【スキー競技】アルペンGSL、収穫と課題を得た1戦に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇第88回全関西学生選手権大会アルペン競技、大回転競技大学対抗戦(GSL)◇3月11日◇野沢温泉スキー場カンダハーコース

【女子1本目】
DNF 向真由子(文2)
【男子2部1本目】
6位 谷村浩治(情1) 1:14.38
12位 金春飛翔(文2) 1:18.78
15位 三輪紘暉(安全3) 1:22.19
25位 隅田汀央(シス理1) 1:28.21

【男子2部2本目】
8位 金春 1:20.88
16位 三輪 1:25.27
20位 隅田 1:30.03
DNF 谷村

【女子最終結果】
DNF 向
【男子2部最終結果】
7位 金春 2:39.66
12位 三輪 2:47.46
21位 隅田 2:58.24
DNF 谷村

部員不足でどん底の状態から再建を図り、再出発した昨年から1年生も増え少しずつ戦力も充実へ向かうスキー競技部。昨年は出場3人だったアルペン競技にも5選手がエントリーした。この日、行われた大回転はアルペンスキーの基本ともされる、人気の高い種目だ。小刻みなターン技術とダイナミックなスピードの両者を意識しなければならない。

まず、行われた女子大回転。2年生の向が出場した。序盤は上出来な滑り出しで、「今シーズン1番良かった」と語るも、「いけるわ」と慢心が出てしまう。転倒し、完走できず2本目に進めなかった。

続いて行われた男子2部。谷村が1本目から快調な滑りを見せ6位につける。続く金春は「それ(状態が悪い雪面)に対応しきれなかった」と悔しさを見せた。最上級生となる三輪は15位とポイント圏内につけるも、滑走後に首をひねり少し不満げだった。隅田は今回が大会初出場。1年生の初出場ながら、完走を果たし2本目に駒を進めた。

男子の2本目、全体の1番滑走で三輪が登場した。「実力、経験不足」とタイムは伸びず。その後に滑走した金春も思うようなタイムが出ない。両者ともに1本目から順位は上げたが、「運よく今の結果になった」(三輪)、「上位が転倒とかして、入れた」(金春)と、冷静に振り返った。

上位進出が期待された1本目6位の谷村は序盤でまさかの滑落。「気負いすぎて力入りすぎたところもある」と、無念のDNFとなった。隅田は1本目よりタイムは落としたが、2本目も完走し、順位をさらに上げた。「1年目にしてはよかった」と安どの表情を浮かべながらも「65点」とさらなる活躍を誓った。

1年目の隅田が完走し、谷村も1本目は6位と少しずつ戦力は整ってきた。だが、「圧倒的に試合という経験が足りていなかった」(三輪)。まだまだ、経験値不足は否めない。そのためにも、来シーズンへ向けて1試合1試合を大切にしなければならない。再始動からの1部昇格へ。いつかその舞台をつかむために、前へ進み続ける。【文/写真:多田知生】

▼三輪
「全体的に満足していなくてミスも目立っていて運よく今の結果になったかなという感じ。まだまだ、実力、経験不足かなと感じた。技術不足もすごく感じられた。けど圧倒的に試合という経験が足りていなかった。練習だと同じコースを何回も滑れるけど、試合は1回インスペクションしていきなり本番。そういった経験が足りなくてライン取りとか考えられてなかったので、経験を積んで来年リベンジしたい。来年の全関が学生ラストレース。そこで優勝できるような順位を取りたい」

▼金春
「結果から言うと自分の滑りができなくてタイムもあまり伸びなかった。っていうのが正直な感想。2本目とか特にコース状態が悪くて滑りにくい状況だったんですけど、それに対応しきれてなかった。今日の順位も上位が転倒とかして、入れたっていうのも一部あるのでまだまだ練習が足りないな。(改善したい点は)とりあえず、板を変えますね(笑)新しい板が欲しいです(笑)真剣な話、完走率が悪いのでそこを上げていきたいなと思う。今年国体予選がダメだったので国体出場を目標にしたい。全関でもっと練習して表彰台に上がれるような滑りをしたい。SAJポイントが低ければ低いほどいい位置で滑れる。それが取れるのが11月の大会とかなので大事」

▼向
「(初めの方は)今シーズンのレースの中では1番良い滑りができていたんですけど、そこでちょっと「いけるわ」と思っちゃったのでそこで完走できなかったのでめちゃくちゃ悔しい。(改善したい点は)試合の時のメンタル面。ビビッてビビッて最後やるぞってなった時にトチルっていう良くないことをやっているので禅修行でもして、怖いものを克服できるようにジェットコースターでも乗ってきます(笑)今年の関大は公式の試合がインカレと全関しかなくて、経験値不足は確かに足りなかったけどインカレや全関でいい位置で滑れるSAJポイントっていうのを11月、12月で稼ぎたい。そのポイントを稼げる基礎トレもやっていきたい」

▼隅田
「1年目にしてはよかったと思う。大会の中で状況が1番マシだったので、もっといい結果は出せたかなと思う。けど、まあ1年目にしてはよかったかなと思う。65点。いつもいい雪質、優しいポールでしか練習してこなかったから、大会の時、掘れてるし、セットはきついとなって練習通りの滑りができなかった。練習の時から意識していきたいなと思った。(来年の目標は)全部の大会で安定してポイント獲れる圏内まで行きたい」

▼谷村
「1本目で入賞圏内に入っていたのでちょっと気負いすぎて力入りすぎてたところもある。技術云々だけでなく体力とか筋力のようなものもあったと思う。滑る体力とか足りなかったと思うのでそのあたりを見直していかないといけないと思う。試合でも落ち着いて滑れるメンタルを改善したい。あとは板ですね。(来年の目標は)とりあえず完走したい。今回は途中棄権ばっかりだったので」