【アーチェリー】山下主将「本当にうれしい」。悲願の3200点超えの歴代新で圧勝!

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◇第53回関西学生アーチェリー女子リーグ第3戦対京産大◇4月15日◇大阪経済大学レンジ◇

【50㍍】  関大1542-1359京産大
【30㍍】  関大1684-1590京産大
【G.T】  関大3226-2949京産大

主将の悲し涙はうれし涙に変わっていた。荒天に苦しみ敗北を喫した甲女大戦から1週間。ついに歴代新(3199点、2014年リーグ対関学大戦で記録)を上回る3200の領域に足を踏み入れた。「本当に自分の代で出せてうれしい」と山下聖香主将(法4)。各々が高いパフォーマンスを発揮しついに悲願を達成した。

ここ2戦で苦しんだ出だしでつまずかなかった。午前中に降った雨が上がり、少し寒さがある中試合は始まる。開始早々の久野和(人3)の30金の活躍もあり、第1エンドを終えてトータルは254点、アベレージは50点超え。

232点だった前節に比べ20点アップに成功した。その後も勢いは止まること無くテンポの良い行射を行い、安定した得点を積み重ねていく。50㍍競技を終えた時点で相手に約140点の大差を付け、もはや試合の焦点は勝ち負けではなく、いかに3200点に近づくかに注目が集まった。

そんな関大に天気も味方するかのように日差しが降り注ぐ。応援も矢が的に当たる度に大きな声で選手を後押しした。主将がエンド終了時によく言っていた「攻めの気持ちを忘れずに」を体現し、点数を落としても引きずることなく次のエンドでは高得点をたたき出した。

終わってみれば井邊知果(社4)、奥本碧(化生3)がグランドトータルで試合新を記録。

藤池梨乃(法4)も前節から80点アップの活躍を見せ、ついにチームとして1年間目標としていた3200点を超えた。

「うれしい」。歴代最高得点をたたき出したメンバーたちは口々にそう喜びを露わにした。一週間前に味わった悪夢にくじけず洋弓に向き合った成果が最高の結果につながった。

山下主将は「今日以上の点数が出せるようにがんばりたい」と慢心することなくさらに上を見据える。王座出場へ、ラスト2戦もこの勢いのまま突き進む。【文/写真:三木勇人】

▼山下主将
「本当に自分の代で(3200点が)出てうれしい。特に話しあいはしてないけど個人、個人が先週悪かったところを自分で把握してたと思うのでそこをたぶんそれぞれが克服というかしっかり試合に強い気持ちをもっていこうしたと思います。特別なことは特にしてないです。(藤池さんに2人で勝負したと聞いたが)藤池が練習中に勝負しようやと言ってきて私もメンタルが弱かったのでやるやるって言って。そこで6本の勝負を何回かしました。(今までそういうことは?)藤池とはやらないですね。やらないし、私自身は勝負をしない人なのでなんか新鮮でした。たぶん先週のこともあったと思います。3200点の要因は先週の試合終わってからの(練習での)採点とかもすごい良かったんですよ。特にやったことはないんですけど、次のレンジはこうだからと言っただけで楽しくやっていこうとしか言っていない。(天候も良かった)風がなかったというのも大きい要因ではあったかもしれないですね。天気も雨予報だったけどすごい晴れて良かったです。自信になりました。練習では最近3200点をばんばん出せてたんですけど、試合では緊張もあってなかなか出なくて最高でも58代に変わってからの試合新が3187点なのでとりあえずそれを超すことが目標なんですけど今のみんなの実力の練習点を出せば絶対3200を超えるとは思っていた。先週負けたこともあってみんな吹っ切れたのかなとも思う。取りあえずこの調子を崩さないように来週もまだまだ伸びしろはあると思うのでしっかり調整して同大戦に向けてこれ以上の力を出して相手に勝てるぐらい、今日の点数以上を出せるように頑張りたいです」

▼久野
「(3200点が出て)すっごくうれしいです。今年の台の目標でずっと3200点を出すってことやってきて試合でできてうれしい。先週負けてしまったんですけど、まだ可能性はなくなってないので王座にいくとなったらアベレージが必要になるのでそのために点数出していこうとこの一週間やってきた。ラスト2戦も今日の点数を越えていけるようチーム全員で頑張っていきたい」

▼藤池
「(3200出て)めっちゃうれしいです。先週が今まで一番悪いくらいの緊張で負けた。それもあって今週は山下と勝負したというのもあって緊張感のある練習をした。今回は思うような点数では無かったんですけどチーム新に貢献できて良かったです。(3200出た要因は)応援も盛り上げてくれて、私が点数を落とした時も応援も盛り上げてくれてずっと後ろから声を掛けてくれてチーム力がすごいです。山下の引っ張る力もすごいと思います。ほんまにすごいと思います。あと2戦もチーム新を更新して王座にいけるように頑張りたいです」

▼井邊
「うれしい以外の言葉がでない。ずっと目指してきた点数だったのでめちゃくちゃうれしい。今週のメンバーに選ばれなきゃなとずっと思っていて、でも金曜の夜の選手発表で選ばれて先週の悔しさを思い出して今日の試合に挑みました。(ラスト2戦について)試合新を出したいです」

▼奥本
「(3200台が出て)いつもわたしが点数を落として3200点でないという状況だったのでチームとしてもうれしいですし、個人としてもうれしい。先週負けてしまってまだ、王座への道が消えたわけじゃなかった。アベレージでの戦いになるので個人でもチームでも1点でも多くとろうと言っていた。(チームで良かったところは)入りから全員が点数が出てたところと、50から30に切り替わった最初の入りが良かったところが一番よかった。出だしが悪いと乗り切らないので。全員が1点でも多くというのを最後の同志社戦に向けてっていうのがあったと思うのでよかった。(ラスト2戦について) 今回チームでいい点数が出たので気を抜かず来週も再来週も気を抜かず1点でも多く取りたいです」