【コラム】[KAISERS連続企画]特別対談vol.11〜卓球部〜

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対談第11弾は今シーズン1部リーグで戦う卓球部男子主将・西郷さんと女子主将・北岡さんです!共に1部復帰を果たし、新たな舞台での戦いを直前に控える卓球部。その両主将に今シーズンの意気込みだけではなく、お互いの印象など普段なかなか聞けないことも、本音で語ってもらいました!

―1部昇格を決めた昨年を振り返ってください
西郷  春は2部スタートだったので、春で1部に戻ろうとしたが、入替戦で甲南大に負けてしまった。そこで前主将の渡辺賢太(17年度卒)さんと「このままじゃいけないな」と話し、意識を変えた。そして、秋リーグは甲南大と再び入替戦で当たり、今度は4-0でリベンジを果たすことができたことが一番印象に残っています。
北岡  女子は春季リーグでみんなどうしても勝ちたいという個々の気持ちが強すぎて、空回りをしてしまったが、やっぱり前主将の南木虹穂(17年度卒)さんが、チームの為にたくさん動いてくださって、私たちもその姿を見て、少しでも恩返しがしたいという気持ちで臨みました。結果、秋季リーグ戦で1部復帰を果たせて良かったです。

昨シーズンで一番印象に残っている試合は
西郷 やっぱり秋季リーグの甲南大との入替戦ですね。正直、実力的には互角だったけど、全員が何としても1部に上がりたいという気持ちが4-0という結果につながったのかなと思います。あの試合が一番チームとして一体感が出た試合かなと思います。
北岡 秋季リーグの第2節ですね。開幕戦で負けてしまい、重い空気が漂っていたけど、その後のミーティングで前主将の南木さんが「こっからはもう勝ち負けではなく、楽しんでいこうという風に言ってくださって、そこから皆思い切ってプレーするようになりましたね。

何か試合でのエピソードはありますか?
西郷 個人的な事ですけど、入替戦の甲南大でのアップ中に急に鼻血が出てきたことですかね(笑)。
北岡 本当ですか(笑)。

それは緊張でですか
西郷 原因はちょっとわかんないんですけど、夏のせいですかね。今までに体感したことがないくらい尋常じゃなないくらい鼻血が出てきて、棄権になるかもとすごい焦りました(笑)。でもこの鼻血のおかげで気持ちが楽になったのか、逆に力が抜けて良かったです(笑)。

北岡さんは?
北岡 芦屋大との試合ですね。もともと1部にいた相手との試合というのもあって、苦しい試合が続いていたけど、先に試合を終えた男子が応援に来てくれた。その時に、チームで戦っているなと感じられて、それがすごい印象深かったですね。
西郷 めっちゃええ話しするやん(笑)。俺の鼻血の話とえらい違いやん(笑)。
北岡 いいじゃないですか(笑)。特にハプニングもなかったので(笑)。
西郷 いいエピソードで言ったら、前主将だった渡邊さんが秋のリーグの1戦目の試合で、自ら一番手に立候補して、見事に勝利しチームに流れを生んでくれたことですかね。もし、立候補して負けていたら、逆に悪い流れになっていたと思うので、きっちり勝ったのはさすがだなと思いました。

お2人は今年から主将となりますが、何か練習で工夫していることはありますか?
西郷 男子は今までリーグ戦のメンバーは主将とかで決めていたのですが、今は月に一度部内リーグを行い、完全な順位付けをして選考しています。みんなで仲良くなるのもいいと思うんですけど、やっぱり競い合わせることの方がチーム力を上げられるのかなと思い、導入しました。
北岡 男子が規定練習を3コマに変更したのですが、女子は男子と同じように3コマ練習し、そのうえで自主的に練習したり、練習外でも卓球について考える時間を設けるなど、自主的なことを尊重した練習を増やしました。

北岡さんは3回生から女子を引っ張る立場となりましたが、どのような雰囲気作りをしたいですか?
北岡 自分の中では明るくをモットーにやっていきたいですね。1部というレベルの高い土俵の上でも、自分たちの卓球をするというスタンスを貫いていきたいです。

男女で練習することは?
西郷 女子は部員が少ないので、女子だけでは練習の幅が限られてくると思います。なので、女子と男子を混ぜてやることが多いです。女子は男子にはあまり見ないようなタイプの選手がいるので、男子としてもいい練習になっています。
北岡 女子同士の練習だと、どうしてもできることが限られてくるので、男子の練習に混ぜてもらっています。男子はやはり女子と比べてパワーがあるので、男子と練習することは女子にとってもレベルアップに繋がっています。

意見交換はしていますか?
西郷 北岡さんは自分よりも年下というのもあって、あまり話しかけづらいというのもあると思うんですけど、女子から何かしてほしいという提案があれば、その都度意見交換するようにしています。

お互いの尊敬できるところはありますか?
西郷 まあ、彼女試合見てくれたら分かると思うんですけど、試合中スイッチが入ると人が変わるんですよ。もうそれは猛獣みたいな感じで(笑)。周りの観客もびっくりするほど、勝ちへの執念がすごいので、そこは他とは違うのかなと思います。皆さんにも一度見て欲しいですね(笑)。
北岡 まあ、否定はできないですね(笑)。自分の中ではこの会場の誰よりも声を出すという気持ちでやっているので。

北岡さんは?
北岡 西郷さんは、やっぱり主将になる前からなんですけど、努力を怠らない人で誰よりも卓球のことを常に考えてる人で、そういう点ではこの人すごいんだなとやっぱりキャプテンなんだなと思っています。
西郷 めっちゃええこと言うやん(笑)。

今シーズンのキーマンは誰ですか?
西郷 うちには絶対的エースである坂根翔大(経3)がいるんですけど、そこ以外の僕らで勝てるかどうかが重要になってきますね。
北岡 女子は赤川真理亜(化生2)ですね。赤川は1年生の頃から、女子の誰よりも努力をしてきて卓球に対して真摯(しんし)に向かっているので、きっと試合でも活きてくる思います。

今シーズンの目標は?
西郷 男子は、1部という舞台は甘くはないので、まずは今までの最高成績を超える4位を目標にやっていきたいです。それと、自分にとって最後の年となるので、過去5年間いけていないインカレに出場したいです。
北岡 女子は、男子と違ってチーム全員にとって初めての1部なので、1部でまずは残留して秋季リーグもいい形で1部で戦いたいです。

最後に今シーズンの意気込みをお願いします。
西郷 僕らの良さなんですけど、勢いがついたら今までになかったような力を発揮できるようになるので、試合をしている人だけではなく、周りの応援など部員全員が戦っているようなチームであれば、目標以上のことも達成できると思うのでがんばっていきたいです。
北岡 まだまだ未熟なチームですが、見方を変えればまだまだ成長できると思っています。もっと、個々のレベルを上げてチーム全体のレベルアップができるように頑張りたいです。


◆西郷純平(さいごう・じゅんぺい)

1996年(平8)8月13日生まれ、天理高出身。172㌢、62㌔。今年の抱負は、最後の1球まで全力でプレーをする!


◆北岡さと子(きたおか・さとこ)

1997年(平9)7月15日生まれ、土佐女子高出身。155㌢。今年の抱負は、1部定着します!

【取材/写真:永津星斗】