)、澁谷鉄人(商2)と、勢いに乗る2年生メンバーで出場。しかし、強豪の関学大に苦戦を強いられる。1泳者の松井が接戦を繰り広げるも、徐々にリードを許し、あと1歩及ばず。それでも、関大記録を更新する好タイムで、以降のレースに弾みをつけた。


△平田


△中川


△松井


△瀧本

「みんなが個人で点数を稼いでくれた」(眞野美佳=人4)。個人種目では7人が関学大に競り勝った。400㍍自由形では澁谷が後半200㍍に見事な追い上げを見せ、残り100㍍でトップに躍り出る。その差をぐんぐん広げていくと、最後は2位と約4秒差をつけ、1位でフィニッシュした。さらに、同じく2年生の麻野は100㍍バタフライに出場。得意とする飛び込み後の浮き上がりでスピードを落とさず、リードを最後まで守り切ると、関大記録を更新する泳ぎに笑顔がこぼれた。


△澁谷


△麻野

「女子は勝つ!」。そう決めていただけに女子も関学大に負けじと食らいつく。中でも、100㍍バタフライに出場した喜來は後半に追い上げを見せ、中川とワンツーフィニッシュ。さらに100㍍背泳ぎでは堀が2位に約4秒差をつける圧巻の泳ぎを見せるなど、新入生の活躍が光った。


△喜來


△堀

だが、最後の種目である400㍍フリーリレーでは、女子が2泳者と3泳者の間での引き継ぎに違反があり失格とみなされる。さらに、男子も序盤では関学大に食らいつくも、その差を最後まで埋めることはできず。それでも、1泳者の井上奈央也(環都4)が50㍍、100㍍ともに自己ベストを更新する健闘を見せるなど、「内容としては良かった」(井田育城主将=法4)。全体として、冬の練習の成果が見られた。

男女の結果により、総合関関戦は1勝1敗の引き分けと、目標は達成。「年々強くなってきているなと感じる」(井田)。だが、この結果に満足することはない。2週間後には関西学生春季公認記録会が控える。今日得た課題を見つめ直し、さらに波に乗りたい。【文:高木満里絵/写真:多田知生】

▼井田主将
「(引き分けについて)関大が年々強くなってきているなと感じる。メドレーリレーやフリーリレーは新2年生が中心となって出ているし、去年に比べて全体的に関大のレベルが上がって、関学大との差が縮まっていると思う。女子は、最後のフリーリレーで引き継ぎミスをしてしまってそこで点を落としてしまったのは痛かったが、4人全員が関学大に勝っていたので内容としては良かった。調整していない中でこの大会に臨んで、ベストが出せた人もいたというのは本当に冬の成果が出たなと。次は2週間後に試合があって、それはきちんと調整をかけて挑む試合。今日の結果も踏まえて、次はさらに良い成績が残せるようにしたい」

▼眞野
「女子は勝つ!と決めていたのでとりあえず勝てて良かった。みんながちょこちょこ個人で点数を稼いでくれたので全体の結果としても、昨年より良くなっていると思う。女子は最後のリレーで失格になってしまったけど、逆にこの大会でよかったな、という風に、もっと大きな試合でそういうミスをしないようにという感じで前向きに捉えたい。自分自身、普段の練習では後輩からとても刺激をもらっていて、最近みんな結構調子が良くてベストを出している人も多いので、自分もそのほかの人も、この調子で良いタイムを出せていけたらなと思う。女子はリレーでまだインカレの派遣記録を突破できていないので次の試合で良い結果を出して、インカレ(の標準記録を)切りたい」

▼井上
「50m自由形では0.03、100m自由形では0.7秒自己ベストを更新することができた。3月の頭にも試合があって、その時にもベストを更新したけど、また今日もベストを出せたので、冬の練習の成果がちゃんと現れているなと実感している。今日はそんなに調整して挑んだ試合ではなかったが、抵抗を減らす泳ぎをしようという意識はしていた。自分ベストを出したことでチームも盛り上がって、勢いづいてくれたら嬉しい。今日は勝ちだけじゃなく、きちんと意味を考えて試合に臨もうと上回生で話し合ってメンバーを決めた。男子はやっぱり(関学大と)力の差を感じたし強いなと思ったが、自分たちの力を試せた良い日になったと思う。ビデオも撮っていておのおのが自分の泳ぎを改善できると思うので、2週間後の試合に向けてまた頑張っていきたい」