【コラム】[KAISERS連続企画]特別対談vol.13~柔道部~

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対談第13弾は柔道部の2選手です!昨年は有力なメンバーがそろっていたものの、関西学生は準決勝で近大に屈し3位、全国との壁も痛感した関大柔道部。今回は主将・荒木さんと副将・仲田さんに、チームの今やお二人の出会いなどについてお話を伺いました。

―新体制になってからのチームはいかがですか?
仲田 どうですか(笑)。
荒木 チーム…。はい、いい感じっす。
仲田 (笑)。

―どういう感じでいい感じですか?
荒木 まあ…こう、言いくるめたらいい感じです。

―細かく言うと?
仲田 みんなまとまってきているので、今年の目標である関西大会優勝に向けていい感じのチーム作りができているのではないかなと思います。

―新体制になる前は、幹部で濃い話はあまりできていないと荒木さんがおっしゃっていましたが。
荒木 へぇ…。
仲田 あっ、そうなんや。

―カンスポのWeb記事に残っていました。
荒木 そうですね、最近はみんなまとまってきていい感じになってきていると思います。濃い話もできています。

―濃い話とは?
荒木 練習内容とかチームの方針とかですね。
仲田 Me tooです、感じます(笑)。
荒木 (笑)。

―チームの目標を達成するための個人の目標は?
荒木 個人の目標…そうですね…あんまりないですね。
仲田 (笑)。

―ないんですか!?
荒木 今、ちょっと見当たらないです。あっ、復帰に向けてリハビリすることです。結構、思っていたよりも大変です。
仲田 最低限の目標は関西学生でしっかりベスト8以上入って、全日本学生個人戦に出場することで、1番でっかい目標は講道館杯に出場したいという目標が個人的にはあります。

―目標のためにやっていることはありますか?
仲田 やっぱり空き時間を見つけては日本代表選手の技の研究とか、トレーニングとかもしっかりやっていっているって感じですね、はい。

―チームの目標達成に向けて、今チームの仕上がり具合はいかがですか?
仲田 ん~…。そうですね、けが人がちょっと多いので。けが人がちゃんと復帰してきてくれたら万全な状態になるかなと思うので…けが人がどう5月の試合に合わせてこられるかっていうのが重要になってくるのではないかなと思います。
荒木 そうですね、けが人が多いので…。
仲田 (笑)。
荒木 すみません、質問なんでしたっけ。

―目標達成に向けて、今チームの仕上がり具合は…。
荒木 まあまあみんな就活とか多くて、練習出れてないんですけど、そこはなんとか新3回生が立て直していくじゃないですけど、主体となってやっていってくれるんじゃないかなと思います。

―後輩の成長も感じますか?
荒木 そうですね、みんな老けたなあと思います。久々に練習来ると。
仲田 (笑)。

―どういうことですか?
荒木 なんかひげ濃い人いたり。
仲田 それ?(笑)。

―身体的なことですか(笑)。
荒木 そうですね…というか、そういう声のトーンとか聞いて、『あ、こいつ調子悪いな』とか『調子いいな』とか感じるのも幹部の仕事かなと。
仲田 どういう仕事やねん(笑)。
荒木 (笑)。そっから練習メニュー組み立てるとか。

―主将になってから気を付けていることですか?
荒木 みんなのメディカルチェック(笑)。
仲田 (笑)。

―本当にしてます?
荒木 してますしてます。みんなとコミュニケーション取って、『調子いいな』とか『調子悪いな』とか。調子悪かったら練習早く終わって、ってやっています。これはほんまです!
仲田 (笑)。コミュニケーションは大事やと僕も思ってるんで、しっかり後輩とのコミュニケーションは心掛けています。

―最近変わったことはありますか?
荒木 1回生が慣れてきたかなっていう。
仲田 そこはありますね。
荒木 学校面も、柔道も。ちょっと大学に慣れてきたかなっていうのはありますね。
仲田 それは僕も思います。ちょっと慣れてきたかなって。何が変わったかって…新4回生がみんな就活なんでそこでやっぱり僕もなんですけど、結構抜けちゃったりしてるんで、それが変わったことかな。チームにも申し訳ないなと常に思っています。

―続いてお二人のことをお聞きしたいんですが、出会いはいつですか?
荒木 出会い!?
仲田 出会い…。

―大学ですか?
仲田 いや、高校っすね。
荒木 えっ、何のっすか?

―お二人の出会いです。
荒木 あっ、ああ僕らのっすか。高校っす。
仲田 高校っすね。

―いつですか?
荒木 試合で。
仲田 やりました、1回試合で。
荒木 やりました。

―ちなみに、その試合は…。
荒木・仲田 引き分けっすね(笑)。
荒木 試合で、練習試合も一緒に。
仲田 そうですね、1回チームでやったことありますね。

―対戦ということですか?
荒木 いや、対戦もしたんですけど…。
仲田 その後ですね。対戦もしたんですけど何カ月か後にあった合同の練習試合で一緒のチームになって勝ったっていう。
荒木 共に。
仲田 共に戦ったっていう経験があります。

―その時の印象は?
荒木・仲田 印象ですか…。
荒木 まあ探り探りやったんで…。
仲田 それはありますね(笑)。いや、でも普通に強いなとはその時から思っていました。
荒木 僕はすばしっこいなって。
仲田 (笑)。そらそうやと思う!すばしっこかったんで。それは当たってます。

―今はお互いどんな存在ですか?
荒木 今?難しいな…。どういう存在って答えたらいいんやろう。
仲田 僕やったら、いろいろ組手とか教えてくれるんで、そういう…なんていうんですか、お互い高め合うじゃないですけど、僕は荒木に追いつけ追い越せくらいの勢いで。(荒木は)強いので。成績も残してるんで、僕はそれに追いつけるように頑張っていきたいなって。そういう目標でもある存在ですね。
荒木 僕も仲田くんに対しては、追い越せ追い抜け…。
仲田 違う、もう追い越してるやん(笑)。
荒木 あっ、追いつかれないように努力はしていますね。
仲田 薄ない?(笑)。
荒木 え~。
仲田 薄ない!?(笑)。

―と、おっしゃってますが…。
荒木 どういう存在?チームとして1人欠けたら成り立たないと思うので、仲田がどういう存在かじゃなくて、みんなが1人欠けたらチームとして成り立たないので、そこはなんていうんですかね…。「いてほしい存在」っておかしいやんな。
仲田 (笑)。でも、まあまあ、けど…。
荒木 けど、そんな感じっすね。

―お互いの尊敬するところはどこですか?
荒木 (仲田の)膝がもうボロボロで…。
仲田 いや、お互いやん(笑)。
荒木 両足ボロボロなのに練習を頑張っているところを見ると、ああすごいなって思います。
仲田 すごいところですか…。柔道に関してはクソ真面目ですね(笑)。
荒木 これ載るんですよね?お前、嘘つくなって(笑)。
仲田 ほんまや!(笑)。柔道にかける思いは人一倍強いと思います。そこはオンオフの切り替えがすごいです。

―ちなみに今は…。
仲田 今、だいぶオフだと思いますよ(笑)。申し訳ないですけど。

―ぜひオンでお願いします。
荒木 はい!

―副将としての仲田さんの立ち位置はどうですか?
仲田 僕の立ち位置ですか…。ん~…そうですね、意識してるのは自分の行動によってチームにいい影響を与えられたらいいかなと最近思いだして。例えば空き時間見つけたらトレーニング行ったり、そういう姿を見せることで後輩にいい影響を与えられるようにっていうのは心掛けていますね。でもそれだけやったら分からない後輩もいるので、僕の主観で分かっていなさそうな子がいたらしっかり声を掛けてフォローしてあげるというのは意識しているところです。

―主将から見ていかがですか?
荒木 トレーニングによく行っているので、そこはみんな見習わないといけないところだなって思っています。

―荒木さん自身は理想の主将像はありますか?
荒木 あんまりないですね。ありのままの。
仲田 ありのままやと思います(笑)。付いていく後輩は付いていくと思いますけど。頑張ってるし。でもそれをまとめていくのも(自分の)仕事なのでしっかりやっていきたいなと思います。

―では今年の展望を伺っていきたいと思いますが、まず昨年を振り返っていかがでしたか?
荒木 去年は…メンバーがそろっていたんですけど、結果が出せなかったっていう部分がちょっと悔しいところです。監督と上回生の指導が悪かったですし、自分たちの試合にかける熱い思いやったり、それが不足していたので結果が出せなかったのかなと思います。
仲田 5月にある関西の団体戦で優勝を目指せるメンバーやったんですけど、さっき荒木も言ってたように、そういうところが出てきて勝てなかったのではないかなと。他の天理大とか近大とかに比べたら、優勝したいって気持ちがもしかしたら少なかったのかなって。まあ、結果論なんですけど。みんな勝ちたいという思いはあったと思うんですけど、もちろん。でも、気持ちの面で勝てなかったのかなあというのはあります。

―今年はどうですか?
仲田 今年は多分、正直厳しいですけどやるからにはというか。関西優勝目指して頑張ってきているので、そこは関西優勝っていう目標はぶれずに、チーム一丸となって頑張っていきたいかなというふうに思っています。
荒木 今年ですか…。別に負けてもいいんで。
仲田 いいんかい(笑)。
荒木 負けてもいいんで、諦めなければそれでいいかなっていうふうに思いますけど。勝ちにはこだわりますけど、絶対戦力不足なので。去年と比べて、今年は。だから諦めるんじゃなくて、一生懸命やってそこで負けたらまた次考えたらいいですし。っていう感じですかね。「諦めない心」!
仲田 大事ですね(笑)。

―さっき少しお話に出た天理大や近大といった関西のライバルのことはどう見ていますか?
仲田 正直その2チームに比べたら…。特に天理は強いので、メンバーそろってるので。そこに比べたらやっぱり落ちるのかなとは思うので、やっぱり勝つ人は勝つ、引き分ける人は引き分けるっていうしっかり役割をメンバー自身が自覚して、戦っていくことは大事だと思います。
荒木 近大とか天理じゃなくて、全部の大学がライバルやと思っているので、初心を忘れず、1回勝ったからって油断せず、そういうところでやっぱり気を引き締めてやっていきたいと思っています。

―昨年は山城監督が「5・6・7番手が育成できなかった」とおっしゃられていました。
仲田 ん~…どうなんですかね…。5・6・7番手っていう立ち位置の人が去年やったら荒木もそうやし、村井さん(村井慎太郎=17年度卒)とか小寺さん(小寺達=17年度卒)とかポイントゲッターの人にちょっと任せているっていう部分があったんで。でも今年はその5・6・7番手の人もメンバーっていう自覚はあると思うので、そこの面では僕はそんなに心配していないかなと思います。
荒木 あっ。Me tooです。
仲田 (笑)。

―監督は仲田さんにも大きな期待を寄せているようでしたが。
仲田 あっ、僕ですか(笑)。まあ…けが、してたんで。今も探り探りやっている状態なので。5月にはしっかり間に合わせたいなって気持ちはあるんですけど。そうですね、小さいなりにできることをしっかり考えて、もし出させていただいたら自分の役割しっかり考えてチームのために貢献できるよう頑張りたいです。
荒木 手術したんで、2人とも。自分も次の関西出られるか分からないので。仲田くんが頑張ってくれたら僕も安心して試合会場から応援できるので…。
仲田 穴埋めるとまでは言わんけど、まあしっかりそこら辺は自覚をもって頑張っていきたいと思います。

―チームとしては、今年はどんな戦いになっていきそうですか?
仲田 間違いなく厳しい戦いにはなってくると思います。
荒木 やっぱそこで「諦めない心」っていうのが大切になってきますね。
仲田 そうですね(笑)。
荒木 試合だけじゃなくて練習でも「諦めない心」!僕たちはそれを抱負にして頑張っていきたいと思います。
仲田 ポイントゲッターが去年に比べたらだいぶ減ってるので、まあ~なんというか、そのポイントゲッターの人は荷が重いと思うんですけど(笑)、その人らをフォローできるように僕を含めしっかりフォローしていって、「諦めない心」で戦っていくことが大事なんじゃないかなと思います。

―全国を見据えてはいかがですか?
仲田 全国の団体戦、6月にある団体戦もしっかり初日1回戦勝って、ベスト16以上には入りたいなという気持ちがあるので、そこに向けて厳しいとは思うんですけど、しっかり1人1人役割考えて戦っていきたいかなと思います。
荒木 まあ、補足するならば「諦めない心」。
仲田 (笑)。

―荒木さんもう少し話してください(笑)。
荒木 いや、それ(全国への展望)はもうほぼ全く一緒なので。
仲田 かもしれないですね。主将、副将同じ考えで(笑)。
荒木 そう!まあまあ、補足するなら「諦めない心」。

―全国の壁はやはり高いですか?
仲田・荒木 高いですね。

―関西とはどう違うのですか?
荒木 関西、なんかちょっとゆっくりめなんですけど、展開とか。関東の選手は持ったらかけるっていう意識が高いので、それが全国に行ったら高いと感じるレベルですかね。

―最後にこの場を通して何か伝えたいことはありますか?
仲田 え~、伝えたいこと?誰にですか?

―この対談企画を読んでいる人に。
荒木 早寝・早起き・朝ごはん。
仲田 体調管理しっかり。
荒木・仲田 (笑)。
仲田 っていうことで!


◆荒木佳祐(あらき・けいすけ)
1996年(平8)7月8日生まれ、箕面高校出身。182㌢、100㌔。今年の抱負はいっぱい食べる。


◆仲田宗平(なかた・そうへい)
1996年(平8)11月21日生まれ、関大一高出身。167㌢、67㌔。今年の抱負は講道館杯出場。

【取材/写真:宮西美紅】