【サッカー】MF塩谷2得点も、天皇杯大阪予選進出ならず

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇第23回大阪選手権大会・大学代表決定戦◇対阪南大◇3月24日◇大阪体育大学グラウンド◇

【前半】関大1-1阪南大
【後半】関大1-2阪南大
【試合終了】関大2-3阪南大

勝てば天皇杯大阪予選出場が決まる今試合。相手は昨年関西学生リーグ3位の阪南大だ。新体制で2回目となる公式戦も白星で飾りたいところだったが、3失点を許し敗北。天皇杯予選進出への道が絶たれた。

試合は前半15分、ペナルティエリア左でボールを持ったFW加賀山泰毅(人3)に反応した相手GKが前へ出る。ゴール前がフリーになると、そこにボールを流し込んだ。FW大久保優(商2)がスライディングで合わせるも右へそれ、先制とはならず。その4分後、MF塩谷仁(人3)が上げたクロスボールはクリアされるも、大久保らがヘディングで前線へ戻す。最後はDF安田有輝(経3)が頭で落とし、塩谷がゴール右隅に決めた。強豪相手に貴重な先制点を奪った。

△加賀山


△安田
しかし、その後は「みんなが受け身になってしまった」(DF荒木隼人主将=商3)と攻撃がうまくいかず。ついに、相手にDFの裏を取られGK安川魁(情3)が前へ出たところを決められ失点を許す。その後の相手攻撃は、DF羽田健人(情2)や荒木を中心に後ろを固め、1−1で前半戦が終了した。

後半10分、黒川圭介(法2)と森主麗司(文3)からつながったボールを持ったのは、久しぶりの戦線復帰となったMF中井英人(人3)。中央からミドルシュートを放つが、バーに弾かれ追加点とはならなかった。その5分後、ペナルティエリア内で荒木がハンドを取られる。相手にPKを与えてしまい、1−2に。22分には、ボレーシュートを決められ2点差に引き離される。その後関大が耐える時間が続き、なかなか得点に結びつかない。

△黒川


△中井


△荒木

それでも36分、大久保に代わって投入されたFW高橋晃平(情2)が絶妙なクロスを上げ、これを捉えたのは塩谷。しっかり枠内に決め、今試合2得点目を決めた。残り数分、あと1点が欲しい関大は荒木、黒川を前線に上げるも、時間だけが過ぎ試合終了。

1点に泣き、天皇杯予選進出は叶わず。前田監督は「ゲーム自体も悪くなかったけど、失点がちょっと多かった」と、3失点が敗因となった。「切り替えの早さとかセカンドボールへのリアクション」(前田監督)、「得点と守備の基礎」(荒木主将)の課題が見つかった。リーグ開幕まで約2週間。課題の克服に努め最高のリーグ開幕を迎えるために、関大サッカー部は走り続ける。【文:西井奈帆/写真:高木満里絵】
▼前田監督
「コンディションは悪くなかったし、ゲーム自体も悪くなかったけど、失点はちょっと多いかなと。自分たちのミスと、PKとかは運がなかったりとかも含めて失点が多かったかなと。今までの阪南大と試合を比較してみると、内容は悪くないし、チャンスは自分たちで作り出せていた。(阪南大は)個の力と、駆け引きもうまい。(相手の)両サイドバックが関西選抜と全日本選抜の選手で、右も左もいい選手がいるというのも特徴。もうちょっと課題が見えたので、切り替えの早さとかセカンドボールへのリアクションとかは相手の方が早かったように感じた。そういうところを意識しつつ(リーグ開幕まで)やっていきたい」
▼荒木主将
「試合通してみんな体力も落ちることなく、走り続けていた。先制してから、みんなが受け身になってしまったかなと思う。そこで、失点してしまったのでもっとアグレッシブにいっても良かった。(阪南大)やっぱり流れの中から攻撃してくるし、いろんなところから選手が出てくるので対応しづらかった。個人の技術が高いので、運動量とか激しくいく部分では負けないで行こうと言っていた。ここまでプレシーズン戦ってきて、ここまで接戦とか苦しい試合なくてうまくいってけど、今日はなかなかうまくいかないことが多くて、いつもなら決まっているところも決まらなくてリズムが出なかった。そういう時でも後ろが耐えて最低でも1点に(失点を)押さえとけば良かった。(リーグ開幕まで)得点と守備の基礎のところを大きく勝負を分けると実感したので、もっと突き詰めてやっていきたい」