【コラム】[KAISERS連続企画]特別対談vol.14〜体育会本部〜

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対談企画、ラストを飾るのは体育会本部の3人です!それぞれプレーヤーとして各部で活躍しながら、全力で体育会のサポートをされている体育会本部。今回は、今年度の倉本頌太郎本部長(法4=サッカー部)と益崎成香副本部長(文4=ホッケー部女子)、山口智矢副本部長(社4=準硬式野球部)に熱いお話をうかがいました。

ーまず、倉本さんと、益崎さんが先に本部に入られたんですよね。
倉本 (益崎が)先輩です。

ー本部に入ったきっかけは?
益崎 元々、体育会には入りたいと思っていて、でも自分が競技するだけじゃなくて…なんか就活みたいになる(笑)。自分がやるだけじゃなくて、やる人を支えることを何かやりたいなと思って。でも、それがマネージャーだったら競技やりたくなるなって思ったから、選手もやりながら支えられることをやってみたいと思って入りました。

ー倉本さんのきっかけは?
倉本 ぼく、話すと2時間くらいなりますけど大丈夫ですか(笑)。
山口      あ、嫌です(笑)。
倉本 サッカー部に入部した時からけがをしてて、本当に自分がサッカー部で活動している中で自分の価値というか、ただトップの応援して、楽しんでいるだけみたいな。そんな中で当時の4年生の小林誠治さんが副本部長でサッカー部でトレーナーしてはって、『本部とかどう?』って声かけてもらって、実際に人としても尊敬していた部分もあったから1回話聞いて、入りたいと思って。その人を尊敬していたから越えたかった。

ーどういうところを尊敬していたんですか?
倉本 本部の話を聞いていたら、朝一に来て、本部22時までおって、自分たちのメニュー見てくれて、すごいなぁと思って。ここからがクライマックスになってくるねんけど。
山口 割と早い(笑)。良かった良かった(笑)。
倉本 あ、でもなんで入りたかったんやろ。よう考えたらわからへんなぁ。もう小林誠治さん抜いてるねんな(笑)。
山口 本部長やからなぁ。立場的には(笑)。

ー山口さんが入られたのはいつですか?
山口 3年の3月ですね。ぼくも最初に思ったのは、彼らと同じで1年の夏です。その時本部に(準硬式野球部の)先輩が3人いて、いろんな話をちょこちょこ聞く機会があって、すごい楽しそうだな、面白いことやってそうだなって。そこで自分が実際にフレキャン(フレッシュマンキャンプ)に参加して、運営してる姿を見て、すごいなって、ぜひ、やってみたいなと思ったのがきっかけ。で、そんな時に(部で)色々あって、本部員全員辞めないとあかんってなって。そこから1年間は、本部に入れなくなった分、準硬で思いをチームに還元しようと思っていた。それで、たまたま一つ下の子が「本部に興味があります」ていう話をしてて、その時にまだ本部にいた(準硬の)先輩と3人で話をして、「やっぱりやりたい」と思って入りました。


▲山口

ーそれぞれのきっかけはみなさんご存知でした?
益崎 知ってました。
山口 だいたい本部員って各部のローテーション制で入ってくるねんけど、俺らの代は有志が多いからそういう話にはなりやすいかな。

ーみなさんプレーヤーとしても活躍されてますが、本部との両立は大変ですか?
益崎 今は本当に部活も本部に理解があるけど、本部に入ったばかりの時は、そもそもホッケー部は人数が少ないし、かつ、貴重な選手だったから、本部に入ったら練習に来れなくなると思われていて、圧もあって。全然本部の話を部活でできないし、正直本部の方が楽しいなと思った時期もあったくらい、最初は精神的にしんどかった。今は、2つの組織の(副将と副本部長として)2番手というのがすごく難しくて、自分を出すというよりも回していくっていうのを考えると、本当に本部とホッケーしかしていないなって思います。体力的には全然大丈夫!
倉本 サッカー部は基本練習が朝なので、両立はできてる。強いて言うなら、22時まで本部におって、朝5時に起きるっていうのは、別に苦じゃなかったけど最初は体力的にしんどかったかな。
山口 自分の中では、部活あっての体育会本部って決めていて、それだけは絶対に守る。基本的に練習は休みたくないし、優先順位は準硬、本部って決めてる。でも、自分で本部に入るって自分で決めたからには仕事はやるし、自分の時間はないし大変だけど、苦じゃないです。

ー忙しい日々で本部や部活が嫌になってしまう時とかはなかったですか?
山口 全然ない!
益崎 え!そうなん(笑)。
山口 おれが本部に入った時はビジョンはみんな一つで「KAISERSのために」にあったけど、その中で方向性がずれてたように思ったから、俺はそこをできる限り、1つにしたいと思っていた。それが、行事を進めていってみんなで作り上げていこうっていう中で、一人一人の意見が言い合えて、それが結果今ではまとまってきてるし。うん、まぁ良かったなっていう(笑)。
益崎 なんの話(笑)。
山口 だから、全く本部が嫌になることはないです!
倉本 ただ、ぐっさん(山口)が入って本部は変わった(笑)。
益崎 うん、変わったと思います。でも、あんま覚えてないな、ぐっさんが入って嬉しかった時の気持ち(笑)。
山口 今はこいつ邪魔やと思ってるんや(笑)。
益崎 思ってないよ!(笑)


▲益崎

ー具体的にどういうところが変わりましたか?
益崎 ぐっさんは本部の行事のこととかほぼ知らないけど、私たちの中の当たり前なことに対して「おかしくない?」って客観的に言ってくれるから、助かりますね。

ー本部に入って良かったことは?
益崎 もういっぱいありますね。
山口 もうそれは(話すのに)2時間くらいかかるけど(笑)

ーでは本部で達成感を感じたことは?
益崎 これも(話すのに)2時間くらいかかるけど(笑)。
倉本 やっぱり行事終わった時ちゃう?
益崎 でも結果じゃないし。総合関関戦だったら勝ち負けがわかるけど、研修会って達成感はあるけど、「これが良かったです」っていう意見がいっぱい来たりするわけじゃないから、これで良かったのかなっていう気持ちは残り続けてる。どれを成功とするかっていうのは、難しいかな。
倉本 それはある。周りから評価してもらった時に一番感じるかな。行事に参加してくれた体育会員とかの仲間の意見も嬉しいし、研修会だけを評価する関大の職員さんとか他大学の人に、「やっぱ関大ってすごいね」って言ってもらえた時は、やっぱり改めて思う。

ー逆に本部の仕事もこなして、部の結果に貢献できた時の達成感などは?
倉本 スタメンで試合に出さしてもらえた時とかは、本部も頑張ろうって思える。
山口 セットやな。両立というよりは2つで1つっていうのが当たり前って感じかな。


▲倉本

ー迫る総合関関戦が、皆さんにとっては最後かつホーム戦ですが、懸ける思いというのは?
山口 絶対勝ちます!1年の時とかは自分の部活だけに目がむいて、でも3年で本部で関関戦を経験した時に、関関戦ってこんなに大事やったんやって思いを受けて、しかも負けて、自分何もしてないけどめっちゃ悔しかったのを覚えてて、だからこそ、ホームで10連敗を阻止して、勝ちにいくつもりでいます。
益崎 2年で私は試合に出れているけど、1勝のために何もできていないのもあったし、応援団の存在が本当に大きくて。明日雨で前夜祭がなくなるってわかってたの時も、リハーサルで上原さん(上原幹平前リーダー部長)の「全体育会員の前で激励できるのはもう前夜祭しかない。それにぼくたちが本気でやらなくて誰がやるんですか」っていうのを聞いて泣いて。そこまで本気で応援してくれる人がおるのにこっちが生半可な気持ちでやったらだめやなって思った。今年こそ、勝って泣きたいと思います。
倉本 2年生で関関戦の実行委員長やらせてもらうってなった時に、正直プレッシャーでしかなかった。前の年が大敗していて、その年はあと一歩で負けて閉会式は堪えてたけど、解散したあとにめっちゃ泣いて。その時に上原さんに「泣くな、まだ終わってへん」って言われて、最後の片付けまでして、その時にほんまに関学には負けたくないって切実に思った。今年こそ、結果で示したい。接戦じゃなくて、突き放して勝ちたいよね。総合関関戦で勝つことは、各部のリーグ戦とかの結果に絶対につながるものやと思ってるから、何としてでも勝ちたい。いや、勝ちたいってたらあかんな。勝つ。

ーKAISERSにとって本部の立ち位置は?
山口 熱血すぎるサポーターって感じ?だってKAISERSっていうチームがなかったら、本部はないから。みんなががんばってるからおれらもがんばれる。
倉本 それはある。
益崎 (本部の立ち位置が)絶対上ではないと思う。
倉本 なんなら、踏み台。
山口 使ってもらったらいい。
益崎 こんな踏み台いらんて言われたら、いらん訳やし。

ー他大の本部と比べることはありますか?
倉本 比べるというか、質とかは勝ってるから。

ー何が勝ってるんですか?
益崎 気持ち。
倉本 体育会に対するとか、行事に対する思いとかは勝ってる。断言できる。じゃないとそんなに意見のぶつかり合いもないし。

ー本部員数(21人)は少ないと思いますか?
倉本 これ、せーの、で言わん?(笑)
山口 いいよ(笑)。じゃあ、せーので言おう。
益崎 学年じゃなくて、総人数ね。
倉本 多い、少ない、ちょうどいいで。
山口 せーの、
倉本 多い。
山口 ちょうどいい。
益崎 ちょうどいい。

ー多いんですか!?
倉本 これだけ人数が多いと人任せの人がどうしても出てきてしまう。今の本部員の数が今までで一番多くて。ベストは1学年6人の18人かな。
益崎 そんな変わらんやん(笑)。

ー逆にちょうどと思う理由は?
山口 一人一人のキャパとか考えて、サポートもできてって考えると今がベスト。
益崎 多くなりすぎるとみんなで集まって情報の共有ができなくなるし。
倉本 一人一人の個性を出すには、ちょっとしんどいくらいの方がいいと思う。
山口 いいんちゃう?ちょっとしんどいから、ちょっとずつ大きくなれるというか。
倉本 まあ21人、俺は18人って言ったけど、3人の差やろ?ちょうどええんかもしれんわ!(笑)
山口 考えてることは一緒。

ー最後に、今年度本部員をどういう形で終えたいか教えてください。
山口 むずーー!
益崎 あ、あるある!同期が10人もいたら、絶対45クラブの主将主務と仲良くなれると思ってて。卒業とか引退っていう時に歴代のどの代よりも、飲み会やろう!とかなってもバーって集まれるくらい仲良くなりたい!
山口 本部員を引退する時に、みんなよりは遅れて入ったけど、これからの自分の人生の自信とか糧になるように、あと9カ月がんばります。
倉本 本部でいうとリーダーズキャンプが最後の行事だから、いや、違うなぁ。全部の行事かな。全部の行事終わるごとに本部員全員で泣きたい。
益崎 もう2つ終わったけど(笑)。
倉本 そや(笑)。
山口 まず、妙見山参りに関しては誰も泣いてない(笑)。
倉本 今のなし(笑)。サッカーも本部もやけど、本気で終わりたくないって思いたい。終わることに後悔したい。このKAISERSと離れたくないとは思う。
山口 じゃあ手始めにとりあえず、関大職員になるか(笑)。
倉本 引退したくないって思いたいなぁ。
益崎 もう思ってるやん。
倉本 もう思ってるけど、総合関関戦とかフレキャンとか大変なことが多くなってくるし、4年で自分のクラブがあってしんどいことがいっぱいあると思うけど、でも終わる時に引退したくないって思いたい。


◆倉本頌太郎(くらもと・しょうたろう)
1996年(平8)4月28日生まれ、滝川第二高出身。174㌢、71㌔。サッカー部所属。趣味は、めっちゃマンガ読む。好きな芸能人は深キョン。今年の抱負は、倉本頌太郎を皆の心に刻む!


◆山口智矢(やまぐち・ともや)
1996年(平8)6月26日生まれ、関大一高出身。169㌢、74㌔。準硬式野球部所属。趣味は、ウエートトレーニング。好きな芸能人は博多大吉、野性爆弾くっきー。今年の抱負は、いつも笑っていられる1年間にします!!


◆益崎成香(ますざき・なるか)
1996年(平8)4月9日生まれ、県立今治西高出身。154㌢。ホッケー部女子所属。趣味は、楽しいことを考えること、お酒を飲むこと。好きな芸能人はback number。今年の抱負は、絶対に海外に行く!

【取材:西井奈帆/写真:三木勇人】