【野球】3年生コンビが打点も悔しい逆転負け

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◇平成27年度関西学生秋季リーグ第4節対同大2回戦◇9月27日◇ほっともっとフィールド神戸◇

同 大 000 004 200=6
関 大 101 010 000=3

(同)柏原、漆原、平尾奎、平尾拓―川端
(関)阪本大、増村、山本、吉川―久米、高橋佑

前日の試合で同大に先勝し、連勝で勝ち点奪取を狙う関大。春季は2戦目の投手が固定できずに3位に終わった。今日の先発は前回登板で8回無安打と完璧な投球をした阪本大だ。9月下旬とは思えない強い日差しが照り付ける中、2回戦が幕を開ける。

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阪本大は1回、2死三塁のピンチを迎えるも、最後は同大4番・井手のバットをへし折るこん身の真っすぐで切り抜けた。それ以降も走者は背負うが、得点を与えない投球を見せる。

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前日に「ターニングポイントは先制点」と力強く語った石丸主将。その言葉通り、初回から関大ナインがグランドで躍動する。相手先発・柏原の制球が定まらず、そこにしっかりと付け込んだ。2死満塁のチャンスで迎えるは6番・安井。昨日、今季初スタメンに応えられなかった分、強い気持ちを持って打席に向かった。1ボール2ストライクからの4球目。狙っていた真っすぐを素直に左前に弾き返し、チーム待望の先制点をもたらす。

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昨日に続く、初回からの得点で試合の主導権を握った。続く3回にはこの日4番に抜擢された小池にチャンスで打順が回る。「最悪外野フライのイメージで打席に入った」。初球をきっちり捉えた打球は犠飛となり、1点を追加。

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さらに、5回にもこの日2打点目となる小池の犠飛で追加点を奪う。昨日は先制後からなかなか追加点が挙げられなかった関大。4番定着も春季からの課題だが、今日は小池がチャンスを確実に得点につなげ、しっかりと起用に応えた。前半は完全に関大ペースで試合が進む。

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「粘っていたが、あの回がもったいなかった」と早瀬監督が振り返ったように、ここまで好投を続ける阪本大が6回に突如、相手打線につかまる。2番手の増村にスイッチするが、失策も絡み、この回一挙に4失点。快勝ムードから一変して、逆転を許した。さらに同大は7回、主砲・井手の本塁打で追い打ちをかける。完全に勢いづいた相手を前に、前半機能した打線が後半は沈黙。「気の緩みがあったかもしれない」と石丸は試合後、悔しさをあらわにして振り返った。3-6での逆転負け。勝負は明日の第3戦に持ち込まれた。

敗戦の中にも収穫はあった。3年生コンビの小池と安井だ。チームでも活躍が期待されており、この日はそろって打点も挙げた。さらに、3年生では昨年からレギュラーを張る永岡もいる。今日は失点につながる失策こそ犯したが、3打数2安打と気を吐いた。

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昨日は4年生が活躍し、今日は3年生が意地を見せた。春季の課題であった得点力不足解消にも糸口が見えつつある。優勝に向けて勝ち点を落とすことは絶対に許されない。チーム目標である「3得点以上2失点以内」の試合運びで、勝負の3回戦を全員でつかみ取る。【高橋良輔】

▼早瀬監督
「阪本も頑張っていたが、あの回に捕まってしまった。つけ込まれる形になってしまって、そこは課題。前半は1点ずつしっかりと取れたが、後半は打線が機能しなかった。そこが敗因。(4番の小池について)きっちり外野まで運んでくれたけど、守備が課題。チームの目標である3点は取ったけど1イニングで4失点したら苦しい。でも、振り出しに戻っただけなので、また明日しっかりやるだけ。勝ち点を取りにいきたい」

▼石丸主将
「良い点もあったが、隙があったと思う。最初はいい感じに入れて、得点も積み重ねられていたが、気の緩みかわからないけど、後半の戦いは力不足を露呈してしまった。でも、(小池、安井選手など)打つべき人が打って打点を挙げたことは明日につながる。チームとしても期待している二人。今後も活躍してほしい。明日落としたら優勝はないに等しくなる。もう一度引き締めて明日頑張りたい」

▼小池
「(今日の試合4番での出場について)特別意識したことはなかった。いつも4番を打ってやろうという気持ちでやっている。(2打席目を振り返って)最悪犠牲フライと思って打席に入った。自分は初球から積極的にいくタイプ。しっかり振れたことが結果につながった。(3打席目は)監督から初球のストレートにしぼって思いっきり大きいのを狙ってこいと言われた。ボールだったけど、次の球を犠牲フライにできて良かった。でも、1打席目のチャンスの場面での凡退が課題。あそこで打てないから4番が固定できない状態が続いている。でも、高校でも一緒だった安井が先制打を放ってくれて自分のミスをカバーしてくれた。明日もまだ出場できるかわからないが、しっかりと4番を任せてもらえるようにチャンスでしっかりと打ちたい」

▼安井
「(昨日からスタメン出場について)特に考えず、できることだけをしっかりやろうと思っていた。昨日は結果が出なかったが、今日は逆に開き直ってプレーできた。(先制適時打を振り返って)ここで打たないと使ってもらえないと思った。とにかく強い気持ちで打席に向かった。追い込まれたけど、相手はコントロールに苦しんでいた。ストレートが来るなと思っていたら読み通りだった。先制できたので、良かったと思う。(今日活躍した小池選手について)高校の時から一緒にやっているけど、大学で二人揃って出たのは今日が初めて。新鮮な気持ちだった。4回生の力も必要だが、3回生もどんどん引っ張っていかないといけない。明日勝って勝ち点を取れないと優勝はない。しっかりと勝ちにいきたい」