【アーチェリー】接戦ものにできず宿敵に惜敗。残り3戦で巻き返し狙う!

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◇第53回関西学生アーチェリー女子リーグ第2戦対甲女大◇4月8日◇大阪工業大学レンジ◇

【50㍍】 関大1429-1417甲女大
【30㍍】  関大1569-1591甲女大
【G.T】  関大2998-3008甲女大

勝てば王座進出に大きく近づく一戦で勝利を逃した。相手はライバルの甲女大だったが、風の影響もあり各々が普段のパフォーマンスを発揮できず。これで2戦を終えて1勝1敗となった。

午後14時に開始された第1戦と違い今日は午前9時30分スタート。寒さに加え、風が一段と強く吹いた。その影響か前戦と同じく序盤から点数が伸び悩む。50㍍の第1エンド、第2エンドは相手にリードを許す。第3エンドで立て直すもその後はあまり差を広げられず12点リードで30㍍競技へ折り返した。

優位に立つも決して安心できない点差にプレッシャーがかかる。高得点が期待され、少しでも点数を落とすと響く30㍍でも的に嫌われた。また、関大が撃つサイドになると決まって強風が吹き荒れた。そのためか、テンポ良く矢を射ることができず多くの選手が時間を目一杯まで使い3射を放った。第2エンド終了時にはグランドトータルでついに逆転されてしまう。

その中で気を吐いたのが山下聖香主将(法4)だ。第3エンドで58点の高得点をたたき出すと、第4、第5エンドでも30金を記録。点数報告でも「関大1てき30金!」と明るく大きな声でチームを盛り上げた。それにつられるように久野和(人3)も調子を上げ、第4エンド終了時のグランドトータルで1点差で優位に立つ。

第5エンド終了時でもリードは1点差のまま、第6エンドでラスト3てきになると関大のタイムアウト。4分間の休憩で1てきから5てきでそれぞれのポイントを確認。円陣を組み、気合いを入れ直した。しかし、最終エンドで最高得点を記録した相手に対抗できず、粘り勝つことはできなかった。

「悔しい」。点数報告を受け、敗北を悟ると山下主将の目には涙が。自身は全体トップの643点の好記録を出すも、勝利に導けなければそれも意味をなさない。帽子で涙を隠そうとするも抑えることはできなかった。他の部員目にも光るものがあった。王座の出場権を懸けた一戦をものにできず思わず感情があふれでた。

「王座の切符はまだ閉ざされたわけではない。最後の最後まで貪欲に王座の切符をつかみにいきたい」と主将は前を向く。残り3戦、可能性がある限りベストを尽くし、最後には今日の悔し涙をうれし涙に変える。【文/写真:三木勇人】

▼山下女子主将
「率直に言うと悔しいです。(甲女大は)ライバルということで私は南女だけどいつも通りやっていこうと思ってはいたけど私も含めて全員が王座がかかる大事な一戦という意識があった。負けましたけど王座はまだ見えるのでそれに向かって残り3戦頑張りたい。風が強くて30㍍とかは本当に体力が削られた。風の影響で弓を引き戻したときに体力をみんな使ってしまったと思う。結構全体的に点数が出てなくて1てきで主将の私がとりあえず引っ張っていこうというのはありました。関大の練習では防風ネットもついていてメンバーもあまり風対策が慣れてなくて。今まではやんだときに撃っていたんですけど、今日はやまずにほぼ吹いていたんでその撃ち方を習得しないといけない課題は見つかりました。(30㍍競技の第4、5エンドで1点リードの状態が続いたが)心境としては本当にいけると思っていたんですけどやっぱり‥(焦りは?)いや、私個人的にはなくて、最後に10点、10点狙っていこうと思っていました。でもなんとなく全員の当たった的を見たときにどうなんやろと。1点差なのですぐに返されてしまうので。悔しいですね、どうしても勝ちたかった相手なのでその相手に負けたのは悔しいです。今日は負けは負けなんですけど、監督たちもおっしゃられたように切り替えて、王座の切符はまだ閉ざされたわけではないんで最後の最後まで貪欲に王座の切符をつかみにいきたい」