【アイススケート】宮原、三浦・市橋組がメダリスト・オン・アイスに出演

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I◇オールジャパン メダリスト・オン・アイス2017◇12月25日◇武蔵野の森総合スポーツセンター◇

熱戦から一夜明け、平昌(ピョンチャン)五輪日本代表に選出された宮原知子(文2)や、四大陸選手権大会への派遣が決まった三浦璃来(大阪スケート倶楽部)・市橋翔哉(安全2)組がエキシビションに出演。五輪代表や、国際大会への出場を決めた選手たちと共演を果たし、会場に詰めかけた大勢のファンを魅了した。

オープニングでは、三浦・市橋組はショートプログラム(SP)の衣装を着て登場した。宮原は競技会では着用していない白の衣装を着て現れ、男子シングルで2連覇を果たし、五輪代表に選ばれた宇野昌磨(トヨタ自動車)がスピンを披露する周りでスパイラル。同い年の全日本覇者が会場を沸かせる。

三浦・市橋組の曲目はSP『ミス・サイゴン』。試合さながらのリフトやデススパイラルで観客を盛り上げる。競技用のプログラムだが、エキシビションの照明に照らされ、ステップシークエンスはいつもより優しい雰囲気に包まれた。

宮原は今季エキシビションで使用している『アラフェンス』をこのメダリスト・オン・アイスでも披露。SPやフリーとは一味違う大人っぽい表情を見せる。3回転ループやレイバックスピンなどのエレメンツもしっかりと決め、観客はスタンディングオベーション。アンコールでは『SAYURI』のステップシークエンスからを見せた。楽しそうに演技した宮原は、五輪へ「とにかく楽しんで、自分らしい演技を」と意気込んだ。

また、五輪日本代表によるスペシャルクリスマスメドレーでも観客を楽しませる。田中刑事(倉敷芸術科学大)らと共演した。

宮原はフィナーレでも宇野とジャンプなどを披露。三浦・市橋組はペアコンビネーションスピンを見せ、氷上の祭典を彩った。宮原は終演後に高橋成美(木下グループ)と談笑するなど、終始リラックスした様子だった。

ついに思い焦がれた夢舞台に挑戦する宮原。前日の代表発表では「たくさんの声援をいただいて、本当にパワーをいただきました。ありがとうございました。オリンピックは今からワクワクしていて、どんな舞台なのか想像もできませんが、ここまで来られた感謝の気持ちをしっかり演技に出して、また精一杯頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」とコメントした。

けがを乗り越えて、4年間守り抜いた全日本女王の座。それでもおごることなく、つらい時期を支えてくれたすべての人たちへ感謝の気持ちを忘れない。いざ、ワクワクのつまった五輪の舞台へ。来年2月、宮原知子が平昌の地で舞う。【文:宮西美紅/写真:多田知生】