【準硬式野球】「準硬らしさ」で春2勝目!

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◇平成30年度関西六大学春季リーグ戦第2節対神大2回戦◇3月23日◇わかさスタジアム京都◇

関 大 010 000 210=4
神 大 000 020 000=2

(関)平井、池川、池本-庄中
(神)武田、東野、山本-中山

チームの強みで勝利を奪った。救援陣が粘り強く反撃を待ち、終盤に打線が勝負強さで期待に応える。北野雅己(経3)主将も「準硬らしくできた」と振り返る関大らしさで奪った勝利だった。

もう負けられない第2戦の先発を担ったのは平井巽(法2)。しかし、1回裏、失策と四死球でいきなり一死満塁のピンチを迎える。だが、ここは初球でホームゲッツーに仕留め、先制点は許さない。2回表に相手のミスで先制を奪った直後の守備でも2安打を浴び二死二、三塁と再び正念場。ここも、初球で神大・奥田を左飛に打ち取りリードを守った。

打撃陣はランナーは出すもなかなか得点が奪えない状況が続く。そんな中、4回まで0行進を続けていた平井が、5回裏に不運な安打に暴投が絡み一死二、三塁とされる。2ボールとした3球目、甘く入ったボールを捉えられた。中前に2点適時打を浴び逆転を許した。

5回までで、残塁9とあと1本が出ない関大は6回表。二死二塁から長尾聡大(政策2)の左前打で本日4度目の出塁・高品吉弘(経1)が本塁を狙うもタッチアウト。本塁が遠く昨日の惜敗からの悪いムードを払拭できない。

そのムードを池川尚樹(法1)が薙ぎ払う。6回裏を3人で斬ると、続く7回表に村松健太郎(経3)の安打などで二死満塁とする。絶好機に打席に立ったのは代打・岸本凌(商3)。「ここで得点できなかったら負けてしまう」。初球を振り抜くと打球は中前へ。待望の2点を奪い逆転に成功した。この試合展開に池川も「負けている中僕が投げているときに流れを変えて逆転できたっていうのは僕の理想の形」と、勝ち投手の余韻に浸った。

8回表、二死から村松が出塁すると、相手のミスで三塁へ進む。ここで迎えるのは4番・前田航平(環都2)。「自分のスイングができた結果」(前田)と、この日猛打賞となる中前適時打でリードを広げた。9回は池本直斗(社3)が8球で神大打線をシャットアウト。今季2勝目をつかんだ。

国立大との4連戦を5割とし迎える次節の相手はいまだ無敗の同大。「強いことは分かっている」(前田)。だが、「勝てると思っている」(北野主将)。と、上位食いに意欲を見せる。次節の同大に連勝すると、優勝争いはさらにし烈になる。だが、主将は「まず全員の力を使ってまずは1勝をもぎ取りたい」と、冷静に前を見る。目の前の1戦を見据え王者との戦いに挑む。【文:多田知生/写真:長尾洋祐】

▼北野主将
「前半とかノックの入りとかはエラーもあった、昨日の負けの感じの雰囲気が流れてた。チャンスをなかなかものにできなかったのもそこが原因なのかなというところもあった。その後は今の僕らの戦い方というか、後半でしっかり点を取れるという強みもあって、平井が5回で崩れた後、池川がしっかり押さえてくれたのが結果につながった。全体としては課題も見つかったけど準硬らしくできたかなと思う。昨日と同じくらい残塁があった。ここ1番で打てるバッターがなかなかいない。前田が結構そういう場面では打ってくれているが、下位(打線)になってくると決めれる決定力がないのが課題というか、どう改善していけばいいかわからないところもある。もう少し準備だったり工夫してやっていかなければならない。次はいいピッチャーが来るのでこういう試合をしているとなかなか勝てないのでそこは課題。(投手陣について)平井が前の試合も8回投げて今日も長く引っ張るつもりだった。初回も2回もピンチはあったけどそこをしっかり抑えてくれた。5回に点を取られたものの、次に池川とか池本っていういいピッチャーがいるので、5回に2点取られたのは計算の中には入っていた。次のピッチャーにつなぐ継投がうまいことできた。ピッチャー人としては勝ちパターンを一つ作れたのは収穫。次はまだ無敗の同志社。僕らは神大、阪大にも苦戦した部分はあった。前の秋リーグでも引き分けは1試合作れた。勝てると思っているので、1試合目、まず全員の力を使ってまずは1勝をもぎ取りたい。その後もう1勝に向けて考え直すという形を作りたい。まずは次の第1戦勝つということをチーム全体で考えていきたい」

▼池川
「キャッチャーの庄中とも言っていたけど、流れ悪い時に中継ぎにできることっていうのは三者凡退に抑えたり、ピンチを抑えてりして流れを変えることだと思う。3人で切れて流れを変えれたのはすごくよかった。(7回のピンチは)最初のバッターに死球を当てて、次のバッターにストライク取りに行った球打たれて、課題の2回にピンチになって、庄中にバントでゲッツー取ってもらったので、そこには救われた。課題の2回を守備に助けられて0に抑えられたっていうのは大きいし、負けている中僕が投げているときに流れを変えて逆転できたっていうのは僕の理想の形。それをかなえたってことはすごくよかった。負けているときは流れを変えるピッチング。勝っているときは打線に勢いを続けるピッチングをしていきたい。もらった勝ち。平井さんが頑張ってくれたからっていうのもあるけど勝ち投手はうれしい」

▼前田
「昨日悪い形で負けてしまって、後がない状況で、今日は負けられないところだった。序盤は残塁が多くて点も入らず、苦しい状況だったが、代打の岸本さんがしっかりと結果を残していて、それが勝ちにつながったと思う。勝ち方としては良くはなかったかもしれないけど、今日勝ったのは良かった。(適時打の場面は)内角のストレートを狙っていて、変化球が来たらカットして粘ろうと思っていた。二死から3番の村松さんが出てくれて、相手のミスで三塁まで進んだので、ここは意地でも点を取りたいと思っていたので、食らいついた結果センター前に落ちてくれた。自分のスイングができた結果ヒットになったので良かった。次戦は同大が相手で、強いことは分かっている。どれだけ食らいつけるかだと思うので、自分は自分で役割を果たしていきたい」

▼岸本
「池川が三振していたので、ここで得点できなかったら負けてしまうと思っていたので、何とか1本打てるようにという気持ちだった。ずっとチャンスで使ってもらっていたが、打てていなかったので、一番大事なところで打つことができて良かった。特に狙い球は定めていなかったが、身体が開いてアウトにならないようにということは考えていた。昨日の負けもあり、チームの雰囲気はあまり良くなかったので、今日勝てて良かったと思う。次はこれまで以上にしんどい試合になると思うが、1週間しっかりと調整して勝てるようにやっていきたい」