【テニス】決勝戦、関西初制覇にあと一歩届かず準優勝

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◇平成29年度関西学生新進トーナメント◇3月8・9日◇万博テニスガーデン◇
【女子シングルス決勝】
●沈1(6-3、4-6、2-6)2堺(姫大)
【女子ダブルス決勝】
●橘・中谷(甲南大)1(6-2、4-6、8-10)2栗本・前田(関学大)

いよいよ最終日を迎える新進トーナメント。関大からはシングルスで沈清河(法2)、ダブルスで橘彩音(経3)が初の関西女王へ向け決勝戦に挑んだ。

沈は第1セットを3ゲーム先取され後手に。しかし、第4ゲーム沈がサービスをキープするとここで流れが変わる。1ゲームを取られ動揺したか相手のミスが増える。雨の影響もあってか思い通りにいかない相手を尻目に安定したラリーを見せた沈が6-3でセットを先取。このままの流れに乗りたかったが雨足が強くなったため、ここで試合は延期となった。

翌日に行われた第2セットも鋭角にコースを突き恐れずラケットを振り抜く相手に苦しむ。いきなり4ゲーム連取されてしまう。2-5となりそこから相手のサービスを撃破し4-5と粘るも取り切れず勝負はファイナルセットに。しかし、「勝ちたいという気持ちが強すぎた」。初栄冠がかかった決勝戦で「次にどうポイントを取ろうとか全く考えられなくて頭が回らなかった」と沈。ファイナルセットも勢いに乗る相手を止めることはできず準優勝となった。

ここまで全試合ストレート勝利を収め決勝に進んだ橘・中谷組。相手は第1シードの関学大ペア、昨年の春関でも準優勝と実績のある強敵に挑む。「基本的にダブルスは楽しくやろうというのを心懸けている」と橘が語るように試合中はもちろん、チェンジサイズ時でも真剣な表情で話しあう相手ペアと対照的に笑顔であった。息の合ったプレーを見せ第1セットは難なくと先取。

しかし、セカンドセット、「自分たちが守りに入ってしまった」。攻めきれずミスが増え今大会初の10点先取のスーパータイブレークまで持ち込まれた。フェンス越しで応援してくれる関大、甲南大の両校から1ポイント、1ポイント熱い声援が送られ、「団体戦をやっている気分だった」と橘。一進一退の攻防を繰り広げ、7-9に。しかし最後は橘のフォアハンドのストロークがサイドラインを割り試合終了。接戦を演じるもあと一歩頂点に届かなかった。

 

今年初の関西学生大会で単複ともに2位の成績を収めた関大。鎌田琴衣(社2)も第1シードを破る活躍を見せたものの、初の栄冠を逃した沈、橘ともに「悔しい」とこの結果に慢心するものはいない。次の直近の学生大会は5月の全日本インカレにつながる春関だ。「去年、春関で8人中6人インカレにいけているのでその本数を減らさず増やしていけるようにしたい」と橘主将。最終目標である王座制覇に向け、また新たな1年が始まった。【文/写真:三木勇人】

▼橘女子主将
「ファーストセットは自分たちが良い状態でできていた。セカンドセットから自分たちのミスが多くなってしまったのと守りに入ってしまって攻めていけなかった。今回は私が優勝したことがなくて今回はできる状態だったので結構悔しい気持ちがあります。(決勝までいけると思っていた?)いや、どっかでやらかしてしまうかなと思っていました。初戦もセカンドセットの5-2からタイブレークまでいってしまってうまくいかないところもあった。でもどんどんうまくいって練習してないから合ってないという感じはなかった。(笑顔は意識している?)何をしようとかは特に決めていないがとりあえず楽しくやろうと思ってた。基本的にダブルスは楽しくやるというのを心懸けているが大学で関大同士になるとこのポイントはこうしてなどコーチからも言われるので楽しさよりしっかりしないという気持ちが勝ってしまうが今回はそういうのがなかった。(甲南大の応援は力になったか?)関大はあんまり声を出して応援する感じではなくて、あれだけ応援でも戦ってくれて良かったです。団体戦をやっている気分でした。(準優勝の結果について)ここまできたら優勝を見ていた分悔しい。女子全体としてはシングルスもベスト4に2本残って良かったんですけど負けた試合は沈の試合も自分の試合もチャンスが無い訳ではなかったのでそのチャンスを逃してしまったのがもったいないかなと思います。(これからの意気込み)個人的には関西の戦いがあと2大会しかなくてずっと優勝を逃しているので優勝したいと思います。チームとしては去年春関で8人中6人インカレにいけているのでその本数を減らさず増やしていけるようにしたい」

▼沈
「初めての決勝戦で昨日からすごく緊張していた。いつも以上に勝ちたいという気持ちが強すぎてプレーに影響がでた。(悔しい気持ちとうれしい気持ちどちらが大きい?)悔しい気持ちが大きくて満足とかはしてなくて、春関になると越野(菜摘=文2)とか園田の小池という強い選手もでてきて今回よりももっと厳しい戦いになる。その2人がいない中で今回優勝したかった。優勝できる実力はあったとしてもメンタル面でチャンピオンになるところまではいってないなと思った。昨日は風もあって、今日は天候が良くなりイレギュラーが少なくなった中で自分が勝てなかったというのが本当実力かなと思います。(どのセットも先行せれる展開だった)ゲームプランでは結構(先行される場面が)多いが自分的にはできたら先行はしたい。先行されてるときに集中力が上がるのは分かっているが上にいくほど0-3とかになると点が離れてしまう。今大会はスロースタートが多くてそれは課題かなと。勝ててるときは次にこうしようとか頭の中で考えられるが今日は勝ちたいという気持ちが強すぎた分、次どうポイントを取ろうとか全く考えられなくて頭が回らなかった。ただテニスしているだけだった。どこかで集中力を上げて流れを変えるプレーをしなくちゃいけなかった。(春関、夏関に向けて)はっきり言うと新進より春関、夏関、リーグの方が大事な戦いになる。越野も戻ってくるのでそこでいかに自分の成長した姿を見られるようにこれから毎日練習していきたい」