【テニス】新進3日目、16強出揃う!

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◇平成29年度関西学生新進トーナメント◇3月3日◇万博テニスガーデン◇

【男子シングルス3回戦】
○柴野2(6-1,6-3)0中山(同大)
○林 2(6-2,6-2)0神谷(関学大)
●工藤0(1-6,3-6)2安藤(大体大)
●服部0(2-6,2-6)2大塚(神院大)
●高橋0(1-6,4-6)2吉田(甲南大)

【男子ダブルス2回戦】
○林・柴野2(6-2、6-1)0板倉・深井(関学大)
●上曽山・大野0(3-6,3-6)2楠部・矢ノ川(近大)

【女子ダブルス1回戦】
○橘・中谷(甲南大)2(6-2,7-6(3))0濱本・末吉(松蔭女大)
○鎌田・伊藤2(6-0,7-5)0近江・新居(関学大)
○大野・中塚2(6-3、6-4)0大塚・中谷(同大)
今年もこの季節がやってきた。今年度最初の学生大会である、関西学生新進トーナメントが1日から開幕。3日目である今日はベスト16進出をかけ、プレーヤーたちは赤土で火花を散らした。

男子シングルス3回戦では、林大貴主将(社3)が序盤から攻勢に出る。力強いストロークを軸に危なげなくストレート勝ちを収めた。ダブルスでペアを組む柴野晃輔(文3)も勝ち進んでおり、「柴野と決勝で当たるのが目標」と意欲を見せた。

関西学生大会(新進、春関、夏関)で初のベスト32入りを果たした服部達也(商2)は格上の第10シードの選手と対戦。最初のゲームをブレークし幸先の良いスタートを切ったが、「すべて違う」(服部)。徐々にエンジンが掛かった相手の質の高いテニスに対応しきれず最後はストレートでの敗戦となった。

工藤丈寬(人3)は昨年の夏関でも敗北を喫した相手と相まみえる。相手の緩いボールに対し果敢にフォアで打ち込むも、粘る相手に中々勝負どころでポイントを決めきれない。第1セットを落とし、第2セットは0-3から2-3に取り戻す気迫を見せたが、長いラリーが続いても安定してコートに打ち返す相手に勝利を手にすることができなかった。

柴野晃輔(文3)は普段よりネット前でのプレーを増やし、早めの展開で主導権を握った。開始5連続でゲームをものにするなど、あっという間にセットをものにする。中盤からは相手に粘られる場面も見られたが、ストローク戦でも柴野の独擅場だった。ダウンザラインも決まりだし、終始優位に試合を進めストレート勝利を決める。

ラッキールーザーで本戦出場権をつかんだ高橋倫(情2)。「今回がチャンス」という高橋の言葉通りチャレンジャー精神でシード選手と立ち向かう。得意のフォアハンドで攻め込み、ポイントを奪う度に声を出し、自分を鼓舞。第1セットを失い、迎えた第2セットは4-4と格上相手に互角の戦いを見せた。しかし、要所でダブルフォルトが続くなど粘り切れず敗北を喫した。

男子ダブルスの林・柴野組。昨年の新進からペアを組む2人は、序盤から相手を圧倒。林がストロークで組み立てれば、柴野のボレーも決まり、尻上がりに内容は向上。試合を通じて失ったゲーム数は3と、昨年優勝した実力を見せつけた。

上曽山拓実(人2)・大野翼(経1)組は、第1セットから先行される苦しい展開。第2セットの中盤で反撃するも、全体を通して波に乗り切れず、ストレート負けを喫した。

女子主将・橘彩音(経3)は甲南大の中谷とペアを結成し、今大会に出場。「国体で1回だけ」の急造ペアで挑んだ。試合は開始から2人のストロークを中心にポイントを連取。相手とのラリー戦に打ち勝ち快勝を収める。しかし、第2セットではダブルフォルトが目立ち、ファイナルまでもつれるなど課題も残った。「まだこれから」とさらに調子を上げ明日以降に挑む。

1、2年生ペアである鎌田琴衣(社2)・伊藤優花(人1)組は第1セットを快調な滑り出しを見せ6-0で先取。しかし、一転第2セットは5-3から2ゲーム連取され追い付かれるなど一進一退の攻防を繰り広げる。追いすがる相手を振り切り、なんとか勝利を挙げたものの、「丁寧になりすぎて自分たちのペースがつかめなかった」と伊藤。明日はベスト8を懸け、第3シードの強豪と対峙。自分たちのプレーを出し切り金星をつかみたい。

女子ダブルス1回戦には、大野菜々子(社1)・中塚桃子(人1)組が登場。第1セット、第2セットともに互いにゲームを奪い合う展開となるが、随所で連携の良さを見せ、1回戦を突破した。

男子は単複ともに林、柴野の3回生コンビが16強入りを果たし、女子はダブルス3ペアとも1回戦を突破。明日の4日目からはトーナメントは佳境に入りシード選手同士の激しいバトルが予想される。一戦、一戦ベストを尽くし頂点までたどりつきたい。【文/写真:長尾洋祐・松浦智・三木勇人】

▼林男子主将
「シングルスは、昨日ファイナルセットまでいったので、今日はしっかりと大事なところを取れて良かった。明日当たるのが2年前負けた相手なので、絶対にリベンジしたい。ストロークの質を上げ、自分らしいテニスをしたい。ダブルスは、初戦にしてはぼちぼちといった感じ。特段に良かったわけではなかったが、お互いにやることをやり、2人で相談しながらできた。柴野とは、去年のこの大会から組んでいるので、お互いの強みや特徴は分かっているので、連携の点では心配ないし、うまくいけていると思う。(ダブルスに関しては)いつも通り自分たちのやることをやれば負ける相手はいないと思っている。シングルスと同様、自分のテニスをしていきたい」

▼橘女子主将
「ペアとして練習したのは先月の22日とこのコートで練習した26日だけ。国体でペアを結成したその1回だけ。誘われたのでコーチとも相談してオッケーと言われたのでペアを結成した。(試合中どんなことを意識したか?)特に何もしていない。まだこれからだと思う。クレーコートは嫌いではない。テニススクールがそうだったし、他の選手よりは得意だと思う。試合は少し緊張した。2セット目に2人ともサーブの調子を崩してしまった。でも、楽しめて試合ができたと思う。まだ互いに遠慮して合わせることができていないのでよくなっていけば良いかと思う。サーブとリターンが崩れると今日みたいな展開になってしまう。40-40など締めるポイントを改善していきたい」
▼高橋
「ラッキールーザーで入って、今回がチャンスと思って自分から攻めていこうと思ったけど、相手も結構返してきたのでそこで粘りが出なかったのが悔しい。フォアハンドが得意なのでそこで展開を作ってストレートで決めるというのをイメージしていた。(第1セットから第2セットでの変更点は)今日はフォアが調子が良くてファーストセットは自分のミスが多くなっていたのでセカンドセットは相手とラリーをしてチャンスをうかがいながら自分から攻めていけた。(得点の度に声を上げていた)最近、声を出した方が調子がいいことに気付いた。緊張しているときは声を出していなかったので、練習から声を出していきたい。今回はベスト32に入れたので次にいくためにはシード選手を倒さないといけない。(今シーズンの目標は)まずは本戦に上がって次はベスト16、8を狙えるようにしたい」
▼服部
「実力差があって初めて上位の人と対戦させてもらってすべて違うなと思った。(初のベスト32入りについて)しっかりゲームをやっていけるというのは感じた。(今シーズンの目標は)今回32に入ったのでしっかりもっと上位に食いこんでいきたいし、本戦に出続けてその中で結果を残したい」
▼大野菜
「相手が高校の同期で、気持ちとしてはやりにくいところはあったが、中塚と自信を持って臨むことができた。ただ、緊張もあり、自分の持ち味はあまり発揮できなかった。自分はボレーで動くタイプなので、中塚がストロークで組み立ててくれるので助かる。雰囲気や調子がいいわけではなかったが、試合のときは明るくやろうと言っていたので、それができたのは良かった。最終目標は優勝だが、相手は強い人が多いので、1試合1試合頑張っていきたい」
▼中塚
「今回、大野と初めてペアを組んだ。他の大会にでたりして、その成果が出せたかなと思う。同期なので、言えることもたくさんあり、お互いの意見を言い合いながら試合中も作戦を考えることができているのでとてもやりやすい。どちらかが沈んでしまうと2人で沈んでしまうことが前の試合でも多かったので、そこは2人で盛り上げていこうという話を試合前にしていたので、その点はできたかなと思う。(今後へ向けて)守るところは守り、攻めるところは攻めていきたい」
▼伊藤
「春関しかダブルスで(本戦に)上がってなくて新進で鎌田さんと組ませてもらって始めは緊張したんですけど試合を重ねていくうちにコートにも慣れてきてファーストセットは自分のペースで取れたのでそれは良かった。でも、セカンドセットは丁寧になりすぎて自分たちのペースがつかめなかったのは反省点です。次の試合はもう少し思い切り声を出したり、先輩と組んで緊張して自信を持ってプレーできなかった部分もあったので思い切り自分らしく頑張ろうかなと思います。(目標は)ベスト8です。