【野球】春季リーグ戦開幕まであと3日 キーマンにインタビュー!太田健裕編

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昨年45年ぶりとなる秋季リーグ戦完全優勝を果たした野球部。リーグ連覇を狙うために欠かせないピースとなる選手を直撃。第2回目は昨年ブレイクし、リーグ制覇に大きく貢献した太田健裕(文4)さんです。

――昨年度を振り返っていかがですか。
太田 3年生の春でリーグ戦に出るようになって、春は慣れないことばかりだったんですけど、秋は慣れもあって「勝ちたい」という思いが強くなりました。個人的には、ヒットを多く打てたのが良かったです。でも打点は少なく、チャンスであまり打てなかったかなと思います。良い場面で打ってこそ貢献できるので。チームとしては、完全優勝はできましたが、ピッチャーありきだったのかなとは思います。

――春秋共にベストナインを獲られましたが。
太田 1年生からの努力が報われたな、って感じです。1、2年生の時の悔しさがあってここまで来れたので。

――チーム高橋はいかがですか。
太田 経験者(昨年度のレギュラー)はほとんど残っているので、それは大きいです。2年連続神宮に出場して、勝って当然のチームになっていると思うので、その責任感は僕ら幹部も感じています。自分たちの経験を下に伝えてチーム力の底上げをして勝たせないといけない、という使命感が大きいです。僕らがいることで、(レギュラー入り)を半分諦めている人も正直いるとは思いますが、安泰な選手はいなくて、誰にでもチャンスはあるので、どんどん後輩に来て欲しいです。

――後輩には野球についてどのようなことを話していますか。
太田 実戦でしか分からないことです。リーグは応援がすごくて声が通りにくいので、普段からジェスチャーなどでコミュニケーションをとるとか。リーグは良いピッチャーが多いから甘い球は来ないと思え、とかですね。

――昨年度、神宮の舞台に立っていかがでしたか。
太田 あの場所に立つと縮こまって力が出せなかったです。リーグで対戦してきたピッチャーと(力の差は)変わりなかったんですけど、神宮の雰囲気に呑まれました。自分はそのつもりはなくても、自然と力んでしまって、チャンスで全然打てなかったですね。普通にやったら勝てた相手だと思うんですよ。普段から神宮でも試合できたらいいんですけど(笑)。

――高校時代は、同じ京都の高橋佑八主将(経4)や西田友紀(商4)選手と対戦する機会はありましたか。
太田 龍谷大平安(高橋主将の母校)とはやっていないですが、福知山成美(西田選手の母校)とは最後の夏に当たりました。西田とは中学が同じで家も近くて、(対戦したことが)新鮮でしたね。その年はセンバツで福知山成美がベスト8だったんですけど、僕は公立なので私立に負けない野球をしていて、(福知山成美も合わせて)私立に3連勝できました。「私立には勝とうぜ」って言ってたので思い出深いです。

――公立出身ながら、スポーツ推薦組と同じ舞台で活躍されていますが。
太田 いやもう、信じられないというか。1、2年生の時はこうなるとは思っていませんでしたから。やっていてほんまに良かったです。僕らが入部した時にはスポーツ推薦組はもう練習や試合に参加していて、入った時点で差が生まれていて。野球も上手くて得罰扱いされているのが悔しくて、「負けんとこ」っていうのは少なからずありました。

――どのような副将になりたいですか。
太田 僕は野球がめちゃめちゃ上手ではないし、高橋や山本よりも下っ端の経験があるので、下級生の気持ちが酌めるような副キャプテンになりたいです。プレー面は高橋と山本に任せて、僕は整備しながら色々話したりして、ソフト面にアプローチしていかないと、と思っています。

――副将から見たチームはいかがですか。
太田 このチームは周りと比べて各々のパワー力は高いと思います。でも、それに驕(おご)って練習を怠ると、良い結果にはならないので。やっぱり思うところはありますね。全国優勝できるチームなので、上がしっかりしないと悪い方向に行けば最下位もあると思います。あとは幹部が引っ張っていければいいですね。昨年度は久米さんありきのチームでしたが、別に久米さんを目指す必要はなくて、僕たちなりにできれば良いと思っています。まとまればこのチームは強くなりますよ。

――今年度の目標を教えて下さい。
太田 個人目標は、レギュラーで試合に出て、ベストナインを獲りたいです。去年より多くのヒットを打ってチームに貢献して、課題だった「チャンスで打つ」というのを徹底したいと思います。チームとしては、リーグ優勝は当たり前なので、全国制覇を目指す上で春秋両方神宮に行くことです。まずは全国で1勝して、そこから全国制覇したいです!

後輩への気持ちとチームへの思いが誰よりも熱い太田健裕副将。全国で勝つために、選手を内面から支えてチーム力の底上げを図ります。【インタビュー、構成:松山奈央】

◇太田健裕(おおた・けんすけ)
1996年(平8)8月14日生まれ、府立乙訓高出身。182㌢、75㌔。趣味は、筋トレとプロレス観戦。