【アイスホッケー】好ゲームを演じるも、リベンジ叶わず

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◇第90回日本学生氷上競技選手権大会準決勝◇12月28日◇テクノルアイスパーク八戸◇
【第1P】関大2―1明大
【第2P】関大0―2明大
【第3P】関大1―2明大
【試合終了】関大3―5明大

本日行われた全日本インカレ準決勝で関大は前回大会覇者の明大と対峙した。前回大会でも敗れた強敵に照井皓太(人2)が先制点を挙げるなど第1P(ピリオド)はリード。第2Pで逆転され最終Pに三浦詰平(人2)のゴールで追い付く意地を見せたものの、最後は王者の底力を見せられ準決勝敗退となった。

「チーム一丸となって戦えていたんで凄くいいゲームでした」。試合後の土居功弥主将(人4)の言葉が物語るように難敵相手に最後まで食らい付いた。先制したのは関大。第1P5分、FW香田悠匠(人3)がパックを自陣のブルーラインからアタッキングゾーンまで運ぶ。そこからシュートしたこぼれ球を照井が即座に奪いゴールネットに押し込んだ。待望の先制点に照井はガッツポーズで喜びを爆発させ、ベンチも大いに湧く。

その直後に失点するも11分に相手のペナルティーが連続し訪れた5対3の好機を生かした。じわりじわりと4人がパスを回し最後はゴール前にいたFW佐野優(文4)が押し込む勝ち越しに成功。リーグ戦で課題としていたパワープレーを前日に引き続きものにし、リードした状態で第1Pを終える。

しかし、第2Pでは明大が関東王者の意地を見せる。昨日の早大戦でも第2Pに5得点と猛威を振るった相手に開始29秒で点を許し、8分にも左サイドからゴール右下をこじ開けられ逆転を許す。その後も相手の猛攻が続くがディフェンダー、フォワード関係なくチームで徹底した体を張るブロックショットを行いしのぎ切る。

1点が欲しい最終P。シュート3本に終わった第2Pとは打って変わり開始すぐに香田がファーストシュートを放つなどチームで積極性を見せ付ける。すると4分に三浦がゴール前の混戦の中からスティックを振り抜きゴールに突き刺した。

全国の舞台でチームを引っ張ってきた看板セットが機能し同点に追い付く。その後は均衡した状態が続き、相手に攻め込まれてもGK大塚玲央(政策4)を中心にゴールを守り抜いた。関大の固い守りを強豪相手に見せ続けていたが12分に隙を突かれ、スロット付近で相手にシュートを決められる。失点が許されない終盤にも相手の個人技から追加点を許し、試合終了。最後は相手に軍配が上がった。

「足りないところはなかった、個々が意識してやることをやっていた」(土居)。持てる力を出し尽くし優勝候補相手に息詰まる熱戦を演じた。今日の敗戦により、悲願の日本一という目標は途絶えた。しかし、ここで終わりではない。明日には3位決定戦が控えている。いまだ全日本インカレの3位決定戦で勝利をつかんだことがない関大だが、土居は「絶対に3位になって大阪に帰れるよう全員ホッケーをやって勝ちたい」と前を向く。関大らしいホッケーで最後を締めくくる。【文:三木勇人/写真:西井奈帆】

▼土居主将
「去年敗れた相手でもあったので準備からみんな気合いが入っていた。勢いをキープしていこうと話していたし、チーム一丸となって戦えていたんで凄くいいゲームでした。相手にスキルが高い選手がいたので突っ込まないようにというのを特に意識してスロットをケアするように守りの部分で指示が多くてそれが意識してやっていたし、シュートブロックもフォワードが特にいっていたので、プラン通りにはやっていました。(1ピリから何か変えた部分はあったか?)全くホッケーも変える気はなかったし、やることやってたら勝てると思っていた。2ピリも守る意識が高くてゴーリー中心に守っていて良かった。ただ、Dゾーンで攻め急いだというか持っちゃう場面で失点してしまったのでそこは修正していきたい。足りないところはなかったと思う。今までやってきたDゾーンでの守り、ニュートラルゾーンのトラップもしっかり守れていた。課題であったスコアリングも先制点をしっかり取れていたし個々が意識してやることをやっていたので良かったと思います。(明日への意気込み)いつもここで3位になりきれていない部分があるのでまたいい意味でリセットして絶対に3位になって大阪に帰れるようにベンチもエネルギー出して全員でホッケーをやって勝ちたいです」
▼佐野副将
「流れもどっちがいいという訳ではなく均衡してその中でスコアを多く取った方が勝つのでそういうところが明治の方が勝っていたかなと思います。チーム全体としてやろうとしていることは60分間できていたとは思うんですけどその中でも細かいところをケアレスミスが防げていたら失点も防げたのかなと思います。(あと2点での敗戦でした)この2点は結構でかいと思います。個々の差っていうのをシーズン通して埋めきれなかった。均衡した試合になればなるほどそういうのが出てくると思うので、そこを埋めるのはまた来年新チームになってから個人個人が意識しながらやってもらいたいです。(明日の意気込み)毎年毎年ベスト4までいって3決で勝ててなくて4位という結果なので今年こそはしっかり3位を取って大阪に帰りたいです」
▼木下副将
「(試合序盤は第2セットで出場していた)デフェンス重視の形で、守備の意識、まず失点ゼロに抑えることが大事なのでそこで起用されたと思います。3対3の同点になったくらいでいけるかなと思っていたんですけど明治のフォワードがうまくて個人技にやられたかなと思います。(明日の意気込み)全員で全力でホッケーして勝ちたいと思います」