【ソフトボール】ルーキーの活躍で逆転勝利!

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◇第50回春季関西学生1次予選リーグ戦第2節対大国大◇4月14日◇大阪大谷大学グラウンド◇

関西大 001 200 0=3
大国大 110 000 0=2

(関)萩森、高井―日吉
(大)石川―梶原

春リーグ2戦目。前回の試合の課題であった残塁を克服。格上の大国大相手に、投手打者共に粘った戦いを見せ、逆転勝ちで今季初白星を飾った。

序盤は相手のリズムだった。初回を大国大エース・石川に三者凡退に抑えられたその裏。先発の萩森ちひろ(人3)が安打と死球で1死一、二塁のピンチを背負う。そして迎えたのは4番前田。打球はセンター前に落ち、早くも1点を奪われる。

萩森のピッチングはなかなか安定しなかった。2回にもランナーを背負うと、1番奥村に適時二塁打を放たれ、さらに追加点を許してエースはマウンドを後にした。

△萩森

だが関大は黙っていなかった。初戦を完封負けで落とした雪辱を果たすかのように、打線が奮起する。3回に、久しぶりのスタメンとなる田村朱里(人3)が内野安打で出塁すると、9番捕手・日吉里香(人1)が中堅にエンタイトルツーベースを放って田村を生還させる。新1年生の一打で、1点を返すことに成功した。


△田村


△日吉

3回にはルーキー投手・高井菜々(人1)が登板。ランナーは出したものの、攻めのピッチングで打者を斬る。

△高井

関大の猛攻は続く。1-2のビハインドで迎えた4回表。この回先頭の山元麻莉絵主将(人4)がヒットで一塁に出ると、二塁、三塁へと軽快に盗塁を決めていく。2死三塁で打席に立つのは6番石橋美奈(人1)。打ち返したボールは右方向へアーチを描いて柵の向こうに吸い込まれ、逆転本塁打に。まだどこかあどけない笑顔で駆け抜けた石橋は、仲間の待つベンチに迎えられた。

△山元



△石橋

その後、高井は四死球を出すものの、バックの守備に助けられ、テンポよく0を重ねていく。

△佐伯瞳(社3)


△山元

追加点を投手に捧げたい打撃陣だが、相手の守備も堅く、三塁への進塁も許されない。結局4回以降、両チーム共に無得点が続き、投手戦にもつれ込む。

1点差のままゲームが進み、迎えた最終回。追加点で投手を安心させたい関大は、この日2打数2安打と好調の田村が中前打で出塁する。2死一、二塁で打席に向かったのは田平優佳(人2)。放った打球は中堅手のグローブに吸い込まれ、得点できず最後の攻撃を終えた。

△田村

緊張の7回裏。ここまで0点で切り抜けてきた高井が最終イニングのマウンドに立つ。1人目をショートフライで仕留めたが、続く4番前田に本日3つ目の安打を許す。仲間の失策もあり、気付けば1死一、二塁のピンチに。逆転のランナーを背負った高井はそれでも冷静だった。1人をファウルフライに打ち取ると、最後は内野ゴロで無傷のまま試合を終えた。

1年生を含む下位打線が大活躍した今試合。初戦黒星の悔しさを払拭する、粘り強い試合展開を披露した。次は奈良学園大学との一戦。この関大の勢いのまま勝利をもぎ取る。【文:松山奈央/写真:三木勇人】

▼山元主将
「本職ではない田村がライトで、不安がありながら序盤だった。結局田村は3打数3安打で、いつも静かな下位打線が力を出してくれたことで、上位打線の刺激になったと思う。普段はチャンスが少ない中で、練習をしている姿を見ていたから、活躍してくれたのは嬉しい。(2番手の高井について)練習試合の時から堂々と投げ、ピンチの場面でも声が出せていて、後ろで守るバックとしても安心できる。新入生感が無い。1点差でしんどかったと思うけど、粘って良いピッチングをしてくれた。関大の春リーグで刺激を与えてくれるのは毎年新入生。新入生はチームの力になっている。今日も1年が暴れて、バックが守り切って、少ないチャンスをものにできたのは自信につながる。『最後の集中力』という練習の課題を、本番で潰せたのは良いこと」

▼田村
「バッティングの調子がすごい自分ではいいと思っていたんで自信を持って試合に臨めました。スタメンは1回春以来で守備についたのも本当に久しぶりだった。(今日の試合は)守備の流れも良かったし関大らしい攻撃でつなげたのですごい楽に試合ができたと思う。(3安打について)すがすがしいというか調子が出たんで良かったです。(次の試合に向けて)自信を持って思い切ってバット振っていきたいです」

▼石橋
「本塁打を打った瞬間は気持ち良かった。リーグは緊張するが、先輩のために頑張ろうと思っている。前の試合が不調で、この1週間練習していた成果が出て良かった」