【ホッケー】6人制ホッケー 敗退も1年生メンバーが成長を証明

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◇第52回西日本6人制ホッケー選手権大会◇3月24日◇於・鶴見緑地球技場

第1試合 対山娘
【前半終了】関大2―1山娘
【後半終了】関大1-0山娘
【試合終了】関大3-1山娘

第2試合 対MJ
【前半終了】関大2-3MJ
【後半終了】関大1-1MJ
【試合終了】関大3-4MJ

シュートアウト 対山娘
【SO戦】関大1―0山娘

大学のみならず、社会人チームが多く出場した西日本6人制ホッケー選手権。主力であった4年生のメンバーの引退後、新体制初の大会となった。関大は2人の新入生を擁したチームで挑んだが、SO戦であと一歩届かず敗退した。「雰囲気の切り替えができていない」と岸田紗衣(人3)主将は敗因を口にする。結果こそ悔しさが残るも、新戦力の実力や新2年生の成長、活躍が垣間見えた1日だった。

円陣を組み、士気を高めて始まった試合。初戦から吉田波那(人1)をはじめとする下級生メンバーが存在感を放つ。先制点を取ったのは対戦相手である山娘だが、学年の上下に関わらずチームのひとりひとりが声を出し、攻撃態勢を崩さず戦いつづけた。今年の新入生である、川原彩花と高橋咲穂もチームメイトに声を掛け、積極的にプレーに参加。

 

△高橋

 

少人数だからこその、関大らしいスタイルは4年生が抜けても健在だった。

△吉田

そして、前半終了直前には吉田のビッグプレーが光った。2連続で強烈なシュートをゴールにたたきつけ試合を折り返す。

△森田

△廣瀬

そのまま白星へと駆け抜けたい後半。廣瀬有紗(人2)、森田彩那(文2)を中心に各選手が相手攻撃陣へと果敢にスティックを差し出す。また、岸田も負けずにボールを奪いチャンスメイク。

△岸田

次第に、攻撃チャンスが増えていき、アグレッシブなプレーが見られた。前半に引き続き吉田がポイントを決め、チームを勝利に引っ張った。

△小高紗聖(法3)

△益崎成香(文3)

2戦目の対戦相手はMJ。ゴール前まで相手に攻め込まれ、前半で2得点を献上してしまう。「雰囲気が悪いままずるずるいってしまった」と岸田は語る。初得点を入れたのは吉田だが、川原もサイドからゴールへと疾走しチャンスメイク。

△川原

ここまでシュートに成功しているのは、吉田のみ。だが、後半終了間際に同学年の宇山の目を見張る活躍が見られた。川原からパスを受けた吉田がボールを、ゴール前の宇山がつなぎそのままシュートを放つ。

△宇山・吉田・川原

その瞬間審判のホイッスルが鳴り、得点が決まったことが告げられ、3人はハイタッチし喜びを爆発させた。

△北條

そして、守護神・小谷蛍(2017年度政策卒)の後継者であるGK・北條実羽(社1)も磨きのかかった堅守で最後までチームを支えた。結果は黒星であったが、下級生の著しい成長がよく表れた一戦だった。「成長のスピードがすごくて、私たちにもいい刺激になっているし、底上げが怖いし、うれしい」と岸田は試合後語った。

1勝1敗で1日目の試合を終え、2日目への生き残りをかけた初戦の相手である山娘とシュートアウト。岸田と北條が挑んだ。先攻は相手。北條がゴールから飛び出し、足を使ってシュートを阻止しようとするも一歩及ばずに得点を決められる。

次に、関大の攻撃が始まり、岸田はGKを振り切り、ドリブルで進む。しかし、ボールはゴールをそれてしまい惜しくも得点に結びつけることができず、2日目へ進むことはできなかった。

結果面では苦汁をなめた今大会。だが、新戦力の実力を図ることができた1日でもあり、元気があふれた声が響く関大の良さは失われていなかった。まもなく3月が終わり、いよいよ4月にはリーグ戦が開幕する。悔しさは次への糧に。新たなシーズンでも「元気出していこう!」。【文/写真:柴村直宏】

 

▼岸田
「アップから雰囲気の切り替えができていなくて、ふわふわしていた感じになった。それが1試合目のプレーにも出てしまって、2試合目は相手が強かったのはわかっていたが、雰囲気悪いままずるずるいってしまった。1試合目はそんなに『やられた』っていう感じの先制点ではなくて、GKも止められるような失点だったから、試合展開も雰囲気はよくなかったけど、負ける気はしていなかったのでその1点はつながっていないと思う。4年生が5人引退して、人数も足りない状況。正直4年生が抜けたのは厳しいし、今年も厳しいとは思っていいるけど、あの2人は新入生だからといって全然指摘してくれないわけではないし、むしろすごく言ってくれている。3年上の私からみても感心しているし、すごくいい子たちが入ってくれたと思う。強くなると思っている。(新2年生の2人は)ずっと活躍してくれているし、吉田は経験者ということがあるが、宇山の成長のスピードがすごくて、私たちにもいい刺激になっているし、底上げが怖いし、うれしい。人数は少ないけど、負けない体力をつけて、10人でも点を取るスタイルは曲げずに引かない。リーグも勝ちに行く」