【拳法】男子準優勝、女子7連覇。悲願のアベック優勝あと一歩届かず

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◇第62回全日本学生選手権大会◇12月10日◇エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)

【最終結果】
女子 7連覇
男子 準優勝

女子最優秀選手賞 坂東マリア
技能賞 赤堀俊

「アベック優勝」にはあと一歩届かなかった。

男子は4月の西日本団体で予選リーグ敗退に終わったが、個人戦では赤堀峻主将(商4)と上垣内一成(商3)が結果を残してきた。昨年の全日団体はベスト8敗退。悲願の優勝を目指し、トーナメントを戦い抜いた。

神大と大体大に難なく勝利しベスト8に進出すると、準々決勝では優勝候補の一角である立命大を代表戦の末に下した。


▲灰谷

準決勝は関学大。先峰・高丸雅貴(商2)と次峰・澤井健人(文4)が1分足らずで敗れ苦しい展開となるが、三峰・伊藤雅崇(政策2)が主将の豊岡(関学大)から大きな1勝を挙げる。続いて中堅・上垣内も勝利し、試合を振り出しに戻した。


▲高丸


▲伊藤

三将・谷本悠馬(社2)は1本先取されるも2本取り返し、副将・茂木奨吾(人4)も引き分けに持ち込む。勝利の行方を委ねられた大将・赤堀は残り1分を切ったところで立て続けに得意の面突きが決まり、2年ぶりに決勝進出を果たした。


▲谷本


▲茂木

優勝まであと1勝となるが、今大会5連覇中の明大が立ちふさがる。高丸、澤井、谷本の3人が0-2で敗れ後がない状況に。しかし、ここから粘りを見せた。中堅・上垣内が1本先取。直後に胴蹴りで1本返されるが、残り22秒で胴蹴りが決まり1勝目を挙げた。


▲上垣内

三将・伊藤も逆転勝ちで優勝への望みをつないだが、副将・茂木が0-2で敗れ大将戦を前に関大の敗北が決まった。2本目を決められると、膝に手をつき悔しさをあらわにした。

大将戦は赤堀が全日本個人を制した百合草(明治)と戦った。どの試合も落ち着いた入りを見せる赤堀だが、この時は序盤からコート全体を使って攻めに攻め、気持ちの入った戦いを見せた。1-2で敗れたが、関大として主将としての意地を感じさせる戦いぶりだった。


▲赤堀

女子も難なく立命大との決勝へ進出。決勝は坂東マリア(社4)、脇山沙樹(法4)、準決勝まで出場していた山原千歩(法3)に代わり岡本敦美(文2)が出場した。先峰・脇山は開始20秒のうちに押さえ込み面突きを2本決める。今年は個人戦で結果が出せずにいたが、全試合1分で勝負を決め強さを見せた。


▲脇山

中堅・岡本は個人大会を総なめしている岡崎と対戦。9月の総合選手権決勝では1分足らずで敗れるもこの日は序盤から積極的に攻め、組み合いになりながら1本を狙った。最後は残り6秒で2本目を決められ敗れたが、強敵を相手に粘りの戦いを見せた。


▲岡本

大将は坂東。面突きで怒涛(どとう)の攻めを見せ、立て続けに面突きを決めた。前人未到の連覇記録を7に伸ばし、連覇に貢献してきた4年生の坂東と脇山は有終の美を飾った。


▲坂東


▲優勝が決まり笑顔を見せる坂東と脇山


▲学歌斉唱

今年も悲願達成とはならなかったが、男子は立命大と関学大を倒し決勝まで登りつめ、女子は今年も圧倒的な強さで7連覇を達成した。来年は上垣内が主将、山原と安田勝(政策3)が副将を務める。近いようで遠いアベック優勝を、来年こそ手繰り寄せる。【文:川﨑恵莉子/写真:西井奈帆】


▲(左から)赤堀、澤井、上垣内


▲7連覇を果たした女子