【バスケットボール】バスケットボール部の練習に1日密着

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昨年は関西学生リーグ戦2部リーグで全勝優勝を成し遂げ、最終節を待たずに1部昇格を果たし、チャレンジマッチへと進んだ関大男バス。今年は、1年生からチームの柱として活躍してきた森田雄次(人3)を主将に据え、1部の舞台で強豪たちと激突する。

3月に関東の大学やB1リーグ所属のプロバスケットボールチーム・大阪エヴェッサとの試合を控え、1カ月早くチーム作りが進む。そんな関大男バスのある1日の練習に密着した。(取材は2月中旬)

朝7時半。朝練がスタート。尾﨑勇太ヘッドコーチ(HC)のあいさつの後、アップが始まる。

選手たちがバスケットボールに触れたのは、開始から約10分後。最初は1人1つボールを持ち、続いて1人2つのボールでその場でドリブル。ボールを前後やクロスさせながら動かすことでボールの感覚を確かめていく。

続いて、ゴールを使った練習に入っていく。レイアップシュートなどの基本的なシュート練習が行われる。ボールをボードに当てずにシュートを打つ練習も。選手たちの表情は真剣ながらも、和やかな雰囲気で朝練が進む。

マネージャーや学生トレーナーも、実際にボールに触れながら練習を手伝う。朝練の後半には、実際の試合を想定しながらシュート練習を行っていた。

朝練では、バスケットボールの基本的な動作の練習に重きを置く。
「個人のスキルアップのために、チーム練習とは別のシューティング練習やドリブルを朝にしています」(橘初音学生コーチ=人1)。「午後につながるので、朝練は個人的にいいと思う」(梶原聖大=情3)。

16時からは凱風館1階パワー・ジムでウエートトレーニング。2月からは新1年生も数人参加している。新1年生は4月にチームの一員としてスタートが一緒に切れるようトレーニングを積む。

「2~3月は体づくりの時期。バスケ男子のウエートトレーニングは、トレーナーコーチと連携してやっている」と坂口トレーナー。下級生のトレーニングを上級生が手伝いながら、コミュニケーションを取りつつメニューをこなしていた。

17時からは再び体育館での練習。「朝の練習をふまえて、チームで決まっている動きを確認しています」(橘学生コーチ)。基礎的な朝の練習に比べ、より実践的な内容になる。「今はフォーメーションの動きが大事になってくる。フロアバランスももっと徹底的にやれば、よりいい感じになる」(梶原)。

尾﨑HCは「頭を使ってバスケをしているが、うまくいかずフラストレーションが溜まっている人もいる。でも乗り越えられたらどのチームにも勝てる」と自信を覗かせる。また、チームの雰囲気に関しては「常にいい」と森田主将。しかし「チームとしての意識の共通理解はまだまだ」と冷静にチーム状況を分析した。

この取材の前に行われていた合宿については「本当に勝ちに行こうという雰囲気をつかめた」(足立臣哉=人2)。この日の午後の練習をサポートしていた井澤莉央マネージャー(政策3)も「合宿を終えて雰囲気が良くなって、新4年生が引っ張っていっているのが目に見えて分かる。頼もしい」とチームの成長を感じていた。さらに、Bチームのキャプテンを務める木田健二朗(経3)は、「Bチームは練習の雰囲気に波があると感じていたから、それを常に高くキープできるように」と語り、チーム全体の士気の高さをうかがわせる。

明日、関西大学東体育館竣工記念エキシビションマッチでB1リーグ・大阪エヴェッサと対戦する関大男バス。「いつもとは違った緊張感があると思う。オープニングイベントというだけでなく、何かを得たい」(尾﨑HC)。戦いの中で、強くなる。チャレンジャーとして戦い続ける時、関大男バスは最強のチームへと進化する。【取材・構成/宮西美紅】